東海道五十三次踏破 第10話 小田原宿~箱根宿 | ブラまくり

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ラーメンを食べ歩くヒマ人の記録

 

日本橋から京都の三条大橋までの東海道五十三次を踏破した思い出を忘れないために、、、

 

そして盟友Qさんとの想い出も思いだしながら・・・

 

という事で書き始めた旅歩きの記事。

 

東海道五十三次としては5日目になります。

 

 

2012年5月26日

 

前回歩き終えた小田原からスタートするため新横浜駅から新幹線の小田原に停車する一番早いのに乗車。

 

たしか、、、朝6時発車だったと思う。

 

何故こんな早い新幹線に乗車したかというとこの日のうちに小田原から箱根を越えて三島まで行きたいから。

 

極力終了地点を鉄道駅にしたいという理由が一番です。

 

次の事を考えると前回終わった場所が山里離れた所でバスで行かなければならないのは再スタートするのに不便だしね。

 

さらに鉄道網が充実している東京・神奈川から離れる今後は日帰りも厳しいので1~2泊も覚悟になりますね。

 


小田原市街地に入ると旧東海道は国道1号線から離れるため84kmキロポストは画に収めることが出来なかった。

 

小田原駅から小田原宿までは徒歩15分ぐらいかかる。

 

早朝6時半頃小田原駅を下車したQさんと私の二人は前回終えた旧東海道の場所まで行き再スタート!

 

小田原城を右手に見ながら歩いているとすぐに85kmキロポストを発見。

 

江戸日本橋から85kmも歩いたんですねぇ~照れ

 

JR東海道線のガードを過ぎて東海道新幹線のガード手前の「板橋見付」交差点で一旦国道1号線とは離れ板橋地区の静かな街並の旧道を歩く。

 

再び「上板橋」交差点で国道1号線に戻りしばらく歩く。

 

小田原厚木有料道路の終点である小田原西IC近くで有料道路のガードをくぐったら再び国道1号線から離れる。

 

 

風祭地区の街並みも閑静な通りでした。

 

途中で「日蓮上人霊跡」があったので軽く休憩を取り見学。

 

 

 

「日蓮上人霊跡」のすぐ近くには、小田原の道祖神が祀られていました。

 

本来ここに風祭一里塚があったと言われています。

 

江戸より21里。

 

その後、入生田地区の街並みを嗜みながら国道1号線を付かず離れずで進んで行き箱根登山鉄道の箱根湯本駅手前にある三枚橋を左折し早川を渡りいよいよ本格的な山間部へ突入する。

 

北条氏ゆかりの早雲寺などを右手に見ながら上り坂は続く。

 

途中で「東海道旧街道」の案内板があったのでそちらへ。

 

 

 

舗装道路など無かった昔は本当にこんな道を歩いたんだろうな。

 

 

とりあえずQさんに先に行ってもらい人が渡っている様子をパチリ。

 

 

 

本物の山道はスゴイですねあせる

 

 

 

 

 

江戸時代の石畳がそのまま残っているエリア。

 

 

 

画像では判りづらいけど結構勾配のキツイ急坂なんです。

 

 

 

 

箱根の寄せ木で有名な畑宿に着きました。

 

東海道などは宿場町間が長い区間には間宿が設置されていて賑わいは無いけど簡易休憩施設的なものもあったらしい。

 

この「畑宿」も間宿の一つである。

 

寄せ木細工を見たかったけどまだ時間が早く店が営業していなかったので今回はスルーしてそのまま先を急ぐ。

 

この先は車が通る道は日光の七曲り並みにクネクネと曲がりくねっているが歩行者用の旧東海道は急な階段を一直線に登ったりする。

 

結構足に疲れが溜まってくるね。。。

 

でもここを一気に登ってしまわないと心がくじけて身体が動かなくなる気がして我慢にヤセ我慢を重ね何とか登り切った。

 

今から思うと写真を撮っておけば良かったなと後悔したけど、あの時はとてもそのような事は頭の片隅にもなくただひたすら前(上?)を見続けていた。

 

苦労して歩き続けていると東海道箱根路で有名な「甘酒茶屋」に到着。

 

これから箱根関所を通ろうとする旅人の身支度や箱根関所を通過出来て安堵する旅人などを出迎えた400年以上の歴史を持つ休憩所である。

 

私達も朝から本格的な休憩無しでここまで歩いてきたのでしばし身体を休めましょう!

 

 

 

ここで提供されている甘酒は代々製法を変える事無く砂糖などの添加物を使わず麹の発酵による甘味で作られているそうです。

 

甘酒をズズっと啜りながら鳥たちのさえずりをBGMにして憩いのひとときを・・・

 

30分程休憩して再出発。

 

 

 

再び石畳を歩きながら登って行きます。

 

 

 

”箱根八里は天下の険”

 

歩いた者にしか判らないこの言葉の意味。

 

そして、、、東海道箱根旧街道は下り坂になり芦ノ湖畔に出る。

 

 

 

葭原久保の一里塚。

 

江戸日本橋から24里。

 

 

 

葭原久保の一里塚を過ぎると箱根関所入口まで箱根旧街道杉並木が続いている。

 

箱根の杉並木といえばここが有名なので観光地化していて外国の方々なども多くいらっしゃいました。

 

 

 

箱根の関所に到着~♪

 

 

 

少しだけ寄ってみた。

 

 

 

”定”

 

・〇〇〇~~~事

・〇〇〇~~~事

・〇〇〇~~~事

 

 

 

関所の出口(西側)

 

 

 

出口側の関所看板。

 

 

箱根宿に到着したので第10話はここまで。

 

小田原宿を6時半に出発して箱根関所を出たのが12時20分。

 

距離にして15.5kmの道のりを約6時間かけて踏破しました。

 

 

次回の第11話はこの日の後半戦。

 

箱根宿~三島宿間の話しになります。

 

 

 

ラーメン記事のUP具合と私の気力体力との兼ね合いで第11話をUPしたいと思いますが近日中に書きたいと念じていますアセアセ

 

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<バックナンバー>

第1話 日本橋~品川宿 11.6km

第2話 品川宿~川崎宿 9.8km

第3話 川崎宿~神奈川宿 9.5km

第4話 神奈川宿~保土ヶ谷宿 4.4km

第5話 保土ヶ谷宿~戸塚宿 9.4km

第6話 戸塚宿~藤沢宿 7.7km

第7話 藤沢宿~平塚宿 12.7km

第8話 平塚宿~大磯宿 3.3km

第9話 大磯宿~小田原宿 15.8km