映画タイトルしりとり~『い』~イン・ザ・カット(2003) | あの時の映画日記~黄昏映画館

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映画タイトルしりとり・・

明日に向かって撃て」(1969)~「天井桟敷の人々」(1945)~「となりのトトロ」(1988)~「ロンゲスト・ヤード」(1974)~「ドラゴンへの道」(1972)~「地下鉄のザジ」(1960)~『ジョーイ』(1977)~『生きる』(1952)~『ルードウィヒ神々の黄昏』(1972)~『レイダース失われたアーク<聖櫃>』(1981)~『暗くなるまで待って』(1967)~『テキサスの五人の仲間』(1966)~『摩天楼はバラ色に』(1986)~『ニッポン無責任時代』(1962)~『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)~『妻は告白する』(1961)~『ルーカスの初恋メモリー』(1986)~『陸軍残虐物語』(1963)~『リンダ・リンダ・リンダ』(2005)~『抱きしめたい』(1978)~『いちご白書』(1970)~『欲望という名の電車』(1951)~『シャイニング』(1980)~『グローイング・アップ』(1978)~『プライベート・ライアン』(1998)~『暗殺の森』(1970)~『リバティ・バランスを射った男』(1961)~『殺しのドレス』(1980)~『スカーフェイス』(1983)~『洲崎パラダイス赤信号』(1956)~『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』(1972)~『運動靴と赤い金魚』(1997)~『夜の大捜査線』(1967)~『戦場のメリークリスマス』(1983)~『スティング』(1973)~『グリーンブック』(2018)~『狂った果実』(1956)~『椿三十郎』(1962)~ウォリアーズ(1978)~『スイート・チャリティー』(1969)

 

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映画タイトルしりとり。

今回は『い』で始まる作品ということで、

イン・ザ・カット』(2003)のご案内

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↓ ↓ ↓ ↓

 
私は、メグ・ライアンが大好きでした。
『恋人たちの予感』(1989)『めぐり逢えたら』(1993)『ユー・ガット・メール』(1998)などのラブコメものがとても好きで、この頃のメグは最高のコメディエンヌだったと思います。
また、『ドアーズ』(1991)や『戦火の勇気』(1996)などの社会派よりの作品でも存在感があり、
とても魅力的でした。
 
もっと作品を上手に選べば、
ゴールディー・ホーンのような味のある女優さんになれていたと思うのです。
 
話によると、
ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)や『羊たちの沈黙』(1990)のオファーを断っていたとのこと。
 
そして彼女は迷走を始め、
今までのかわいいコメディエンヌからのイメージから脱皮しようと主演したのが、
本作でした。
ニコール・キッドマンが制作、
本作の主演も考えていたそうなんですがメグが主演することになりました。
 
エロティックスリラーなんですけど、
正直よくわからない展開と暗い場面。
演出も『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオンだとは思えない。
 
猟奇殺人事件の犯人が意外な人物だったとなるはずなのに、
驚きもなく、
ラストがまさかのケセラセラの音楽で終わるのだから居心地の悪さってなかったです。
 
そして何よりもメグの魅力が全くなかった。
イメージチェンジ完全失敗。
ファンとしては悲しくなるほど輝きがなかった。
 
ここからパッとしなくなった気がします、メグ・ライアン。
 
そんな気がしていましたが、
先般公開された『トップガン・マーヴェリック』に前作から実に36年ぶりに出演。
彼女も還暦になりました。
これをきっかけに復活してほしいものです。
 
尚、タイトルの『イン・ザ・カット』とは、
女性器の隠語。