パトリック・スウェイジとデミ・ムーアが切ない恋愛を演じる。
しかし、この作品はコメディやファンタジーの要素もふくまれており、
ウーピー・ゴールドバーグがコミカルな演技で好演。アカデミー助演女優賞を受賞して話題を呼びました。
ジェリー・ザッカー監督作品。
『ゴースト/ニューヨークの幻』
舞台はニューヨーク。銀行員のサム(パトリック・スウェイジ)と陶芸家のモリーはサムの親友のカールに手伝ってもらいながら古いアパートを改装していた。
サムとモリーは愛し合っており、同棲生活をしていた。
ある日、2人は「マクベス」を観劇していた。
そして、その帰り道にモリーはサムに告白した。
「あなたと結婚したい」
サムは一瞬驚くが、「愛している・・・」との告白にサムもうなずいた。
突然、暗闇から銃弾が飛んできてサムを襲う。
犯人を追いかけるサム。
追うのを諦めてモリーの元に戻るとそこには信じられない光景があった。
モリーが血だらけの自分を抱いて泣いているのである。
空から一筋の光が射してくる・・・
自分は死んだのだ。
ゴーストになったサムはモリーのアパートで一緒にいたが、モリーにはサムが見えない。
モリーには大変な危険が迫っていた。
ゴーストとして彼女を守ろうとするサム。
しかし、殴っても殴ってもその拳は空を切るばかり・・・
なんとか、危機を回避したモリーだったが、サムは心配で仕方がない。
そして、サムが向かったのはインチキ臭い霊媒師、オダ・メイ(ウーピィ・ゴールドバーク)。
オダ・メイに声をかけてみるサム。
なんと彼女は反応した。
オダ・メイを説得して、モリーのところに向かうサム。
しかし、モリーはゴーストとなったサムの存在を信じる事ができない。
次第にモリーが襲われるわけが分かってきた。
そして、何故、自分が撃たれなければならなかったのか・・・
ラストは、涙が自然とあふれてきます。
テーマ曲になっている「Unchained Melody」は、今聞いてもこの映画の陶芸シーンに直結します。
また、その陶芸シーンでのデミ・ムーアの指先の動きが本当にセクシーで、観るものをひきつけます。
残念ながら、サムを演じたパトリック・スウェイジは若くして亡くなってしまいました。
惜しいです。
ロマンティックで、笑えて、泣けて、切ないラブストーリー。
お勧めです!!
がちゃん
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