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映画タイトルしりとりも23本続きました。
自分で名画座の映画館を開館している気分でとても楽しい企画です。
今回は『ぐ』から始まる映画ということで、
『グローイングアップ』（1978）を取り上げようと思います。
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ジョージ・ルーカスの『アメリカン・グラフティ』（1973）を真似て、
オールディーズのロックンロールをBGMにナンパを繰り返すベンジー、ボビー、ヒューイの3人の物語。
イスラエル映画というのが興味をそそられるところですが、
物語の展開は泥臭い。
『アメ・グラ』のお色気版と言ったところで、
主役の3人はとにかくセックスに夢中だというのがお国柄なんだろうか。
その中でも割と純情なベンジーが女の子に惚れて尽くして奮闘するが結局振られてしまうというパターンは、
結構刺さる部分もあってラストはちょっと切なくなったかなあ。
シリーズ化されて、
アメリカでのリメイク版を入れて8本作られましたが、
一作目を観ておけば十分で、
2作目以降はハッキリ言って全部一緒です。
軍隊に舞台を変えたりとかして工夫をしていましたが、
一緒でしたね。
風俗的にちょっと面白いところもあり、
軽く観ることができるので、
一作目はちょっとだけおススメできるかも。
このラストがちょっと切ない！
『グローイング・アップ』（1978） 原題：Eskimo Limon, 英題：Lemon popsicle, Growing up
ボアズ・デヴィッドソン監督 95分