「明日に向かって撃て」(1969)~「天井桟敷の人々」(1945)~「となりのトトロ」(1988)~「ロンゲスト・ヤード」(1974)~「ドラゴンへの道」(1972)~「地下鉄のザジ」(1960)~『ジョーイ』(1977)~『生きる』(1952)~『ルードウィヒ神々の黄昏』(1972)~『レイダース失われたアーク<聖櫃>』(1981)~『暗くなるまで待って』(1967)~『テキサスの五人の仲間』(1966)と続く映画タイトルしりとり。
今回は『ま』で行きたいと思います。
ということで今回取り上げる作品は、
都会派監督ハーバト・ロス、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」で大ブレイクのマイケル・J・フォックス主演のコメディ、
『摩天楼はバラ色に』(1986)The Seacret of My Successです。
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カンサスの田舎から叔父の名前(コネではない)を使って大企業に潜り込み、
社内配送係から抜群のコミニケーション力を発揮しながら成り上がっていき、
一目ぼれした会社の高嶺の花である美人重役まで手に入れてしまう主人公・・・
という、いわば都会のメルヘンです。
主人公を演じるのはマイケル・J・フォックス。
彼のコミカルで明るいキャラクターを生かした演技で楽しそうに演じています。
特にエレベーターでの着替えシーンは傑作でした。
2020年に持病(パーキソン病)の悪化により二度目の俳優業を引退した彼。
今年で還暦になるマイケルですが、
私の脳裏には「バック・トゥー・ザ・フューチャー」シリーズの溌溂とした彼の姿が残っています。
美人重役にはヘレン・スレーター。
正直、あまり魅力的には感じなかったけど、
まさか『スーパーガール』(1984)になって空を飛んでいる女の子とは思いませんでした。
ストーリーはアメリカ版『ニッポン無責任時代』(1962)といった感じで、
実に軽く作られていますが時折織り込まれているニューヨークの街の風景がとても魅力的でした。
軽い恋愛ドラマが受けている現在、
今でも結構受け入れられる物語なんじゃないかなと思います。
未見の方はドゾ。
サクッと観ることができて、
結構ラストはスカッとしますよ。
『摩天楼はバラ色に』(1986)The Seacret of My Success
ハーバト・ロス監督作品
110分