博多からのお土産でもう一つ、水炊き料亭「華味鳥」さんのポン酢を頂きました。
九州産の柚子果汁で作られたポン酢だそうです。
水炊き料亭さんのポン酢ですから、本来はその通りに水炊きに使うのが適切なのでしょう。
ただ、先様は私が多少料理をすることをご存知なので「料理に使うのもいいですよ」とおっしゃって手渡されました。
そうだなぁ~なにか和風に仕立てればいいかな・・・・
と、公休日の今日、早速試してみました。
試みたのは「ポン酢を使ったパスタ」です。
豚肉、大葉、片栗粉、パプリカ、にんにく、鷹の爪、白ごま、ルッコラです。
まずはソテーパンにパスタをボイルするお湯を張り、沸かしながら調理を始めます。
具材の準備はお湯が湧いてパスタを茹でている間に出来てしまいます。
で、最初に豚バラに塩コショウをします。
お気に入りのシーズニングスパイスはこれ。ステーキを焼くときなどでもとっても美味しいです。
これをサッと両面に振って、つぎに片栗粉をふるいながらササッと掛け回します。
豚肉の旨味を閉じ込めようという寸法ですが、掛け過ぎは禁物。
フライパンにバターとオリーブオイルを入れ、加熱。
そろそろお湯が湧いてきたのでパスタを投入~ 今回は大盛りで120gです。
バターが溶けたらにんにくアッセと二つ割りにし、種を取り除いた鷹の爪を入れて香味オイルを作りましょう。
ここに粉を打った豚バラを入れて火を通していきます。
中火の弱くらいでやらないとカタクリが焦げますからご注意を。
次にいよいよソース作りです。ポン酢に砂糖と醤油を入れてよくかき混ぜて砂糖を溶かします。
味見しながら混ぜたのですが、ポン酢と醤油は2:1より薄くしてあります。
同じく砂糖は調子を見ながら適当に(笑)
豚バラに火が通って、パスタのボイルも適度になったら、パスタをフライパンに入れて混ぜ合わせます。
同時に大葉ジュリエンヌとパプリカも加えて、均等に混ざるようパスタを撹拌。
あ、そうそうスープパスタにするつもりなので、パスタのボイルはやや硬めに止めてあります。
茹で汁も多少入りますので、全体に絡めるような感じで、次にルッコラを加えてサッと混ぜ合わせます。
もうここからはスピード勝負です。
生でいただく葉物野菜ですから、パスタの熱ですぐにしんなりします。
間髪あけずポン酢のソースを加えます。
全体に絡めたら、麺にポン酢ソースを染み込ませるような感じで数秒間加熱して完成。
さて盛り付けましょう。
大葉ジュリエンヌは少しだけ残しておいてトッピング。
鷹の爪は盛り付けの際に横にとっておいて、こちらも彩り用にトッピング。
最後に白ごまを適量振って出来上がりです~
お手軽お手軽、20分ほどで出来ちゃいました。
豚肉に振った片栗粉のお陰で、スープに少しだけトロミが付いてます。あんかけとまでは行きませんが、パスタに良く絡んで美味しいです。
お昼ごはんですからノンアルコールのゼロイチです。
このポン酢を頂いたとき「日本一酸っぱいポン酢ですよ」とおっしゃっていましたが、たしかに酸っぱいです。でもそれは米酢の酸っぱさではなくて、柚子特有の酸っぱさでした。
口に入れると柑橘類の刺激は感じるのですが強い酸味は持続せず、旨みが感じられるようになりますね。
かつお節エキスとか昆布エキスが入っているとありますので、それもその一助になっているのでしょう。
醤油を入れるのは悩んだのですが、結果的には正しかったようです。
しょっぱくならない程度に「香り付け」の役目。ポン酢だけだと尖り過ぎかも。
豚肉を入れたのは、なにかお肉入れないとタンパク質が少なくなっちゃうからでした。
ほら、豚シャブってポン酢と胡麻ダレとでいただきますよね、だからきっとポン酢と相性が良いんじゃなかろうかと決めました。
もう少し薄い豚肉でも良かったかなぁと思うけど、片栗粉のお陰で旨さもしっかり閉じ込められて良い出来上がりです。
ポン酢の和風パスタ、初めて作ったけれど中々の完成度です。
ザッハ・トルテを持っていくなんて内緒にしていたのにお土産を準備くださり、お気遣いに感謝しております。とても美味しくいただきました。ありがとうございます。
まだポン酢は十分残っているから次は本来の使い方、水炊きで使って見ましょうかね。
また明日ね(^O^)/~~~
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