卒業式シーズンですね。
卒業式シーズンになると思うことがあります。それは、もうちょっとあの瞬間瞬間を大切にしておくんだったなということです。
私も小学校、中学校(形式のみ)、高校、大学と、卒業式に出席してきました。
私はあまり感情的にならない人間なので、卒業式で泣いたりする子を見て、「卒業したからって今生の別れになるわけでもないし、またいつでも会えるのに、なんで泣いてるんだろ」などと思う方でした。切ない、悲しい、などという感情は全く抱かず、むしろ4月からの新生活に思いを馳せるタイプです。特に別れを惜しむこともなく、淡々と過ごし、まあ帰りがけに友人と寄り道くらいはしたと思いますが、ヘラヘラ軽い気持ちでその日を終えました。
でもこの年になるとわかります。卒業式以来会っていない友人のなんと多いことか。
そして、中には本当に今生の別れになってしまった友人もいます。
なので、卒業式に出席する際には、この日でもう長い間会えなくなる友人、本当に二度と会えない友人がいるかも知れないから、「いつでも会える」などと思ってヘラヘラしないで、大切な時間を過ごした方がいい、と昨年の小学校の卒業式の前に息子には伝えました。
まあ6年生の息子には響くこともなく、やはり息子はヘラヘラしていましたが。笑
ヘラヘラしていい卒業式は、中高一貫校の中学の卒業式だけです(あれってやる意味ないですよね)。笑
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