5才頃からのパズル本 | 2022中学受験(息子)と2027中学受験(姪) -A stitch in time saves nine-

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2022中学受験を終了した男子を持つ父のブログ
淡々と息子の学習(主にテスト)の記録をつけていたブログです。
息子は開成・筑駒をはじめ受験校全てに合格しました。
現在は2027年組の姪っこの中学受験アドバイザーです。

さて、昨日のさぴあ改革案のパズルコーナーの話で思い出したのだが、息子もご多分に漏れず昔からパズル好きだった。5才頃から宮本算数教室の「賢くなるパズル」や「算数と国語を同時に伸ばすパズル」などをやっていた。


 

 

 

 

 

 

無理矢理やらせたわけではなく、このパズル本の説明書きにもあるように、何も言わず居間に置いておいたら勝手にやっていたという感じだ。

 

もうあまり覚えていないが、一人でどんどん進めて、リクエストされるがままに次々に上級のものを購入していた気がする。確か1年生のうちに上級まで制覇していたと思う。


そして並行して息子がはまったのは「きらめき算数脳」である。いまでは入学準備編からあるが、息子は1年生の時に1・2年生用からスタートし、2年生に上がるまでに2・3年生用までやっていたと思う。


 

これ以降算数パズル的な本はやっていない。キッズBeeの問題集やら算数塾の宿題やらで、算数的な知的好奇心は満足されていたのだろう。


さて、その後の中学受験の算数に意味はあったか?というと、正直よくわからない、というのが実感ではある。これをやったから思考力が伸びるのか?やらなくても高学年で勉強すればできるようになったんじゃないか?という思いはある(確かめようがないが)。まあ本人が勝手にやっていただけなので、別に意味はなくてもいいのだが。


ただ、高学年になって、難関校や算オリのいわゆる思考力系問題に対峙した際に、「あー嫌だな」ではなく「面白そう!」とポジティブに取り組む姿勢は養われたような気がする。


このポジティブな姿勢を養うためには、これらのパズル本などを無理矢理やらせるのはよくないと思う。無理矢理やらせると「あー嫌だな」とこの手の問題にネガティブな感情を持ってしまう恐れがある。

 

個々人の論理的思考力の発達段階というのもある。たとえば6才でできなくても、7才になったら楽しくすらすらできる、ということは往々にしてあると思うし、そうなってから始めてもいいだろう。本人が興味を持って、遊びの延長といった感じでやるのが一番伸びるだろう。


5才から低学年の保護者の方は、ひとまず1冊買ってみて、試しに何も言わずに本人の目のつくところにおいておくといいのではないだろうか。もし勝手に手に取ってどんどん進めるならよし、興味を持たないなら少ししまっておいて、また機を見て出しておく。そんな感じでいいと思う。


ただ、5才6才でこれらを楽しく自発的に進められるとすれば、算数の素質はそれなりにありそうだ、と少し期待できる、ということは言えるかもしれない。

 

 
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