息子の中学受験をまとめるにあたって、項目を考えてみました。
だいたい構成としては以下のようにまとめようと思っています。ブログ記事を遡って頂ければ書いてあることばかりかも知れませんが。
1 開始時期と塾選び
2 塾の掛け持ちについて
3 科目別のまとめ(6年前期)
4 科目別のまとめ(6年後期)
5 科目別のまとめ(直前期)
6 志望校選び
7 FAQ
更新頻度は遅いかも知れません。ただこういうのは一気に書いてしまった方がいいとも思っていますので、期待せずお待ち頂ければと思います。
前書き
私の総括は、あくまで息子での経験をベースに書くつもりですので、汎用性には乏しいと思います。
前書きとして、ブログなどで紹介される勉強法などの注意点について書きたいと思います。私が書くのも何ですが(笑)。
私もこれまで色々な方のブログなどを読みましたが、中学受験に王道なし、ということを強く思いました。
私を含め、今は個人が自由に発信できる時代です。インターネットがない時代は、進学塾が発信する情報しかありませんでした。ただひたすら塾についていくしかなかったわけです。ある意味その時代は王道があったのかも知れません。
しかし今は情報が溢れています。難関校に子供が合格しました、という経験をもとにした中学受験のノウハウを語るブログは山ほどあります(このブログを含めて。笑)。
ただ、そこで語られているのはあくまでn=1(あるいは多くても3くらい)のサンプルに過ぎない訳です。多くのブログを読めば、ある程度共通してこれをやればいい、というのは見つかるかも知れませんが、それが自分の子にも効果があるかは未知数です。
そのような有象無象の中から、自分の子に一番合った勉強法や進め方を見つけられるとすれば、それは確かに保護者なのだと思います。しかし、それは危険を孕んでいます。特に、保護者が子供が通っている塾の方針と異なることや、プラスαの問題集を課すことは、子供にとって全く効果がないどころか、マイナスになったりすることも十分にありうると思います。
従って、勉強法や家庭学習の課題に迷ったら、ブログなどの情報のみに頼るのは悪手で、まずは信頼できる塾の先生に相談するのが一番だと思います。塾の先生は、これまで数多くの生徒を見てきた実績があるわけで、必ずお子さんと似たような成績や性格の子の経験はあるはずです。
ただ、塾の先生は同時に大勢を見ているため、お子さんのことをよく把握されていない場合がある、という点が難点ではあります。そこで出番がくるのが保護者です。保護者の方で、子供の問題点などをよく把握して、塾の先生に相談する、というのがベストな流れだと思います。
私はこの点ちょっと特殊な状況でした。
算数については、息子に1年以上先取りをさせていました。これは算数塾に通わせていたことが大きい要因です。ただ、算数塾の方は途中でやめてしまったので、5年生以降、算数の進め方を迷っても、算数塾の先生にも相談できず、また先取りはサピの方針にも反するので、サピの先生にも相談できない、という状況に置かれてしまいました。なので、塾の先生に相談せず、自分で息子の様子をみながら課題を与える、という方法しかなかったのです。
無事に息子がついてきてくれ、結果が出たので良かったですが、あまりお勧めできるものではありません。
従って、勉強法などについては塾の先生に相談する、これをまず第一にお考え下さい。私が次の記事以降に書く総括は、あくまでn=1の経験をもとにした駄文として、気軽に読み流して頂ければと思います。
ただ、そうは言っても、特に筑駒・開成を志望校とする可能性のある男子をお持ちの方には参考になるポイントがあるかも知れませんので、そのような部分だけ、いいとこ取りする感じで、かいつまんでご覧頂ければと思います。
また、取り上げさせて頂くかはお約束できませんが、ご質問等ございましたら、メッセージで頂ければと思います。
↓A3プリンタはいずれ重宝するので安い時期に購入されるのがおすすめです(定番ブラザーの2段トレイ機(MFC-J6983CWD)で38,000円くらいで購入できればいいと思います)。
↓これまでに書いた低学年~5年生くらいまでに使用した家庭学習用問題集に関する記事です。
実際に使用してお勧めできる参考書・問題集