中学受験総括記事の続きです
何だか大作になってしまって、思いの外時間がかかり、受験後のテンションが下がってきています。
でも2023以降の皆様の需要があると信じて書きます。笑
6年の開始から夏休み前までの1週間の基本スケジュール
科目別の各論を先に書いてしまい、総論的な話をしていませんでした。
丁度新6年が始まる今くらいの時期から、夏休み前までの大まかな1週間のスケジュールについてです。
もちろん週によってばらつきはあるのですが、だいたい以下のようなイメージです。よく家庭学習時間を尋ねられるので、それも記載します。
日課
基礎トレ・言葉ナビ・コアプラスなど
月③ 国語過去問・中数など
火① サピ平常①
水③ サピ平常①復習・中数など
木① サピ平常②
金③ サピ平常②復習・中数など
土④ サピ土特 算数過去問・中数など
日⑦ サピ土特復習 算数過去問・中数など
※曜日の横の数字は家庭学習時間
この頃はまだ息子はサピがない日は学校の友達と遊んだり、習い事もしていました。なので、サピのない平日の家庭学習時間もさほど多くなかったです。遊びや習い事から帰ってきて1.5~2時間、夕食後に1~1.5時間という感じですね。
その代わり土日は頑張っていたように思います。この時期はまだ日曜日が空いているので、そこで帳尻を合わせていました。1週間で約22時間の家庭学習時間になります。
科目別内訳は、算数:国語:理科:社会=10:6:4:2くらいだったでしょうか。まあ結局息子は算数をやりたがりましたし、算数なら時間をかける価値はあると私も思ってましたので、算数だけ突出して長くかけることになりました。
このほかサピが授業前テストを入れて14時間なので、合計で36時間が1週間の基準となる全勉強時間です。
なお、この頃はまだたまにノー勉デーを入れていたように思います。組分けやサピックスオープン後の日曜日などはたまに勉強しない日を入れました。
また、健康第一で、睡眠時間は8時間以上は必ず取るようにしていました。この頃、一時期小学校での役割の関係で8時間睡眠を取れない時期が少し続いたことがあったのですが、明らかに勉強の効率が低下しました。それ以来受験当日までこの8時間以上睡眠原則はずっとキープしていました。
さて、これを多いとみるか少ないと見るかは人それぞれでしょう。もっとやってるという方も大勢いらっしゃるでしょうし、もっと全然少ないという方も沢山いらっしゃるでしょう。
同じことをやっていても、息子より短時間で終わる子もいるでしょうし、長時間かかる子もいます。それで結果が出る子もいれば出ない子もいます。
家庭学習の時間数というのは時としてミスリーディングです。結局重要なのは、単純な時間数ではなく、その質というか密度だと思います。その子が効率よく目標に近づくためにするべきことをするための時間数が、必要な勉強時間なのであって、「御三家目指すなら週○時間は必要」などというスタンダードはありません。
なので、我が家の例もあくまで一つのサンプルとしてご覧ください。ああこの時期はこのくらい勉強してた子がいて、その子の場合たまたまそれで上手くいったんだな、という程度に留めておいて頂ければと思います。
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↓これまでに書いた低学年~5年生くらいまでに使用した家庭学習用問題集に関する記事です。
実際に使用してお勧めできる参考書・問題集