中学受験総括記事の続きです
6年の開始から夏休み前までの科目別取り組みです。
これまでのブログ記事をさかのぼって頂ければたぶん全部書いてありますが、一覧性があった方が読みやすいと思いますのでまとめます。
ちなみに、サピックスの復習が最優先です。ただ算数は先取りしていたので、6年前期のサピの算数復習はかなり省力化していました。その分下記に時間を使っていました。
算数
算数については先取りしていたので、先取りしていない場合はあまり参考にならないと思います。
・月刊中学への算数
5年生時にも1年分取り組みましたが、6年でも2月号まで毎月継続して取り組んでいました。5年次は「レベルアップ演習」もやりましたが、6年時は「日々の演習」と「発展演習」だけです。
ちなみに新年度になる段階で、サピで定期購読で10%割引の案内ももらえると思います。定期購読予定の方はその案内をお待ち頂いてもいいと思います。
中数の活用方法の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
・必ず解きたい算数の100問
これは毎年5月中旬に発売される中数の増刊号です。5年生の時にも取り組みましたが、本年度版も取り組みました。夏休みまでに一通り終わったと思います。これを先にやったので、灘の過去問取り組みが遅れた側面はあります。
月刊の中数全部やるのは時間が足りない、と言う場合にはおすすめです。上記は2021年版なので、今年版は5月をお待ち下さい。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
・開成・筑駒・灘の過去問演習
算数に関しては、5年生の終わりから11年以上前の開成・筑駒の過去問に着手しました。
過去の記事をみると、開成の過去問(2011以前のもの)は2月上旬に終え,筑駒の過去問(同じく2011以前のもの)は4月上旬に終えているようです。我が息子ながらなかなかのスピードで頑張ったものです。
灘の過去問はそれから取り組み始めています。灘については受験予定がなかったので、直近10年分からやっています。
途中経過ですが、灘の過去問取り組みについてはこちらをご覧ください。
開成・筑駒は比較的順調でしたが、灘の算数は直近のものをやっていることもあり結構苦戦しました。1日目と2日目があるので、まず量が倍です。その上小学校が忙しくなったり、また中数の100問に取り組んだりして、夏休み前になんとか5-6年分くらい終わったような感じだったと思います。
上記取り組みのお勧め度
息子の場合は算数の先取りをして、5年後半から中堅校の過去問に取り組み始めていたので、その流れで開成・筑駒・灘の算数過去問に取り組むのは自然でした。早いうちから取り組んで、ゴールを見据えるという意味ではよかったと思います。
また灘・筑駒・開成の過去問演習は非常に勉強になります。息子はそこで算数のいろいろな論点を吸収できたと思います。
また9月以降は非常に忙しくなるので、開成・筑駒の大昔の算数過去問にじっくり取り組んでいる時間は取りにくいです(直近10年分をやるので精一杯です。)。そうすると、6年前期にこれができたのは、後期に余裕を持たせるという点でも良かったと思います。
中数に関してはもう散々おすすめしてきたので、多くは語りません。ちなみにこれをやらなきゃ合格できないということはないと思います。算数を得点源にしたい、算数で差をつけたい、という子には向いていますが、算数が苦手な子だと時間がかかりますので、非効率かもしれません。目安として、6年前期時点でサピの算数偏差値62-3以上の子に推奨でしょうか(特に根拠はないですが)。
反省点もあります。中数もやって、過去問もやってとなると、正直ちょっと手を広げ過ぎたかもしれません。実際灘の過去問は少々消化不良で終わりました。やっぱり灘の算数は別格で、6年前期の息子の実力ではまだまだ消化にかなりの時間を要しました。なので、灘を受験しないのであれば、上記から灘の過去問は削ったほうがいいように思います。もしやるならですが、灘の過去問は、算数の力が熟成されてくる6年秋以降が適正なタイミングかなと思います。
やはり算数についてはまとめると長くなりますね。
一旦ここで切って、国理社は次回にしようと思います。

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↓これまでに書いた低学年~5年生くらいまでに使用した家庭学習用問題集に関する記事です。
実際に使用してお勧めできる参考書・問題集