以下のようなシリーズの最終回です。
以上のまとめになります。
まず、筑駒・開成受験生における併願校の最強布陣の一つは以下のようになります。まあ単純に各日程で偏差値が一番高い学校を選んでいるだけです。
1月22日 渋幕①
2月1日 開成
2月2日 聖光①/渋幕②
2月3日 筑駒
2月4日 聖光②
これに灘を追加したり、栄東東大特待を追加したりするのはお好みとなります。
この布陣のいいところは以下の点です。
①1月に渋幕合格を確保できれば、安心して2月受験を迎えられる
②聖光・渋幕は2回受験できるので、相応の実力があれば「たまたま落ちる」可能性は低い
開成や筑駒は、どんなに模試の成績が良くとも安心できない部分が残ります。バックストップとして、渋幕と聖光がダブルで受験できるのは心強いです。
ただ、これは聖光と渋幕、どちらも通学圏にあればの話です。通学圏外にもかかわらず、練習のため渋幕を受験する子も多いと思いますが、この場合は合格しても安心材料にはなりません。
そこで、この最強布陣が組めるエリアを考えてみましょう。まあ要するに上記の記事で検討したエリアを重ねるだけですが。
都心部
・山手線内側全面OK
都内東部-千葉方面
・京成線：京成高砂まで
・総武線：市川まで
・都営新宿線：船堀まで
・東西線：浦安まで
・京葉線：市川塩浜まで
都内北部-埼玉方面
・JR常磐線：23区内まで
・つくばエクスプレス：23区内まで
・東武線：五反野まで
・舎人ライナー：扇大橋まで
・南北線・埼玉高速鉄道：王子まで
・京浜東北線・埼京線・高崎線：赤羽まで
・都営三田線：本蓮沼まで
・有楽町線：小竹向原まで
・東武東上線：北池袋まで
・西武池袋線：椎名町まで
・西部新宿線：下落合まで
都内西部-多摩方面
・中央線：高円寺まで
・丸の内線：中野坂上まで
・大江戸線：東中野まで
・京王線：笹塚まで
・小田急線：代々木上原まで
・井の頭線：神泉まで
都内南部-神奈川方面
・田園都市線：三軒茶屋まで
・東横線：学芸大学まで
・目黒線：大岡山まで
・池上線：長原まで
・横須賀線：武蔵小杉まで
・東海道・京浜東北線：川崎まで
・京浜急行：平和島まで
まとめ
最強布陣を組める地域を市区町村単位でざっくりと表します。
23区のうち、足立区北部、北区北部、板橋区、練馬区、杉並区、中野区西部、渋谷区西部、世田谷区西部、大田区南部あたりは圏外になり、それ以外の地域が圏内です。
東京の多摩地域は渋幕に通えず圏外です。
東京都以外では浦安・市川のJR沿線、川崎・武蔵小杉あたりが圏内です。
思ったより広いですね。例えば中学受験人口が急増していると思われる東京の湾岸地域や武蔵小杉のタワーマンション群は最強布陣が組めるエリアになります。話題の晴海フラッグなんかもおそらく最強布陣圏内です(ただ最寄り駅までのバス便次第ですが)。
まあ最強布陣を組む組まないに関わらず、上記の圏内は千葉方面や神奈川方面の学校も概ね通学圏に入るということが言えますので、選択肢が増えるのは間違いないです。中学受験をお考えの方は頭の片隅にでも入れておいて頂ければと思います。
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我が家の中学受験総括記事はこちらです↓
中学受験総括⑥－6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)
中学受験総括⑫－6年9月から12月(必須の模試と他塾模試の必要性)
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↓以下は主に6年生向けのオススメ問題集に関する記事です。
↓以下は幼少時のオススメ知育玩具などに関する記事です。
↓『本気で考える渋幕対策』シリーズです。
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