今日こそ「底力」を発揮!温泉でゆっくり温まって、疲れを取りたい“いい風呂の日”※過去記事更新版
11月26日は「いい風呂の日」だという事を、皆さんはご存知でしょうか?
入浴剤の効用と普及拡大をアピールするために、日本浴用剤工業会が制定したとの事。
毎年11月下旬になると、お風呂でゆっくり温まって疲れを取りたいという人が増えるのと、11と26で「いい風呂」と読む語呂合わせなのだそうですよ。
でも、できれば入浴剤ではなく「本物の温泉」に浸かりたいですよね・・・
そんな訳で今回は、小池静一氏が書いた「温泉の底力」という本の紹介とともに、今まで当方ブログ内でご紹介してきた、主に日帰り温泉の記事リンク集を企画してみました。
※今後も少しずつ更新して、リンク記事数を地味に増やしていく予定
※比較対象温泉の主要諸元
■夢ロマン:PH7.9、成分総計2390mg/kg
■湯楽の里栃木:PH7.9、成分総計1960mg/kg
■野田ほのか:PH7.06、成分総計24710mg/kg
■高井戸美しの湯:PH7.58、成分総計23780mg/kg
■湯の森所沢:PH8.3、成分総計695mg/kg
■スパロイヤル川口:PH7.7、成分総計8799mg/kg
■新座温泉:PH8.0、成分総計2501mg/kg
■荻窪なごみの湯:PH7.5、成分総計8719mg/kg
■蘭々の湯:PH7.4、成分総計32000mg/kg
■小春日和:PH7.4、成分総計20540mg/kg
■みどりの湯(都賀):PH7.42、成分総計33760mg/kg※閉業
■市原江戸遊:PH8.2、成分総計11565mg/kg※閉業
■三郷めぐみの湯:PH7.2、成分総計24440mg/kg
■ゆーシティ蒲田:PH8.36、成分総計1239mg/kg
■ふくろう乃湯:PH9.0、成分総計1283mg/kg※現「宮の街道温泉 江戸遊」
■前日光つつじの湯:PH9.7、成分総計520mg/kg
■テルメ小川:PH7.8、成分総計2177mg/kg
■深大寺湯守の里:PH7.83、成分総計9019mg/kg
■不老山薬師温泉:PH8.7、成分総計693mg/kg※閉業
■吉川温泉ゆあみ:PH7.4、成分総計21610mg/kg※閉業
■海辺の湯:PH9.3、成分総計1330mg/kg
■海辺の湯久里浜:PH7.2、成分総計26250mg/kg
■のぼり雲:PH8.3、成分総計2195mg/kg
■横須賀湯楽の里:PH7.45、成分総計29330mg/kg
■かたくりの湯:PH9.3、成分総計238mg/kg
■仙台コロナの湯:PH4.9、成分総計6843mg/kg
■仙台海神の湯:PH7.46、成分総計8283mg/kg
■塩原湯っ歩の里:PH6.6、成分総計1640mg/kg
■満天の湯(手賀沼):PH7.3、成分総計19625mg/kg
■船橋湯楽の里:PH7.4、成分総計31370mg/kg
■極楽湯(柏):PH7.4、成分総計18160mg/kg
■みのりの湯(柏):PH8.0、成分総計5304mg/kg※閉業
■七光台温泉:PH7.9、成分総計1887mg/kg※閉業
■きぬの湯:PH7.9、成分総計4686mg/kg
■御老公の湯(境):PH7.5、成分総計17000mg/kg
■湯快爽快(茅ヶ崎):PH7.9、成分総計31480mg/kg
■湯快爽快(三郷):PH7.3、成分総計20100mg/kg
■府中縄文の湯:PH8、成分総計7013mg/kg
■国立湯楽の里:PH7.95、成分総計4393mg/kg
■溝口喜楽里:PH8、成分総計3541mg/kg
■酒々井湯楽の里:PH7.7、成分総計32700mg/kg
■春日部湯楽の里:PH7.27、成分総計17279mg/kg
■かすかべ湯元温泉:PH8.76、成分総計419mg/kg
■杉戸雅楽の湯:PH7.3、成分総計16070mg/kg
■東鷲宮百観音温泉:PH7.9、成分総計18510mg/kg
■久喜なごみ:PH7.6、成分総計5065mg/kg
■花咲の湯(原市):PH7.6、成分総計6114mg/kg
■湯河原いずみの湯:PH8.6、成分総計1556mg/kg
■野比温泉:PH8.7、成分総計1500mg/kg
■川崎(縄文)志楽の湯:PH7.5、成分総計27750mg/kg
■みうら湯弘明寺:PH:8.33、成分総計1449mg/kg
■SPA HERBS(大宮):PH:8.5、成分総計1942mg/kg
■さいたま清河寺温泉:PH:7.9、成分総計4109mg/kg
■幕張湯楽の里:PH7.48、成分総計32630mg/kg
■舞浜ユーラシア:PH7.6、成分総計35680mg/kg
■芭蕉の湯(松島):PH6.6、成分総計190mg/kg
■松島湯の原霊泉亭:PH7.3、成分総計143mg/kg(←本記事冒頭写真)
■澄流(佐倉):PH7.54、成分総計31710mg/kg
■黄金の湯(富里):PH7.05、成分総計31460mg/kg
■満天の湯(上星川):PH8.73、成分総計452.5mg/Kg
■南柏すみれ:PH7.6、成分総計11580mg/Kg
■湯~ねる(新習志野):PH7.49、成分総計17440mg/Kg
■スパ・リブール ヨコハマ:PH8.32、成分総計1828mg/kg
■湯舞音(袖ケ浦):PH7.7、成分総計10370mg/kg
■高畠町太陽館:PH8.5、成分総計416mg/kg
■上山新湯の足湯:PH7.6、成分総計2600mg/kg
■湘南「湯乃蔵ガーデン」:PH7.4、成分総計18420mg/kg
■龍泉の湯(成田湯川):PH7.3、成分総計31671mg/kg
■大和の湯(成田):PH8.0、成分総計9166mg/kg
■クリーンスパ市川:PH7.4、成分総計25390mg/kg
■むつざわ温泉つどいの湯:PH8、成分総計27040mg/kg
■石和温泉(管理事務所給湯口):PH9.1、成分総計348mg/kg
■童の湯(天童・足湯):PH8.2、成分総計1650mg/kg
■ほっとゆだ:PH7.6、成分総計3042mg/kg
■成田空港温泉「空の湯」:PH7.44、成分総計32500mg/kg
■湯快爽快たや:PH8.4、成分総計1878mg/kg
■中山平しんとろの湯:PH9.4、成分総計1179mg/kg
■JR鳴子温泉駅の足湯:PH6.8、成分総計1590mg/kg
■湯舟沢温泉(山形・村山):PH9.6、成分総計270mg/kg
■鳴子温泉「滝乃湯」:PH2.8、成分総計1006mg/kg
■綱島「湯けむりの庄」:PH7.7、成分総計2547mg/kg
■つくば喜楽里別邸:PH7.9、成分総計1067mg/kg
■松島温泉1号泉:PH8.9、成分総計688mg/kg
■楽天地法典の湯:PH7.5、成分総計32470mg/kg
■一宮温泉(千葉・一宮):PH:7.58、成分総計33870mg/kg
■アクアイグニス武蔵野温泉:PH:7.3、成分総計22600mg/kg
■熊谷湯楽の里:PH:7.94、成分総計535mg/kg
■湯舞音(ちはら台):PH7.8、成分総計6000mg/kg
■市原湯楽の里:PH7.6、成分総計21400mg/kg
■小さな旅川越温泉:PH7.7、成分総計3151mg/kg
※各施設は関係法令や各地域における条例等に基づき数年周期で定期的に検査を実施しており、また経年や地殻変動に伴う成分変化の為、上記数値は現状と異なる場合もあります
↑
黒川温泉
及び、グーグルマップ
【書誌情報】
小池静一「温泉の底力 日本を元気にする極上の愉しみ」2009年 祥伝社
*
本ブログ内関連記事
【p.155】
黒川温泉…20年をかけた取り組み
・24軒の宿を合わせた年間の稼働率が、コロナ禍以前まで95%
・先見性を持った強力なリーダー(「新明館」3代目主人・後藤哲也氏)
バブルの次に来るのは
ストレスを癒す「やすらぎの時代」
↓
「日本のふるさと」の風景を黒川に再現
・雑木林
(温泉地全体を雑木で囲まれるように長い時間をかけて植樹運動)
・旅館・商店の外壁色をは、黒を基調にして統一感を持たせる
・昔の民家の佇まいがそのまま味わえる仕掛け・雰囲気作り
(店の軒下にはとうもろこしを何気なくぶら下げる)
(道端にお地蔵さん)
(囲炉裏小屋・薪置き場などの復活建造)
(部屋には畳、窓には障子)
*
黒川温泉の景観は
ほとんど人工的に造られたもの
(自然は演出したもの)
↓
温泉地全体が一致協力しなければできないこと
(宿同士は商売敵…全体が1つにまとまることがいちばん難しい)
↑
※画像をクリックすると、横に拡大し、若干ではありますが表の文字が読み易くなります…
【p.159】
「湯布院」「黒川」にほころび?
人が集まるところには、金儲けだけが目当ての外部資本が流入
・由布院の目抜き通りには新しい土産物店や飲食店などが次々と開店
・昼間の人通りも賑やか(まるで原宿?)
・1000円均一ショップまで登場
↓
静かな、田舎の風景を売り物にしてきたコンセプトが崩壊
*
とくに湯布院は、やや広めの盆地のために
外部資本が入り込む余地が有るのが、かえってアダとなっている・・・
*
黒川温泉でも人が集まりすぎて景観を損ねる事態
(温泉地が「観光地」になってしまう怖さ)
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栃木県の那須街道沿線
大手ファミレスが早くから進出している
(本ブログ管理者撮影)
:
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緑に包まれた鶴巻温泉
(神奈川県秦野市…本ブログ管理者撮影)
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昭和30年の1/5万地形図「鳴子」と、現在(グーグルマップ)との比較
【p.162】
新しい湯治・・・
鳴子温泉(宮城県大崎市)のある宿は
都会の人たちに農作業を定期的に体験してもらう湯治を始めたらしい
:
例えば、お米の生育に1年間携わってもらうという企画では、
入梅前に数日間田植えを実際に手伝ってもらい、
季節ごとに農作業を続けて、最後には稲刈りも行ってもらうというもの…
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箱根湯本駅前
(本ブログ管理者撮影)
:
「箱根温泉郷」で多くの旅館を抱えている神奈川県箱根町では
入湯税の収入総額が年間5億円にも上るらしい、、、
(全国レベルでは年間150億円もの税金が納められている)
*
いちおう「目的税」だから
温泉地に関する観光、消防、環境衛生施設、道路補修などへ支出していることになってるのだが、実態はよくわかっていない。。。
*
入湯税…宿泊150円~200円/1回、日帰り施設70円~150円
(各自治体によって異なる)
【p.168】
ぬるい・冷たい温泉&源泉そのままかけ流し♪
:
榊原温泉(三重県)
「湯元榊原館」/源泉そのままの湯船、32.4℃のぬるいお湯がかけ流し
(津から車で30分)
:
下部温泉(山梨県)
「源泉館」/岩の壁からしみ出した源泉を新鮮なまま湯船に注ぐ
30℃前後 洞窟風呂のような感じ ぬるぬるした触感
:
川中温泉(群馬県)
「かど半旅館」/35℃
:
壁湯温泉(大分県)
「福元屋」/39℃の露天風呂、岩の間からぬるいお湯がしみ出ている
:
古湯温泉(佐賀県)
「鶴霊泉=かくれいせん」/36℃の単純温泉
湯船の底に敷かれた砂地からじわっとしみ出てくる
:
赤川温泉(大分県)
「赤川荘」/25℃の硫黄泉をそのまま使った露天風呂
:
増富ラジウム温泉(山梨県)
「不老閣」/岩の間から湧き出す18.9℃の天然岩風呂
:
寒の地獄温泉(大分県)
水着着用、13℃の硫化水素泉、20分浸かると水虫や皮膚病に効果?