
みんな食べてる!定番の紅白蒲鉾には深い「意味」があった…小田原の街を散歩して「小田原評定」3
あの会社…
まだ始まったばかりだと思っていたけど、2026年も1/6が終わってしまうのですね・・・
月日の流れるのが早く感じられるのは、私も年を取った証拠なのでしょうか?
さて、正月には関東圏のスーパー店頭で幅広く見られた「鈴廣かまぼこ」ですが、、、
本店は神奈川県小田原市にあり、箱根駅伝「小田原中継所」にもなることからテレビで見て名前だけは知っている人も多いのではないでしょうか?
現在は小田原駅から車で約10分の「郊外」にある風祭地区に本店があり、連日のように100台の観光バスが来て年間100万人が訪れる人気観光スポット「かまぼこ博物館」を兼ねてますが・・・
江戸時代が終わり国家体制が激変した明治2(1869)年に創業以来、元々のお店は小田原の街なか(東海道=現国道1号から1本海側裏通り)の小田原市本町にありました。
ちょうど、小田原宿なりわい交流館の裏あたりですね!
※グーグルマップに本ブログ管理者加筆
蒲鉾の消費量が過去40年間で1/5に減少する中で・・・
鈴廣は年商が5倍へ拡大し100億円企業に成長した、まさに蒲鉾の街・小田原のトップ企業!
そんな訳で、前置きが長くなりましたが今回の記事概要は下記の通り・・・
1.何が課題か?
テーマパークのようなドライブイン型の土産物店を小田原市郊外で運営している、小田原名産「蒲鉾」のトップ企業である鈴廣・・・
元々は中心市街地内における東海道の裏通りにあったのだが、箱根や熱海へ抜ける郊外の道とは異なり、旧宿場町の街並みはひっそりと静まり返ってしまっている。
2.何があれば良いか?
いちおう、小田原市役所も手をこまねいている訳ではなく、既に20年前から旧宿場町の中心である本町地区の建築物に対して、景観規制を実施している事はお伝えすべきだと思う・・・
3.それがどう活きるか?
街並み景観整備が「街なか再生」の特効薬ではないけれど、近隣の小田原城とセットで回遊「お散歩」する人が増えれば、お店も増えて賑わいも復活するかも?
同様の問題に悩む他都市の「お手本」にもなるかもしれない・・・
4.どのような形でお伝えするか?
・特に関東地方で正月のスーパー店頭に並ぶ「小田原・鈴廣」の蒲鉾から、元々の小田原という街は「これが原点」である旨を概説
・続いて実務面での建築物における景観規制(都市計画)をお伝えし、「歴史と伝統を活かした、観光客が歩きたくなる街」を作る制度設計について理解を深めて頂く
旧小田原宿
「なりわい交流館」
※神奈川県小田原市本町3-6-23(2008.8.31本ブログ管理者撮影)
小田原市本町地区における国道1号線(旧東海道)沿いには、蒲鉾や干物など水産加工業の店舗が建ち並んでいますが・・・
かつては浜辺から魚の水揚げを行い、店先に並ぶ商品までの過程すべてが一連の建物の中で行われていたのだそうです。
この施設(街道沿いの町家)は、昭和7年に建設された旧網問屋を、市民および観光客の「憩いの場」として、平成13年9月に再整備・開館。
誰でも立ち寄れる「お休み処」と市民活動の発表の場としての利用を想定しているとの事。
※開館及び利用時間は10:00~17:00(年末年始は休館、他臨時休館日あり)
1階部分は無料で利用できるお休み処(お水も無料で提供)になっていて、また「街かど博物館」など市内の名所旧跡等のパンフレットの配布や案内もしているとの事。
さて、「なりわい交流館」の中を覗いてみましょう♪
※2008.8.31本ブログ管理者撮影
出桁(だしげた)造り
この建物は「出桁造り」と呼ばれる柱の上に載せた太い桁を店の前面に何本も突き出し、そこに軒や屋根を載せた江戸時代から続く伝統的な商家の建築方法であるのが特徴ですが・・・
特にこの建物は大正12年の関東大震災で被害を受けた建物を、昭和7年に再建させたものとの事なので、小田原の典型的な商家の造りがよくわかるのだそうですよ!
また、2階正面は出格子窓になっていて、昔の旅籠の雰囲気を醸し出していますね。
内部の意匠も特徴的で、特に2階は震災後に耐震工法として採用された洋小屋の構造を取り入れているなど、当時の小田原の時代背景を感じさせる貴重な建物と位置付けられています。


小田原「本町」地区の
色彩制限と誘導
※小田原市本町・南町地区における景観形成指針(一例)
※出典:「小田原市色彩景観のてびき・国道1号本町・南町地区編」
(1)建築物の外観・工作物の色彩
江戸時代における東海道の宿場町として、
また近代以降は神奈川県西部及び伊豆箱根地域の交流拠点として、
なりわいと歴史を積み重ねながら
沿道景観を形成してきた本地区の景観を継承するとともに、
これまで自主的景観形成地区として育んできた暖かく穏やかな色調をいかし、
暖色系の低彩度色を中心に、
それらと対比の少ない範囲から用いるものとする。
(2)屋外広告物・日よけテントの色彩
宿場町や商業のまちとして
育んできた風格ある景観と調和した色彩景観を形成するため、
屋外広告物の地色(*)および日よけテントは、
落ち着きと調和のある穏やかな色彩を用いるように誘導を図る。
(*)
地色=文字以外の部分
但し、その面積の1/3以内の範囲内で用いる色彩については無制限
上記景観形成基準により、街道沿いの商店ばかりでなく一般の個人住宅まで修景されている箇所がありましたぁ。。。
※「なりわい交流館」すぐ裏手の様子(神奈川県小田原市本町3丁目、2008.8.31撮影)
しかしながら…
20年前に、小田原市役所の新しい都市部長に質問する機会があったのですが・・・
話を聴いても、一方的に地元商業者や住民に対して「お願い」することだけしか言わない状況。
では、『景観形成に協力した場合における地元商業者のメリットは何か?』
(景観改善後に新規参入し、掘り起こした新しい顧客のニーズを満たす具体的業種は何か?)
と尋ねても・・・
「いやぁ、、、1軒だけでなく3軒修復すれば連続性が生まれて大丈夫」
(未だ、埼玉県川越市のようになるのは無理)
とか、、、
「単なる物販による商業活性化ではなくて、なりわい(生業)を見せたい」
※上述した「街かど博物館」事業
とか、まったく明瞭な回答が得られませんでした(笑)
まぁ、都市計画の部署だから、
役所の「専門性」「縦割り組織」に鑑みれば、
商工部門のことにまで突っ込んで考える余地はないので仕方がないのかもしれないですが・・・
同様の街並み景観規制と再整備に取り組む福島県会津若松市(七日町地区)などに比べ、「遅れてるなぁ(意識レベルが若干低いのではないか?)」と思いました。
わかりました…
ウチのブログで、とりあえず「最初の入り口」だけでも、
次回以降で(連続記事として)概説することにしましょう。。。。。
*
「改善前」「改善後」の区切り設定・・・・・・
小田原市本町3丁目「なりわい交流館」建物の再整備・平成13年9月)
*
景観改善後の街並み変化を捕捉する範囲設定・・・・・・・
小田原市景観計画重点地域「国道1号小田原市本町・南町地区」
にかかる国道1号線沿線
*
景観改善後における街並み(沿道立地店舗)における変化の読み取り手法
ゼンリン住宅地図を用いた「改善前」「改善後」の経年比較によるものとする
(適宜、現地における現況写真と照合)
↓
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紅白蒲鉾の意味
さて、難しい話はこのくらいにして小田原名物「鈴廣」の板かまぼこ食べよ♪
ちなみに皆さんは、蒲鉾が「紅白」の色をしている理由をご存知でしょうか?
蒲鉾は形が「日の出」に似ていることや、紅白の色が縁起が良いとされ、おせち料理や祝膳に食されますよね。
赤は魔よけ、白は清浄を意味するのだそうですよ!
蒲鉾屋さんが言っているのだから、コレで間違いないでしょう(笑)
いかがでしたでしょうか?
今回は2026年の正月にお酒と一緒に頂いた小田原「鈴廣」の紅白板付きかまぼこから、旧小田原宿で実施されている街並み景観整備(都市計画)に思いを寄せてみました。
同時期に頂いた宮城県石巻市の「笹かまぼこ」ほど、お魚を食ってる感(風味)は無いですが…
プリッとした適度な弾力感と魚肉の「甘み」がしっかりと伝わってきて、巷の廉価品とは一線を画す物なのだということは理解できました。
※近所のイオンにて、400円台後半(230g)だったので・・・
皆さんも是非とも、近所のスーパーで小田原「鈴廣」の蒲鉾を見つけたら、晩酌用に購入して頂いてみてはいかがでしょうか?
国内最大級?高さ3丈3尺の木造観音像…曹洞宗総本山・永平寺の東京別院「長谷寺」麻布大観音さま
大本山の別院
由緒ある神社仏閣を巡って休日はマッタリ「大人のお散歩」に浸りたいと思っている多くの人たちは、やっぱり京都や奈良のほうを向いてしまうのではないかと思いますが・・・
実は東京の西麻布に、「木造」に限れば国内最大級の観音様をお祀りするお寺が存在する事を皆さんはご存知でしたでしょうか?
しかもこのお寺、福井県にある永平寺の東京別院だというから、(俺もその1人だが)特に故郷の実家で先祖代々供養しているお墓が曹洞宗のお寺で管理されているという人は必拝かも!
※永平寺は曹洞宗の大本山ですね
そんな訳で今回は東京メトロの表参道駅から骨董通りを東へ向かい、六本木通りと合流する高樹町(たかぎちょう)交差点を左の路地に入った奥にある長谷寺(ちょうこくじ)に来ました♪
※東京都港区西麻布2-21-34(参拝時間朝6時から夕方6時まで※観音堂は夕方5時まで)
まっすぐ突き当りまで行った法堂の正面に向かって左側に手水があり、すぐ傍に隣接の墓地には港区指定文化財になっている江戸時代末期の医師「伊沢蘭軒(いざわらんけん)」の墓。
備後福山藩の藩医の子として江戸の本郷に生まれ、儒学・医学・本草学を学んで福山藩に仕えました。
428年の歴史
御本尊は釈迦牟尼佛(お釈迦さま)ですね。
かつて「渋谷が原」と呼ばれたこの地には古くから観音堂が建ち、奈良の長谷寺の観音さまと同木で造られたという、小さな観音さまが祀られ、人々に親しまれていたとの事。
時流れて徳川家康公開府の後、この観音堂を基に補陀山長谷寺が開かれました。
※慶長3年(1598年)創建
家康の幼馴染みでもあった高僧、門庵宗関大和尚(もんなんそうかんだいおしょう)をご開山として2万余坪の寺領を賜ったと伝えられます。
麻布大観音
現在は山門を潜って法堂の正面に向かって右手側に位置する、十一面観世音菩薩立像を奉安する観音堂は、このお寺の見所の1つ!
江戸時代中期の正徳6(1716)年、このお寺に二丈六尺の大観音が建立され江戸屈指の観音霊場として人々の尊崇を集めていましたが、1945年の戦火で焼失してしまいます。
その後、大観音の再現を願う人々の厚い信仰により樹齢600年を超える楠を一本彫りし、約十年の歳月をかけ、遂に1977年に三丈三尺を誇る現在の壮麗無比の御姿で再作されました。
観音様の左手に蓮華の瓶を、右手に数珠をかけ錫杖を持ち、右足が半歩前進するという独特のスタイルは長谷式といわれ、何と 観音と地蔵の両菩薩の徳を持つとされているそうですよ!
日本最大級?
滋賀県長浜市にある石道寺の千手十一面観音を参考に再作されたこの高さ3丈3尺(約10m)を誇る観音像は、木造としては国内最大級らしいですよ。
お顔は香淳皇后(昭和天皇の皇后さま)がモデルといわれるそうです。
確かに、実際に間近で見ると、普通の建物で言えば2階の天井まで突き抜けているような感じの大きさがある観音様なので、やっぱり「おおーっ!」っていう感じになりますね。
東京都心のド真ん中、お洒落な街・高級住宅街として有名な青山・西麻布界隈に、「京都や奈良にも対抗できる日本最大級の木造大観音様」があったなんて、今まで知りませんでした。
御朱印と供菓
法堂の正面向かって右側にお手洗いと「受処」がありましたので、そちらへ寄ってみましょ♪
今回購入させて頂いたのは、一冊2000円の長谷寺オリジナルデザインの御朱印帳。
そして、参拝記念として販売されていた1箱350円の「吉祥せんべい」です。
そう、大本山永平寺の「供菓」として有名ですよね!
このお寺が曹洞宗の大本山である永平寺と強く繋がっている事を、再度思い起こさせてくれるアイテムの1つなので、価格も安いし行ったらついでに買っちゃいましょ♪
本当は仏様にいちどお供えしてから、参列者の皆さんで分け合って食べるモノなのですが・・・
御朱印帳の1頁目に御書入れ込のお値段でした!
モノクロの観音さまが描かれている側が「表」で、赤い表面に黒文字で寺の名前が書かれている側が裏表紙なのだそうですよ。
頁数は少なめだけど、表面に触り心地の良い合皮加工が施された高級感のある1冊でした。
大きさは通常のA6判で、全高10mの観音様をバックに写真を撮るとこんな感じ(笑)
どうやったらスケール感を写真でお伝えできるかな?と思って、半自撮りしてみたりしたけど・・・
やっぱり天井を入れた角度で撮った写真が、最も観音さまを大きく見せることができるかも?
京都・奈良好きだという職場の同僚にこの写真を見せたら・・・
ねぇねぇ知ってる?
十一面観音さまって、裏側に回ると「爆笑」している顔が1つだけあるんだよ!
って言われたけど、残念ながらここ長谷寺の麻布大観音さまは、裏側に回り込んでの拝観は不可でした。
お寺の庭
参道を挟んで向かい側(上述した手水の奥)には「麻布稲荷」さまが鎮座していましたが・・・
建物の中は四阿になっている感じで、2体の狛狐様に手を合わせるような感じでした。
いちおう2体(1対)あるお狐様の真ん中には、お線香が供えられるようになっていますが・・・
建物の中で座って休んでいる人に手を合わせるのは、ちょっと気が引けますよね(笑)
すぐ傍の池には錦鯉が悠々と泳いでいました。
東京都心のド真ん中にある、まさに「都会の中のオアシス」ですね。
このお寺、現在は高樹町交差点方面が正面口ですが・・・
江戸時代には、現在の西麻布交差点方面へ東に延びる道が表参道だったのだそうですよ。
※観音堂は夕方5時まで(境内の閉門は午後6時)なので要注意!
自宅に帰ってから早速、サクッと歯触り軽いの永平寺の「供菓」吉祥せんべい食べてみましょ♪
何の癖も無く「卵と小麦粉と砂糖だけ」というプレーンで素朴な味のせんべい(クッキー?食感の焼菓子)が、永平寺の紋を焼印されて2枚入り個包装で3袋入っていました!
いかがでしたでしょうか?
今回は、都内で由緒ある神社仏閣を巡り休日はマッタリ「大人のお散歩」に浸りたいなぁ・・・と思っている人を想定して、西麻布にある大本山永平寺の東京別院「長谷寺」をご紹介しました。
このお寺には「麻布大観音」と呼ばれる国内最大級の木造観音像が安置されていて拝観における目玉の1つになっているので、特に故郷の実家の寺が曹洞宗の人は必拝したくなるかも?
23区内ではありませんが、東京都内にある曹洞宗のお寺の中には、国内で2番目に大きな大仏さまを作ったお寺もあるので、皆さんも是非とも併せてお参りしてみてはいかがでしょうか?
では今回も、長文雑文乱文記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
2日間フリーパス!路線バスにも乗れる?西武鉄道「秩父漫遊きっぷ」別途特急券を買いラビューも乗る♪
今回の記事は、以下のような考えの人には少しだけ参考になるかも?
東京から埼玉県の秩父へ行くのに、お得なフリー切符が無いかなぁ?・・・
できれば特急列車の指定席を取って、ゆったり座れて行ける西武線がいいなぁ。。。
さらに欲を言えば、現地の路線バスにも追加料金無しで乗れる切符だと嬉しいなぁ♪
東武東上線から寄居(秩父鉄道)経由で入るルートの割引切符は、過去記事にて既にご紹介済みですが・・・
今回は、西武鉄道の「秩父漫遊きっぷ」を使ってみました!
通常の磁気券(紙の切符)と、事前に電子決済でスマホに表示させるデジタル版があり、今回は後者を利用したため改札でQRコードをかざして入場します。
腹ごしらえ
先ずは所沢駅の1番線ホームにある立ち食いそば「狭山そば」で、軽く朝ごはんにしましょ♪
ここの駅蕎麦、所沢駅の改築工事に伴い2011年12月末でいちど閉店していましたが、立派な駅ビルに生まれ変わった後で再開店を果たしています。
しかしながら、昔ながらの「吹き曝し」スタイルは踏襲されず、今時の屋内飲食店舗に変化。
まぁ、いたって普通の「駅の立ち食いそば」ですよね♪
でも、なぜか不思議とこういうオーソドックスなモノが時々食べたくなるのですよ。
店内に「在りし日」の所沢駅と、今と変わらぬ1番線ホーム上にあった「狭山そば」旧店舗の写真が掲げられていました。
今はもっと進化して、平日休日ともに朝6:30から営業しているのは有り難いですね。
ラビューに乗る
それでは所沢駅4番線7:50発(休日ダイヤ)の西武秩父行きの特急列車に乗って行きましょう♪
今回利用しているフリーパス「秩父漫遊きっぷ」に特急料金は含まれていませんが・・・
追加料金を支払い指定券を別途購入することで乗車することができますよ。
この「ラビュー」という電車、見慣れてきたとはいえ未だに違和感ありありですね(笑)
超個性的な外観とは裏腹に、斬新なデザインのシートが並んだ車内は快適♪
しかしながら、座る席によって窓枠の柱が邪魔しちゃうのが残念ですね。
噂通り窓枠が類を見ないほど大きく、隣に座る同行者の膝下まで、まさに「透け透け窓」(笑)
沿線の飯能市内にあるムーミンバレーパークに因んだイラストが、車内に掲出されていました。
クーポン券(権)を
駅前で行使
さぁ!終点の西武秩父駅に到着しましたよ♪
「秩父漫遊きっぷ」は鉄道の往復乗車券(プラス高麗~西武秩父駅間の2日間乗降フリー)に加えて、以下の4つのうちから1つだけ選べるクーポン券(権)「漫遊マル得クーポン」が付きます。
西武秩父駅前温泉 祭の湯(950円分)
①温泉エリアの入館券として
②フードコートお食事券として
③物販エリアのお買い物券として
秩父エリアの路線バス
④秩父ゾーンのバスフリーパス2日間
⑤三峯神社行き急行バス(片道のみ)
トヨタレンタリース埼玉 西武秩父駅前店
※事前予約が必要
⑥レンタカー特別料金
今回は上記6種類のうち、「④秩父ゾーンのバスフリーパス2日間」を選択!
西武秩父駅前の西武観光バス秩父営業所で「バスフリーパス2日間」に引き換えましたよ。
※窓口営業時間:8時30分~18時00分(営業時間外はバス運転士が引き換え)
目的地へ向かうバスの時間まで、西武秩父駅の「駅ナカ」でお土産物を見て行きましょ♪
木樽に詰め込まれた爽やかな香りが染み込んだ樽酒を180mlの小瓶に詰め込んだという、秩父地酒「甲武正宗」本醸造は帰りに買って帰ろうかな?
秩父34ヶ札所巡りの寺院の中には、路線バスに乗らないと行けないような場所もあります。
ローカル路線バスって、乗車区間によって運賃が小刻みに変化していくので、正直に言って「初見殺し」みたいな「乗ってみなきゃわからない」感じがして落ち着かないのですが・・・
※これが、利用者から敬遠される理由の1つかな?
でも、最初からフリー切符を持てば、降車直前で慌てて両替せずに済むから安心ですよね♪
この西武バスさんはICカードが使えるけど、それでも事前チャージの必要がありますので・・・
秩父陣屋
江戸幕府が誕生した後は暫く直轄領だった秩父でしたが、寛文3(1663)年に忍藩主の阿部忠秋が秩父郡内に2万石の加増を受けます。
その際に、現在の秩父市中心市街地(大宮郷)と周辺村落を統治するために秩父陣屋が設置されました(13番札所「慈眼寺」に近い場所)。
明治時代になると陣屋の機能は秩父郡役所に受け継がれ、現在もこの場所には埼玉県の秩父地方庁舎が建ち、今も秩父地方の政庁の役割を果たしています。
時代を経てもなお、政庁としての機能が受け継がれているのが面白いですね。
1番人気のパン
秩父の街なか(中心市街地)を少し歩いてみましょう♪
やって来たのは秩父の総鎮守である「秩父神社」さま門前のパン屋さんです。
※埼玉県秩父市番場町8-17(ちちぶベーカリー)
こちらのお店の「売すじ1番」は「クルミデニッシュ(税込280円)」なんだそうですよ!
店主いわく、遠く(同じ埼玉県内ですが)越谷のほうから買いに来る人もいるのだとか・・・
今回はこのクルミデニッシュと、当日の「サービス品」あんぱん(税込・特価150円)を購入♪
最初に頂いた「あんぱん」は、町の手作りパン屋さんならではのモチっと力強い生地の中にオーソドックスな餡子が詰まっていて、食べ応えがあります。
続いて「1番人気」のクルミデニッシュを食べてみましょ♪
サクッと軽いデニッシュ生地の中に、しっかりとした歯応えと仄かな甘さと風味があるクルミが適度なアクセントになって、素朴な味ながらも最後の1口まで飽きの来ない良い食感でした。
軽く「おやつ」
再び西武秩父駅に戻り、駅ナカ改札外のお土産物産館(祭の湯)で品定め♪
職場の人たちに「薄く広く」ばら撒くのなら、安価で大量に入っている「秩父飴」もオススメ。
しかも、個包装ですよ!
※今回購入したのは10粒入りで税込220円
今回の同行者は「女の子」っぽく、入って手前側の軽食コーナー「ポテくまくんのお店」でソフトクリームを購入して、美味しそうにベンチで食べ始めましたが・・・
俺は、百戦錬磨で太々しいオッサンらしくガッツリ(?)「おつまみわらじ」で行くで!(笑)
※税込550円
要は、秩父名物「わらじかつ」をコンビニのスナックチキン(Lチキ、ファミチキ等…)みたいな感じで「おやつ」代わりに手に持って軽く頂くスタイルで食す訳だ。
西武秩父駅のお土産物売り場、12年ぶりに来たらすっかり変わっちゃいましたね・・・
「祭の湯」というスーパー銭湯スタイルの駅ナカ温泉がメインの施設になりましたが、以前と同等スペースのお土産物売場と飲食スペースは確保されています。
帰りも
「ラビュー」に乗る♪
さて、今回あちこち巡った先については(そろそろ文字数制限の関係で)別記事に回すとして・・・
帰りも「ゆったり&マッタリ」と別途指定券を買って特急ラビューで座って行きましょ♪
せっかくなので、発車時間までの間にラビューの特徴的な外観を「鉄道マニア目線」で撮影!
やはり、丸みを帯びた先頭部と、窓枠が広くツルンとした側面が最大の特徴ですよね。
「いままでに見たことのない新しい車両」をコンセプトに開発されたこの西武001系電車・・・
日立製作所にて2018年から2020年までの間に、8両編成7本の計56両が導入されました。
電源コンセント(AC100V用のみ)は、座席の肘掛け下に(2人分並んで)設置されていましたよ。
内装も「みんながくつろげるリビングのような特急」を意識して開発されたとのことで、今までの鉄道車両で見たことも無いような斬新かつお洒落でモダンなシートが並ぶ車内にビックリ!
従来の「早い×カッコイイ」を追求したフラッグシップ特急という価値観イメージから見たら、正直に言うと「何だコレ?」って昭和のオジサンからすると思うような奇抜な外観ですが・・・
繰り返しですが、同行者の膝下まで来る大枠の広い窓を強調して撮ってみた・・・
シートピッチは1,070mmあるので、JR新幹線「普通車」の1,040mmよりも広く快適ですよ~♪
ちなみに、JR中央線E233系の所謂「近郊型電車グリーン車」のシートピッチは970mmしかありませんからね、、、
ラビューが「一度乗ったらわかる」どれだけ快適な列車なのか、数値比較でも一目瞭然です!
いかがでしたでしょうか?
今回は、西武鉄道の「秩父漫遊きっぷ」を使った小旅行をご提案させて頂きました。
最後に上述した西武秩父駅の駅ナカ改札外「祭の湯(土産物店ゾーン)」で購入した、秩父の地酒「武甲正宗」の樽酒で、自宅に戻ってから乾杯!
秩父の地酒はもう1つ、「秩父錦」も有名ですよね♪
皆さんも是非とも、快適な特急ラビューに乗って巡った後は秩父の地酒で一杯やって「マッタリ」してみませんか?



























