小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・3/過去記事の画像移行に伴う補正版
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小田原・旧小田原宿/
「なりわい交流館」現況(神奈川県小田原市本町3丁目)
*2008.8.31本ブログ管理者自ら現地へ出向き撮影
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小田原市本町地区における国道1号線(旧東海道)沿いには、
かまぼこやひものなどの水産加工業の店舗が建ち並んでいるが、
昔は浜辺から魚の水揚げを行い、
店先に並ぶ商品までの過程すべてが一連の建物の中で行われていた
そうです。。。。。。
*本ブログ内関連記事
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■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・20
小田原宿なりわい交流館
出典:小田原市役所公式HP
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この施設は、昭和七年に建設された旧網問屋を、
市民や観光客の皆様の「憩いの場」として、
平成十三年九月に再整備・開館させた、
誰でも立ち寄れる「お休み処」や市民活動の発表の場なんだそうです。
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・開館及び利用時間
観光案内・お休み処(1階)
(4~10月)10:00~19:00
(11~3月)10:00~18:00
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無料のお休み処(お茶も無料で提供)
また、街かど博物館 をはじめとする
市内の名所旧跡等のパンフレットの配布や案内もしている・・・・・
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イベントスペース(2階) 10:00~22:00(事前予約制)
・休館日 原則として年中無休
・入館料 無料
・住所
〒250-0012 神奈川県小田原市本町3-6-23
・TEL/FAX 0465-20-0515
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小田原・旧小田原宿/
「なりわい交流館」現況(神奈川県小田原市本町3丁目)
*2008.8.31本ブログ管理者自ら現地へ出向き撮影
*出桁(だしげた)造り
柱の上に載せた太い桁を店の前面に何本も突き出し、
そこに軒や屋根を載せた江戸時代から続く伝統的な商家の建築方法
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とくに、この建物は、関東大震災(大正十二年)により被害を受けた建物を、
昭和七年に再建したもので、
小田原の典型的な商家の造りである
「出桁(だしげた)造り」という建築方法が用いられている。
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また、二階正面は出格子窓になっていて、昔の旅籠の雰囲気を醸し出している。
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内部の意匠も特徴的で、特に二階は、
震災後に耐震工法として採用された洋小屋の構造を取り入れているなど、
当時の小田原の時代背景を感じさせる貴重な建物。
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出典:「小田原市色彩景観のてびき・国道1号本町・南町地区編」
(クリックすると画像が大きくなります)
小田原市本町地区の色彩制限・誘導
(出典:「小田原市色彩景観のてびき・国道1号本町・南町地区編」)
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(1)建築物の外観・工作物の色彩
江戸時代における東海道の宿場町として、
また近代以降は神奈川県西部及び伊豆箱根地域の交流拠点として、
なりわいと歴史を積み重ねながら
沿道景観を形成してきた本地区の景観を継承するとともに、
これまで自主的景観形成地区として育んできた暖かく穏やかな色調をいかし、
暖色系の低彩度色を中心に、
それらと対比の少ない範囲から用いるものとする。
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(2)屋外広告物・日よけテントの色彩
宿場町や商業のまちとして
育んできた風格ある景観と調和した色彩景観を形成するため、
屋外広告物の地色(*)および日よけテントは、
落ち着きと調和のある穏やかな色彩を用いるように誘導を図る。
(*)
地色=文字以外の部分
但し、その面積の1/3以内の範囲内で用いる色彩については無制限
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小田原・旧小田原宿/
「なりわい交流館」すぐ裏手の様子(神奈川県小田原市本町3丁目)
*2008.8.31本ブログ管理者自ら現地へ出向き撮影
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上記景観形成基準により、
商店ばかりでなく、
一般の個人住宅まで修景されている箇所がありましたぁ。。。。。。
でも、、、
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先日、小田原市役所の新しい都市部長に質問する機会があったのですが、
話を聴いても、
一方的に地元商業者や住民に対して「お願い」することばかりで、
では、
『景観形成に協力した場合における地元商業者のメリットは何か?』
(景観改善後に新規参入し、
掘り起こした新しい顧客のニーズを満たす具体的業種は何か?)
と尋ねても、
「いやぁ、、、1軒だけでなく3軒修復すれば連続性が生まれて大丈夫」
(未だ、埼玉県川越市のようになるのは無理)
とか、
「単なる物販による商業活性化ではなくて、なりわい(生業)を見せたい」
(街かど博物館事業 )
とか、
まったく明瞭な回答が得られなかったので、
(まぁ、都市計画の部署だから、
役所の「専門性」「縦割り組織」に鑑みれば、
商工部門のことにまで突っ込んで考える余地はないので
仕方がないのかもしれないが、、、、、、、、、、、、)
福島県会津若松市に比べて、
「遅れてるなぁ(意識レベルが若干低いのではないか?)」
と思いました。
わかりました。。。。。
ウチのブログで、とりあえず「最初の入り口」だけでも、
次回以降で(連続記事として)概説することにしましょう。。。。。
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「改善前」「改善後」の区切り設定・・・・・・
小田原市本町3丁目「なりわい交流館」建物の再整備・平成13年9月)
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景観改善後の街並み変化を捕捉する範囲設定・・・・・・・
小田原市景観計画重点地域「国道1号小田原市本町・南町地区」
にかかる国道1号線沿線
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景観改善後における街並み(沿道立地店舗)における変化の読み取り手法
ゼンリン住宅地図を用いた「改善前」「改善後」の経年比較によるものとする
(適宜、現地における現況写真と照合)
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関連記事は、こちら、、、
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