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無料のソフトクリームが濃厚!駅前ビルのネットカフェで「小田原評定」…小田原の街散歩(1)更新版
新宿から普通運賃だけで乗れる小田急の急行電車に乗って1時間40分・・・夜の小田原駅に降り立ちました。
東口(表口)出てすぐ左手に見える「駅前ビル」に、24時間営業のネットカフェがあります。
大手のチェーン店ではなく、今のところ「小田原限定」ここ1店舗だけですが、大手と遜色ない空間雰囲気とサービスで、終電を逃した人たちにとって格安料金で快適に一晩を明かせる地域内唯一の「逃げ場」となっているようです。
入口は深夜の駅前雑居ビルにありがちな陰湿な暗いイメージがあり、少し足がすくみますが・・・店内は大手チェーンと遜色ない明るく快適な空間になっていました。
エスカレーターの左横を奥に進み、エレベーターで5階に昇ります。
本日の待機場所
ここのネットカフェは、入店時に最初から「パック料金希望」の旨を利用者自らが申告しないと、パック割引料金にならないので要注意です。
大手他社チェーン店(例えば「快活クラブ」)のように、自動的にパック割引清算にはなりませんし、途中から他のパック割引メニューへの変更も不可。
(シャワーは別途380円/30分で、タオルとシャンプー・ボディソープ、ドライヤー等あり)
こういったシステム的な面は残念ながら大手に見劣りを感じますが、「見た目」の設備内容と快適さ、および清潔感については遜色無いと思いました。
(どこに行っても夜中に大きな鼾声出している糞爺はいるものです)
快活より
濃くて旨い!
気の利いたネットカフェに行くと、無料ドリンクが自由に好きなだけ飲み放題以外にも、ソフトクリームの無料食べ放題が付いていますよね。
私が良く使うネットカフェの全国チェーンに、「快活クラブ」という紳士服のアオキが展開しているブランドの店があるのですが・・・
リンク記事(■本ブログ内関連記事参照)を見て頂ければ1目瞭然かと思いますが、快活クラブで提供される無料の食べ放題ソフトクリームと比較して、今回利用させていただいた小田原「エイジア」の方が、見た目にも滑らかでクリーミーに見えませんか?
実際、今回小田原駅前で利用した店の方が私には濃くて美味しいように思いました。
(ネット上の口コミでも同様の書き込みを見つけました)
お食事(軽食)は、自販機かフロントの受付前に陳列されているお菓子類の購入の他、11:00~24:00の間は近隣のドミノピザから出前を頼むことができるようです。
こういった点は、夜食やランチ、無料モーニング(朝食メニュー)まで備えている快活クラブの側に軍配が上がってしまいますけど・・・
(※もちろん、持ち込み飲食も可能)
しかしながら、俺は快活でも朝食以外では頼んだことないので、別に無いなら無いで、その分だけ基本料金が安ければ良いかと思います。
(※快活クラブでも食事が無い店があります■本ブログ内関連記事参照)
さて、
この小田原の「駅前ビル」については、10年以上前に当方でも記事を書いています。
↓
以下の記載は、2009年に本ブログ管理者が公開した内容を、そのまま引き継いでいます。
平成17年
↓
平成20年
湘南新宿ライン(JR東日本の東海道線⇒新宿経由高崎・宇都宮線直通電車)の特別快速電車に乗って、久しぶりに小田原駅を降りると、
駅前商業施設の看板が(色・形状ともに)上品?に揃っていた(いつの間に???)。
実は、神奈川県小田原市役所には、
平成16年4月~平成20年3月まで、
国土交通省から藤川眞行氏(当時39歳!)という方が、
小田原市役所の「都市部長」として出向されて、
「街づくりルール(主に都市景観・屋外広告物)」について、
かなり強力に政策を推し進められたそうで、
早速、その成果を確認することができましたぁ。。。。。。。。
*取材日:平成20年8月25日、31日(計2回)
- 街づくりルール形成の実践ノウハウ(都市計画・景観・屋外広告物)/藤川 眞行
- ¥3,000
- Amazon.co.jp
『街づくりルール形成の実践ノウハウ(都市計画・景観・屋外広告物)』
(藤川眞行著、2008年、ぎょうせい)
という本によると・・・・・・・
なぜ、
持続的に美しい街をつくっていくための対応
(「事業主主導型街づくり行政」から「ルール主導型街づくり行政」への転換)
が必要なのか????
↓
の回答として、以下の事項を挙げています
(前掲書pp..11-13)
:
①開発紛争(高層マンション問題等)の多発・深刻化への対応する為
②一般市民の都市環境・居住環境に対する強いニーズに対応する為
③来訪者に対する魅力を高めることにより地域経済を活性化する為
④「街」という先の世代から受け継いだ私たち国民・市民の共有の資産をより高め次世代に渡していく為
↓
さらに、
持続的に美しい街をつくっていくためにルール形成が重要となっている背景として、
少子高齢化の進展に伴う地方公共団体の厳しい財政状況
を挙げています。
:
今日における、
地方公共団体の厳しい財政状況の下では、どうしても、公共投資は大きな制約を受けることになります。。。。。
:
もちろん、公共投資(公共事業)については、環境改善効果の「即効性」において非常に魅力的であるが、
上述のような現在の状況においては、
長い年月を要するかもしれないが、
「街づくりルール」の形成によって、
一歩一歩、街を持続的に改善していくという姿勢が必要なのではないか・・・・・・
**
↑
小田原市の「屋外広告物条例」によって揃えられた、
JR小田原駅前の商業施設(本ブログ管理者自ら出向き2008.8.25撮影)
*
小田原駅周辺地区における景観形成の指針として、
低層部に、軒や庇、日よけテント又はこれに代わるものを設置するなど、
概ね3m程度の高さの軸線を強調し、良好なまちなみを形成することが、
明記されています。。。。。。。。。
また、・・・・・・・・
「小田原市屋外広告物条例」では、
『さらに城下町らしい(?)』景観の形成を目指して、広告物における位置・大きさの基準に加えて、
色彩(彩度)の基準を設け、
建築物・工作物に色彩のコントロールを行っています。
*「小田原駅周辺地区」とは
神奈川県小田原市栄町1丁目~2丁目の一部に跨る合計10haの区域
なお・・・・・・
「小田原市屋外広告物条例のあらまし」によると、、
:
既設の広告物における表示面を変更する場合にも、
位置・大きさ・形状に変更が無くても、
再度、改めて許可を受ける必要があるという、
非常に厳しい規則みたいです。。。
*従わないと、同条例に基づき、50万円以下の罰金刑が処せられる場合があります。
「小田原駅周辺地区」の場合、
1広告物の面積において、「5㎡」が、
『許可を要する』ボーダーラインとなります。
↑
小田原城への眺望に配慮(?)された消費者金融会社の屋外広告物
<小田原駅前にて本ブログ管理者自ら2008.8.25撮影>
■過去には宮城県塩釜市(ジャスコの看板)にも同様事例がありました・・・
*本ブログ内関連過去記事
↓
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・10
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・11
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・12
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・13
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・14
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・15
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・16
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・17
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・18
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・19
■小田原の街を散歩して「小田原評定」する(?)・・・・・20