「ほのかクオリティ」に変身しても、質の高い源泉かけ流し温泉はそのまま…のだ温泉ほのか
桜の名所で知られる千葉県最北のパワースポット「櫻木神社(■本ブログ内関連記事参照)」から見て、ちょうど線路(東武アーバンパークライン)の反対側・・・
2016年12月に、以前「潮の湯」という天然温泉を使用した日帰り温泉があった場所を、そのまま別の経営主体が引き継いでリニューアルオープンさせたのが、今回行く「のだ温泉ほのか(千葉県野田市花井1-1-2)」です。
(※浴槽写真は□施設公式HPより引用)
意外と「濃い」温泉
「ほのか」という温浴施設に千葉県民は聞き覚えがある人も多いはず・・・そうです、以前■本ブログ内関連記事でもご紹介した、千葉市蘇我の施設と同じ会社が居抜き利用しています。
千葉港の海沿いにある姉妹店との大きな違いは、やはり何といっても天然温泉「源泉かけ流し」で、しかも濃い成分が含まれている良質なお湯が湧き出すということです。
源泉をそのまま「かけ流し」しているのは、露天の屋根下にある浴槽1箇所だけですが、混雑時には少し詰めれば10人以上は入れそうな、結構大きめな区画が設けられています。
それもそのはずで、地下1300mから毎分450リットル(千葉県で第6位)の豊富な湯量が、46.7℃で汲み上げられ、それを42℃に吐出側の湯量調節だけで自然に冷まして提供しています。
pH値7.06とスベスベ感には乏しく、見た目も透明に近い薄黄色ですが、成分総量は24710mg/kgもある「濃厚」な温泉で、長湯すると皮膚が痒くなってきます(笑)・・・よく見ると湯槽の中に「湯の花」が浮かんでいます。
そして、舐めるとそれなりに塩っぱい・・・湯が飛び散る部分は内装も激しく赤錆ているのが目につくので、太古の海水が高濃度の塩分を維持したまま湧出していることがわかります。
※比較対象温泉の主要諸元
■野田ほのか:PH7.06、成分総計24710mg/kg(本記事)
■高井戸美しの湯:PH7.58、成分総計23780mg/kg
■湯の森所沢:PH8.3、成分総計695mg/kg
■スパロイヤル川口:PH7.7、成分総計8799mg/kg
■新座温泉:PH8.0、成分総計2501mg/kg
■荻窪なごみの湯:PH7.5、成分総計8719mg/kg
■蘭々の湯:PH7.4、成分総計32000mg/kg
■小春日和:PH7.4、成分総計20540mg/kg
■みどりの湯(都賀):PH7.42、成分総計33760mg/kg
■市原江戸遊:PH8.2、成分総計11565mg/kg
■三郷めぐみの湯:PH7.2、成分総計24440mg/kg
■ゆーシティ蒲田:PH8.36、成分総計1239mg/kg
■ふくろう乃湯:PH9.0、成分総計1283mg/kg※現「宮の街道温泉 江戸遊」
■前日光つつじの湯:PH9.7、成分総計520mg/kg
■テルメ小川:PH7.8、成分総計2177mg/kg
■深大寺湯守の里:PH7.83、成分総計9019mg/kg
■不老山薬師温泉:PH8.7、成分総計693mg/kg
■吉川温泉あゆみ:PH7.4、成分総計21610mg/kg
■海辺の湯:PH9.3、成分総計1330mg/kg
※温泉名をクリックすると、該当記事に飛べます!
「ほのかクオリティ」炸裂
併設のレストランで提供される食事も、千葉市蘇我の施設とほぼ同様ですが、もともとの運営会社が札幌に本拠を置く企業のようで、「北海道系」のメニューが多いようです。
もちろん!こちらにも、蘇我と同様の平日2000円「入館料込みお買い得」セットがありますよ♪
自慢の岩盤浴をはじめ、露天の大型テレビ、まるで図書館のような漫画本の豊富な蔵書、無料インターネットといった蘇我同様の「ほのかクオリティ」が館内至る所で炸裂していますが、、、
ハンモックは野田オリジナル・・・リクライニングチェアと畳敷きの寝転び処は、以前の運営会社時代に利用していたものを「そのまんま」再利用しているように見えますね。
野田市駅(東武アーバンパークライン)から徒歩15分くらい(柏方面に次の駅である梅郷駅との中間地点)だけど、頑張って歩けない距離でもないですよね。
ちなみに野田市駅は高架化工事中なので、あと数年でこの「昭和チック」な島式ホームともお別れですね。。。
(※以上、2020年3月28日に本ブログ管理者が実利用のうえ撮影)
以下は、以前(旧施設利用時)の公開記事です。
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グランローザ 潮の湯
温度・湧出量・成分において千葉県トップクラスの源泉を活かして
ろ過循環せず、源泉掛け流し!。
泉質は入浴することにより皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐことで保温効果が高まり、湯冷めしにくい事から「熱の湯」といわれている海水成分に似た「ナトリウム塩化物(=天然ミネラル)」を含んだ塩化物泉。
衛生管理と湯温保持のために滅菌処理と加温を行っているだけのお湯を使っている100%「天然温泉」なのだそうです。
(本ブログ管理者2015.5.25外観撮影・風呂画像は公式HPより引用加工)↑
野田ドック
館内レストランでの食事も、スーパー銭湯における「楽しみ」の1つ♪
その土地、施設にちなんだオリジナルメニューがあると、もっと嬉しい!
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ってな訳で、
今回入泉した「潮の湯」の2Fで本ブログ管理者は“野田ドック”をチョイス。
地元・千葉県野田市の豚肉を使用しているらしい。
(千葉県野田市花井1-1-2/本ブログ管理者2015.5.25実食撮影)↑
潮の湯2Fフードコート 「Cafe Rosa【カフェローザ】」
シティホテル併設の温泉施設内にあるレストランだけあって、
カレーライスも
一緒に煮込んだ肉や野菜等のコクと旨みが凝縮された感じで、
美味しくいただきました( ゚v^ ) オイチイ♪
安価な業務用カレールゥを使用した同様他施設で食べるカレーとは、明らかに味が違います。
(本ブログ管理者2015.5.25実食の上撮影)↑
随所に小洒落たシティホテル感
上質感が全体に漂う施設内部空間。
ほぼ同額で利用できる周辺スーパー銭湯とは明らかに異なる「ワンランク上」の気分を味わえます。
(本ブログ管理者2015.5.25実利用撮影)↑
清潔感&高級感漂う洗面所
洗面所が綺麗だとリピート利用してみたい感が鰻昇りで向上します!
さすが、施設運営会社の会社名が
そのままズバリ「株式会社ホテル&スパリゾート」というのも頷けます。
(;´Д`)スバラスィ、、、
「施設コンセプト」として
この部分についてはかなり拘っているものと推察されます。
(本ブログ管理者2015.5.25実利用の上撮影)↑
個室感覚の仕切を設けた調髪鏡台
寝呆け顔で失礼(笑)
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ちなみに館内着は写真で私が着ている“スウェットスーツ”タイプと、
一般的な“浴衣”タイプの2種類からお好みの方を1種類だけ選択し
入館手続き後に脱衣所に入る途中の場所で選択するシステムになっています。
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ちなみに咥えている歯ブラシは自宅から持参したモノを使用。
ドン・キホーテで激安購入品の在庫が自宅に未だ沢山あるので、、、
(本ブログ管理者2015.5.25実利用時撮影)↑
潮の湯に隣接する「ホテルグランボワ」
すっかり日が暮れるまで湯上り後に寝込んでしまいました(笑)
そろそろ帰りましょうか、、、
(千葉県野田市花井1-1-2/本ブログ管理者2015.5.25撮影)↑
潮の湯で買った土産「枝豆せんべい」
そういえば、千葉県の野田市って
枝豆の生産で有名な土地柄でしたね。。。
(潮の湯にて本ブログ管理者2015.5.25購入撮影)↑
まめバス
こんなバスも走っているみたいだし、、、
野田市が運行する市営のコミュニティバスなのですがね。。。
■本ブログ内関連記事「野田さいたまポタリング編」参照
■本ブログ管理者撮影動画「まめバス編」参照↑
野田市(のだし)
千葉県の北西部に位置する人口約15.5万人の市
(千葉県内では12位の人口数、但し人口密度は1,490人/km²)。
東京都特別区部への通勤率は13.0%(平成22年国勢調査)。
2003年(平成15年)6月6日に東葛飾郡関宿町(せきやどまち)を編入。
平成の大合併の千葉県第1号となった。
これにより千葉県の最北端の自治体となった。
(潮の湯にて本ブログ管理者2015.5.25購入撮影)↑
軽い歯触り「枝豆せんべい」
粉がボロボロ崩れてくるのが難点。。。
先ず、
諸問題を「粉」の調合だけで全て解決させようという“安易(?)”な製造方針を開封時に疑うことになるだろう。
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但し、税込540円で10枚個別包装ということを冷静に考えれば、やはり「お買得商品」なのかもしれない。
(潮の湯にて本ブログ管理者2015.5.25購入撮影)