臨港バス運賃が実質0円!黒湯の源泉掛け流し「スパ・リブール ヨコハマ」へ、路線バスで行こう♪ | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

臨港バス運賃が実質0円!黒湯の源泉掛け流し「スパ・リブール ヨコハマ」へ、路線バスで行こう♪

 

川崎鶴見臨港バス(地元では「臨港バス」と呼ばれている)が、鶴見営業所の2路線をもって営業開始したのが、今からちょうど84年前の1938(昭和13)年5月1日。

※当時の社名は「鶴見川崎臨港バス」で、会社設立は前年の1937年11月18日

 

会社発足以前にかつてJR鶴見線を営業していた鶴見臨港鉄道時代から存在していたという臨港バスにおける最古の路線のである、「鶴03系統」。

 

鶴見駅西口からトレッサ横浜を経由して綱島駅(一部は駒岡車庫止まり)へ至るこの路線バスに乗って、トレッサ横浜近くにある天然温泉を使用したスーパー銭湯「スパ・リブールヨコハマ」へ行くと、、、

 

なんと!条件を満たせば往復のバス運賃分を入館料から割引してくれて、実質0円で乗車できちゃうらしいという話を聞き、早速行ってみました♪

 

ちなみに、入館料(バス運賃分)割引条件はこちら・・・

  1. 指定のバス停と利用者本人様が写っている写真を自撮り
  2. 指定のバス停名がしっかり確認できる様、撮影(実は、今回私が撮影した自撮り写真は、厳密に言えばNG→本記事終盤記載を参照
  3. 自撮り写真は撮影から1時間以内の写真のみ有効
  4. 大人/シニア:ゆっくり滞在プランでの入館のみ対象
  5. 予約サイト、クーポン、その他サービスとの併用は不可
  6. 指定されたバス停以外からの乗車は対象外

 

乗降車指定バス停

  • 新横浜駅前バス停 (降車場所:駒岡車庫下車)
  • 綱島駅バス停 (降車場所:駒岡車庫/トレッサ横浜前)
  • 大倉山駅前バス停 (降車場所:駒岡車庫/トレッサ横浜前)
  • 鶴見駅西口バス停 (降車場所:駒岡車庫/トレッサ横浜前)

 

トレッサ横浜前でバスを降り、環状2号線を川崎方面に向かって歩いて行くと・・・

 

スパ・リブール ヨコハマ

トレッサから約200m歩いた右手側、ファミリーマートの奥に今回目指していた天然温泉を使用するスーパー銭湯がありました。

※神奈川県横浜市鶴見区獅子ケ谷2-39-18

 

ってか、目の前がまさに「臨港バス駒岡車庫(鶴見営業所)」だったのね・・・

 

綱島駅まで行く便ならトレッサで降りるしかないけど、車庫止まりの便なら終点までそのまま乗って行けば歩く距離減らせたのに(笑)

 

下足箱鍵をフロントに預け、先ずは入館手続きの際にスマホの自撮り写真を受付係員に提示し「路線バスで来た」旨を伝えます

※入館料金は別途飲食代、サービス料を含めて退館時に後払い一括清算

 

ロッカー鍵と館内着を受け取ったら、2階で着替え・・・ロッカーの容量は、それほど大きく無いので余計な荷物はなるべく持ってこない方が良いですね。

 

4階の大浴場更衣室にフェイスタオルとバスタオルが用意され、2階のロッカールームにも洗面台があるので、歯磨きや髭剃りとともにフェイスタオルがありました。

 

その都度「使い切り」で他の競合施設に類を見ない「贅沢なタオルの使い方」ですが、繫忙時に補充は果たして間に合っているのでしょうか?

※利用当日は「平日夜」の閑散時

 

 

3階に漫画2万冊!

館内のインテリアは全体的にバリ風のアジアンテイストで統一されています。

 

3階のレストラン(カフェテリア)で軽夜食・・・今回は「特製豚の角煮ミニ丼(550円)」を頂いてみましょう♪

 

フードコートでお馴染みのポケベルを渡されて、待っている間に無料セルフサービスで提供されているポットの「ほうじ茶」で一服♪

※「ほうじ茶」の提供は、レストラン営業時間内のみ

 

もちろん、ロッカー鍵にはICタグが付いているので、食事代は入館料金と併せて退館時に一括清算でOK!

 

平日夜の閑散時だったので、オーダーから5~8分ほどでポケベル鳴動♪

 

肉に味がしっかり染み込み、トロトロした食感になるまで柔らかく煮込まれていて、少しだけ味付けが濃いように思うけど、まぁ悪くは無いですね。

 

豚角煮とご飯の間に千切りされたキャベツが挟み込まれて敷いてあるので、生野菜も一緒に摂ることができちゃいますよ♪

 

 

宿泊OK!

事前に予約が必要(当日もOK)だけど、5階にはカプセルホテルみたいに宿泊可能な小部屋が用意されていて、平日夜は何と入館料込みで税込2480円!って、めちゃ安くないですか?

 

ちなみに5階へは、直接行けるエレベーターが無いので、4階で降りて螺旋階段を上がっていきます。

 

もちろん、予め宿泊者用に登録したロッカー鍵のICタグを使わないと、宿泊エリアの扉を開けることはできません。

 

入口にブランケットが用意されていますが、真冬の夜は寒いので、3枚くらい持って行った方が良いと思います。

 

うん、やっぱり「そのまんま」カプセルホテルですね。

 

ただ、通常のカプセルホテルに比べてログハウス風のデザインにこだわった結果、2階で寝てる奴の寝転がるドタンバタン音が大きく響きやすい構造になっているような気がします。

 

全体的に仕上げが粗っぽいというか、簡素で華奢というか・・・

 

防音性能を求めるなら、温浴施設に併設された同様コンセプトの他店のほうがオススメかな?

 

あとさ、枕の代わりにクッションソファっていうのも、堅めのマットレスと相まってちょっと寝付き難いですよね。

 

キャビン内はペットボトルの飲料のみ持ち込み可能(その他の飲食行為はNG!)。

 

テレビを見る際には、1階フロントからヘッドホンを借りてくる必要があります。

 

岩盤浴も料金の中に含まれているようです・・・「コストパフォーマンス」だけを考えれば、この「スパ・リブールヨコハマ」で宿泊するという選択は、特に平日なら最強かもしれません。

 

もちろん、ガンガン繋がるフリーWi-Fi完備で、パスワードは施設の代表電話番号を入力。

 

※浴槽写真は□施設公式HPより引用

 

黒湯温泉

源泉かけ流し!

やっぱり、天然温泉を使っているスーパー銭湯に来たのならば、大浴場を楽しむべき♪

 

4階にある「美肌の湯」は、地下300mより毎分250L湧く湧く黒湯のナトリウム-炭酸水素塩泉。

 

湧出温度19~20度の冷鉱泉のため加温を施しているようです。

 

内湯と露天風呂がありますが、このうち最も「源泉かけ流し」の状態で浸かれるのが、内湯にある3人も入れば窮屈になりそうになるくらい小さな浴槽。

 

この「源泉風呂」は、加温も体温より若干低い31~33℃に設定し、加水や色素加工などの小細工は一切せず、「そのまんま(に最も近い)源泉」を長湯しながら堪能できます。

 

黒湯の透明度は5㎝程度ですが、お湯自体はサラッとしていて時々少しだけ脂っこい泡が湧いてくる程度・・・試しに舐めてみるとほとんど「無味」に近かったですね。

 

見た目にも数値データ的にも、同じ横浜市内にある「みうら湯」や、鶴見地区の近隣にある東京蒲田の「ゆ~シティ」に泉質が近似していると言えます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回は路線バス往復運賃分を割り引きしてくれて、実質0円で来れる天然温泉を使用したスーパー銭湯「スパ・リブールヨコハマ」をご紹介いたしました。

 

翌朝の退館時、一括清算した際のレシートにもしっかりと記載がありますよね♪

※横浜市内は均一運賃220円「前乗り後降り」方式

 

帰りは目の前の「車庫前」バス停から乗っちゃって、もっと楽しましょう!

 

実はこの「スパ・リブールヨコハマ」温浴施設、自前でハイエースを使って送迎もやっているのですが、やはり運行便数が少なく運行時間の幅も狭いのが現状です。

 

横浜みたいな大都会の路線バスならば、朝早くから夜遅くまで頻発運転しているので、誰がどう考えても「実質0円」で目的地まで移動できるのであれば、便利に決まっていますよね。

 

前日夜に来た際には暗くて全く気付かなかったのですが、「鶴見駅西口」という現在地を示すバス停名表記が、小さいながらも存在しました。

 

自撮り写真を撮影する場合には、この「鶴見駅西口」という文字が確認できるようにバス乗車口正面側の表記を入れて写すと良いでしょう。

 

大きな始発ターミナル停留所については、番号表記のみで「現在地点名」の表示が無いバス停(バス会社)が多いので、てっきり鶴見駅には無いものだと思い込んでしまっていました。

 

臨港バスには、小さく見難い文字ではあるモノの、しっかりと存在するようですので、皆さんも是非とも自撮り写真を撮って、バス代浮かせて源泉かけ流し温泉に浸かってみてはいかがでしょうか?

 

自分の車で行くと酒が飲めないけど、路線バスなら酔っぱらってもOK!ですよ(笑)

※「スパ・リブールヨコハマ」の運営企業は食彩ホールディングスという会社で、臨港バスとは一切関係が無いようです(割り引いたバス代は、全額スーパー銭湯側の負担?)。