40年後のRYDEENとStar Wars

今夜ご紹介する826askaさんという女性、ご存じの方も多いかと思うのですが是非一度お聞きになってみてください。

Youtubeにはここに上げた曲目以外にも素晴らしい演奏があります。それもたくさんの。

そう、まだ子供の頃からの演奏もアップされています。

今夜はその中から厳選した（個人的な趣味で）2曲だけ貼り付けましょう。

まずはYMOの名曲、RYDEEN。

もうね、当時の彼らがそのたびに大掛かりな機材を持ち運んで行った演奏を、たった一台のエレクトーンで表現しています。

蛇足ながらエレクトーンとはヤマハの登録商標ですが、まさに彼女のキーボードはヤマハ製。

42年の時を経て、現代のエレクトーンは当時のシンセサイザーのパフォーマンスに置き換えられるほど進化しています。

つぎは悩んだのですがスター・ウォーズのメドレーです。

ご覧の通り先程のRYDEENの演奏したときよりも数年前の演奏です。

聞いているだけでスター・ウォーズの名場面を思い起こさせてくれます。

2001年生まれの彼女、現在21歳というわけですが、このスター・ウォーズは2015年の大晦日に配信した動画です。つまり14歳でした！！

ちなみにRYDEENの配信は1年前、つまり二十歳の頃の演奏ですね。

またこの「スター・ウォーズ」メドレーが配信されると、イギリスのデイリー・メールというタブロイド紙では『謎の日本人女性による完璧なカヴァー！』として称賛されることになりました。

スター・ウォーズは「スペースオペラ」として評されることが常でした。

この彼女の演奏はまさにスペースオペラの名演奏で、技巧的にも表現者としても超ド級の演奏家であることは疑いの余地はありません。

オススメの演奏としては「007：ジェームス・ボンドのテーマ」も素晴らしいですし、「ルパン三世」は78年、79年、80年と年代ごとに異なる演奏を再現しています。

まだまだ他にも書ききれない名演奏ばかりですが、挙げればキリがありません。

熱意と理解と愛情深いご家庭の環境があったことは確かですが、御本人の絶え間なる努力と好奇心、そして向上心が今の彼女を作り上げているのでしょうね。

本当に羨ましいほどの才能です。ストリートピアノを見事に演奏する方々もそうですが、こういう才能豊かな若い方の活躍を目にすることは、我が国の将来を違った形で豊かにしてくれる担い手ばかりだと嬉しささえ覚えます。

どうぞこれからも鍛錬を重ねてもっともっと素晴らしい楽曲をお聞かせくださいますように。

また明日ね(^O^)／~~~

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