本感想66「FLY」
ツナガー・おにぎりです。
長～い通勤中は読書の毎日。
そこで本の感想と
読んだ上でデザイナー・おにぎり（←本業です...）が
表紙デザイン（装丁）デザインしてみました。
1冊でも手に取って読んでもらえたら
皆さんとつながりが持てるような気がします。
（注意：懐具合もありまして本は全て文庫本です。）
*********************************************************
vol.66
FLY〈新野剛志 著〉
文春文庫
前回と同様に新野剛志の本になります。
「FLY」の感想です。
向井広幸は北九州市若松に住む高校二年生。
母の事故死で東京に住む別れた父親へとこの夏引き取られる予定にあった。
一野瀬佳奈とは以前同じクラスで引っ越し前にして思いが通じ合う。
旅立つ直前、高塔山公園で知り合った男・戸浦が
指名手配犯であると気付き通報するがあと一歩で逃亡される。
東京へ移り住み数ヶ月後・佳奈と渋谷で待ち合わせをする。
しかしスクランブル交差点の向こうに佳奈を見つけた直後
目の前で佳奈は戸浦に刺殺されてしまう。
このときから15年の歳月をかけての向井の復習が始まる。
秋山美咲は、今や誰もが知るミュージシャン。
しかし今の名声・地位があるのも戸浦に出会ってからある。
度重なる父親の虐待とオーディションを止められたことから
戸浦に父親の殺人を依頼する。
そして報酬の変わりに戸浦の娘・祥子を歌の世界へと導く。
大きく分けて向井と美咲2つの話が展開します。
そして読み進むうちに一つに交わっていく。
なぜ佳奈は殺されたのか？ またなぜその時佳奈は妊娠していたのか？
なぜ祥子は、危険を冒してまで殺人犯の父と連絡を取り合うのか？
戸浦の名を語るもう一人の人物とは？
始めは展開も遅く、登場人物も多く語り手も変わり
音を一つ一つ鳴らされている感じで分かりませんでしたが
終わってみると一つの曲になった感じです。
（約600ページの長編なので根気よく読んでくださいね！）
復習が復習を産む悲惨な話のまま終わらず
エンディングには少し救われた感じがしました。
美咲の歌うFLYも良かったです。
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では読み終わったうえで、おにぎりが感じたイメージで
「FLY」の表紙を装丁（デザイン）してみました！
「どうして気付かないの 君の背中にあるものを
誰も止めはしない 君がその気になれば
耳をすませ ほら その時がきた ー 」
美咲（千恵理）が歌うFLY
泥沼のような今から這い上がる
今を抜け出すには勇気を持って飛び立て
そんなイメージでデザインしました。
これまでの感想＆表紙デザイン---------------------------------------------------(＝⌒▽⌒＝)
あ
〈青空の卵/坂木司〉 〈悪夢のエレベーター/木下半太〉 〈あぽやん/新野剛志〉 〈イニシエーション・ラブ/乾くるみ 〉 〈fの魔弾/柄刀一〉 〈オテル モル/栗田有起〉
か
〈彼女は存在しない/浦賀和宏 〉 〈軀（からだ）/乃南アサ 〉 〈君に舞い降りる白/関口尚〉 〈求愛/柴田よしき〉 〈Q&A/恩田陸 〉 〈金のゆりかご/北川歩実〉 〈告白/湊かなえ〉 〈凍える牙/乃南アサ〉 〈殺し屋シュウ/野沢尚〉
さ
〈桜ハウス/藤堂志津子〉 〈サマータイム /佐藤多佳子〉 〈シーズザデイ/鈴木光司〉 〈ジウⅠ・ジウⅡ・ジウⅢ/誉田哲也〉 〈ジャンプ/佐藤正午〉 〈真相/横山秀夫〉 〈ストロベリーナイト/誉田哲也〉 〈スパイラル・エイジ/新津きよみ〉 〈すべての雲は銀の…/村山由佳 〉 〈すべては海になる/山田あかね 〉 〈ゼームス坂から幽霊坂/吉村達也 〉
た
〈ダイスをころがせ！/真保裕一 〉 〈竜巻ガール/垣谷美雨〉 〈誰かSomebody/宮部みゆき 〉 〈チョコレートゲーム/岡嶋二人〉 〈償い/矢口敦子 〉 〈手紙/東野圭吾〉 〈転落/永嶋恵美〉 〈逃亡作法/東山彰良〉
は
〈バージョンアップ/小泉すみれ〉 〈パズル/山田悠介 〉 〈働く女/群ようこ〉 〈100回泣くこと/中村航〉 〈ビンゴ/西村健〉 〈プラナリア/山本文緒〉 〈プリズム/貫井徳郎〉 〈フルタイムライフ/柴崎友香〉 〈ブレイクスルー・トライアル/井園 旬〉 〈僕を殺した彼女/北川歩実〉 〈星々の舟/村山由佳〉
ま
〈目線/天野節子 〉 〈無制限/渡辺容子〉 〈もう君を探さない/新野剛志〉 〈MOMENT/本多孝好〉
や
〈誘拐症候群/貫井徳郎〉 〈雪が降る/藤原伊織〉 〈ゆび/柴田よしき〉 〈四つの
嘘/大石静 〉 〈夜の果てまで/盛田隆二〉 〈呼人/野沢尚〉
ら
〈LAST/石田衣良〉 〈ラッシュライフ/伊坂幸太郎〉 〈ラブ＠メール/黒史郎〉 〈ランドリー/森淳一〉 〈リアルワールド/桐野夏生 〉 〈リピート/乾くるみ 〉 〈臨場/横山秀夫 〉 〈ルアーに恋した日/喜多嶋隆〉
わ
〈 ワーキングガール・ウォーズ/柴田よしき〉 〈笑う警官/佐々木譲〉
長～い通勤中は読書の毎日。
そこで本の感想と
読んだ上でデザイナー・おにぎり（←本業です...）が
表紙デザイン（装丁）デザインしてみました。
1冊でも手に取って読んでもらえたら
皆さんとつながりが持てるような気がします。
（注意：懐具合もありまして本は全て文庫本です。）
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vol.66
FLY〈新野剛志 著〉
文春文庫
前回と同様に新野剛志の本になります。
「FLY」の感想です。
向井広幸は北九州市若松に住む高校二年生。
母の事故死で東京に住む別れた父親へとこの夏引き取られる予定にあった。
一野瀬佳奈とは以前同じクラスで引っ越し前にして思いが通じ合う。
旅立つ直前、高塔山公園で知り合った男・戸浦が
指名手配犯であると気付き通報するがあと一歩で逃亡される。
東京へ移り住み数ヶ月後・佳奈と渋谷で待ち合わせをする。
しかしスクランブル交差点の向こうに佳奈を見つけた直後
目の前で佳奈は戸浦に刺殺されてしまう。
このときから15年の歳月をかけての向井の復習が始まる。
秋山美咲は、今や誰もが知るミュージシャン。
しかし今の名声・地位があるのも戸浦に出会ってからある。
度重なる父親の虐待とオーディションを止められたことから
戸浦に父親の殺人を依頼する。
そして報酬の変わりに戸浦の娘・祥子を歌の世界へと導く。
大きく分けて向井と美咲2つの話が展開します。
そして読み進むうちに一つに交わっていく。
なぜ佳奈は殺されたのか？ またなぜその時佳奈は妊娠していたのか？
なぜ祥子は、危険を冒してまで殺人犯の父と連絡を取り合うのか？
戸浦の名を語るもう一人の人物とは？
始めは展開も遅く、登場人物も多く語り手も変わり
音を一つ一つ鳴らされている感じで分かりませんでしたが
終わってみると一つの曲になった感じです。
（約600ページの長編なので根気よく読んでくださいね！）
復習が復習を産む悲惨な話のまま終わらず
エンディングには少し救われた感じがしました。
美咲の歌うFLYも良かったです。
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では読み終わったうえで、おにぎりが感じたイメージで
「FLY」の表紙を装丁（デザイン）してみました！
「どうして気付かないの 君の背中にあるものを
誰も止めはしない 君がその気になれば
耳をすませ ほら その時がきた ー 」
美咲（千恵理）が歌うFLY
泥沼のような今から這い上がる
今を抜け出すには勇気を持って飛び立て
そんなイメージでデザインしました。
これまでの感想＆表紙デザイン---------------------------------------------------(＝⌒▽⌒＝)
あ
〈青空の卵/坂木司〉 〈悪夢のエレベーター/木下半太〉 〈あぽやん/新野剛志〉 〈イニシエーション・ラブ/乾くるみ 〉 〈fの魔弾/柄刀一〉 〈オテル モル/栗田有起〉
か
〈彼女は存在しない/浦賀和宏 〉 〈軀（からだ）/乃南アサ 〉 〈君に舞い降りる白/関口尚〉 〈求愛/柴田よしき〉 〈Q&A/恩田陸 〉 〈金のゆりかご/北川歩実〉 〈告白/湊かなえ〉 〈凍える牙/乃南アサ〉 〈殺し屋シュウ/野沢尚〉
さ
〈桜ハウス/藤堂志津子〉 〈サマータイム /佐藤多佳子〉 〈シーズザデイ/鈴木光司〉 〈ジウⅠ・ジウⅡ・ジウⅢ/誉田哲也〉 〈ジャンプ/佐藤正午〉 〈真相/横山秀夫〉 〈ストロベリーナイト/誉田哲也〉 〈スパイラル・エイジ/新津きよみ〉 〈すべての雲は銀の…/村山由佳 〉 〈すべては海になる/山田あかね 〉 〈ゼームス坂から幽霊坂/吉村達也 〉
た
〈ダイスをころがせ！/真保裕一 〉 〈竜巻ガール/垣谷美雨〉 〈誰かSomebody/宮部みゆき 〉 〈チョコレートゲーム/岡嶋二人〉 〈償い/矢口敦子 〉 〈手紙/東野圭吾〉 〈転落/永嶋恵美〉 〈逃亡作法/東山彰良〉
は
〈バージョンアップ/小泉すみれ〉 〈パズル/山田悠介 〉 〈働く女/群ようこ〉 〈100回泣くこと/中村航〉 〈ビンゴ/西村健〉 〈プラナリア/山本文緒〉 〈プリズム/貫井徳郎〉 〈フルタイムライフ/柴崎友香〉 〈ブレイクスルー・トライアル/井園 旬〉 〈僕を殺した彼女/北川歩実〉 〈星々の舟/村山由佳〉
ま
〈目線/天野節子 〉 〈無制限/渡辺容子〉 〈もう君を探さない/新野剛志〉 〈MOMENT/本多孝好〉
や
〈誘拐症候群/貫井徳郎〉 〈雪が降る/藤原伊織〉 〈ゆび/柴田よしき〉 〈四つの
嘘/大石静 〉 〈夜の果てまで/盛田隆二〉 〈呼人/野沢尚〉
ら
〈LAST/石田衣良〉 〈ラッシュライフ/伊坂幸太郎〉 〈ラブ＠メール/黒史郎〉 〈ランドリー/森淳一〉 〈リアルワールド/桐野夏生 〉 〈リピート/乾くるみ 〉 〈臨場/横山秀夫 〉 〈ルアーに恋した日/喜多嶋隆〉
わ
〈 ワーキングガール・ウォーズ/柴田よしき〉 〈笑う警官/佐々木譲〉