誰かの "奴隷" とはいったいどういうことなのか
ひとりさんはこうおっしゃっています。
「特殊な才能を持っていない人」が
どうすればお金持ちになれるかについて
説明します。
サラリーマンでもなんでも働くことで
得られる "収入" というのがあります。
収入がない人は、
まず働いて収入を得るところから
始めてください。
専業主婦なら家庭の仕事をすることで
夫や家族を補佐しているので、
夫婦で収入を得ていると考えられます。
それで、お金持ちになるには、
その収入のうちの
"10分の1だけ自分にあげればいい" んだよね。
こう言うと、
「いや、私はもらった給料は全部、
自分にあげています」
っていう人がいるんだけど、
それならそのお金やそれだけの価値が
手元に残っているはずです。
ところが、もしお金がまったく
手元に残っていないんだとしたら、
あんたはそのお金を
"誰かにあげている"
ことになります。
家賃として大家さんにあげたり、
食費としてスーパーにあげたり、
バッグ代として鞄屋さんにあげたりしているの。
これって言い換えれば、
大家さんにやスーパーのために
働いているのと同じことですし、
言い方は悪いけれど、
"社会の奴隷" と一緒です。
もちろん、生きていくには
生活するための家も必要ですし、
体を養うためには食費もかかります。
でも、稼いだお金が手元にまったく
残ってないのだとしたら
「全部、誰かのためにあげてるのと同じだよね」
って言いたいの。
まずは収入のうちの1割を残すようにする。
月に20万円の給料をもらっている人なら2万円、
30万円もらっている人なら3万円を毎月、
貯めるんです。
そうすれば、30万円をもらっている人なら
1年経てば確実に36万円が貯まり、
10年後には360万円の
"お金持ち" になれます。
だから、まずは大家さんや
服屋さんや飲み屋さんのためだけに働く
"奴隷" から脱却して、
「10分の1だけでも自分にあげる」。
つまり、10分の1を手元に残すようにしてください。
たった1割でいいんです。
残りは使っていいの。
「9割貯めろ」
って言っているんじゃないんだよ。
自分が稼いだお金が一銭も残らないのは、
自分に一銭もあげていないからなんです。
大人だって子どもだって
お金をあげれば喜ぶでしょう。
それを服屋だけにあげちゃったり、
飲み屋だけにあげちゃったりしているうちは
残らないよね。
自分のために残さないのは、
自分のことを全然可愛がってないのと一緒だよ。
とにかくこれが
「お金に困らない」ための、
そして「お金持ちになる」ための
第一歩になるのです。
ひとりさんの著書
『お金の真理』より抜粋
「お金持ちになりたい」と思いながら、
収入をすべて使ってしまっていたら、
自分を可愛がっているように思っていても
可愛がれていないんですね。
収入から1割貯めることで
自分にお金をあげることができるので
「お金持ち」への一歩を歩き始めましょう!
最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・不機嫌に玄米菜食するなら何でも感謝して食べて「上気元」がいい
・幸せとは誰かと分けるものではない 幸せとは、「自分の心で感じるもの」
・健康のありがたみ、親の七光りのありがたみ 持っている人は、それが、なかなかわからない
・「ダイヤモンド」と「コップ一杯の水」 あなたはどちらが大切ですか?
・「誰かを助けたい!」と思ったときに困っている状態から抜けられる
・病気を都合よく利用しているとズルズル引きずられていっちゃう
・"かっこ" ばかりつけるな、でなく、 "かっこ" ぐらいつける
・"押し出し" を始めると、「このままでは終わりたくない」と思い始める
・人は「成功していて、かっこよくて、さらにいい人」に魅力を感じる