ひとりさんはこうおっしゃっています。
非常に仕事ができて正義感が強く、
とてもまじめでがんばり屋さんなのですが、
心の奥底で「自分はスゴくない」と
思っている女性がいました。
あるとき、職場でベテラン社員が
気の弱くて言い返せない社員に的をかけ、
いちゃもんをつけているのを見かねた彼女は、
「もう、やめましょうよ」
とベテラン社員に意見したそうです。
彼女はどうなったと思いますか?
ベテラン社員に逆ギレされ、
怒鳴られてしまったんです。
彼女は正しいことをしました。
弱い者いじめをしている
ベテラン社員のほうがよくないんです。
それなのに、彼女はその人に
怒鳴りつけられてしまいました。
「向こうが悪いことをして、私は正しいのに」
と、彼女は言うんです。
そうだ、そうだ、弱い者いじめをするほうが悪なんだ。
正しいことをした人間が、
悪いことをした人間に逆ギレされるほうが、
おかしいんです。
わかりますか?
もし仮に、そのベテラン社員に意見したのが、
スキンヘッドで筋骨隆々でね、
素手で瓦の5、6枚ぐらい軽く割ってしまいそうな
屈強な男性だったら、
そのベテラン社員は絶対、
逆ギレしないはずなんです。
なにが言いたいのかって言うとね。
つまり、誰が言ったのかが重要なんだよ
っていうことです。
言っていることが正しいかどうかじゃないんです。
「自分はスゴくない」と思っている女性のことを、
そのベテラン社員は「スゴくない」と思っているんです。
相手にナメられているから、
正しいことを言っているにもかかわらず、
逆襲されてしまうんです。
人生、ナメられちゃいけないんです。
正義は悪に勝たなくちゃいけないよ、
と言ってるの(笑)。
相手に「スゴくない人」と見なされてしまったら、
どんなに正しいことを言っても、
相手の人は聞く耳を持ってくれないんです。
逆に「自分はスゴいんだ」と思って、
スゴい波動を出していたら、
なんの問題もなかったでしょう。
逆ギレされることもなかったんです。
これが波動のなせる技です。
あなたが出していた波動が、
今、あなたの目の前で起きていることを
引き寄せたのです。
人生は、自分が出す
波動どおりになります。
人生は波動なんです。
ひとりさんの著書
『世界一ものスゴい成功法則』より抜粋
たとえ正しいことを言っても、
相手にナメられていたら、
負けてしまうんですよね。
自分が屈強な姿をしていなくても、
心を屈強な心に変えて、
相手にナメられないように、
はっきりと言ってやりましょう!!
今日も最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・幸せとは誰かと分けるものではない 幸せとは、「自分の心で感じるもの」
・健康のありがたみ、親の七光りのありがたみ 持っている人は、それが、なかなかわからない
・「ダイヤモンド」と「コップ一杯の水」 あなたはどちらが大切ですか?
・「誰かを助けたい!」と思ったときに困っている状態から抜けられる
・病気を都合よく利用しているとズルズル引きずられていっちゃう
・"かっこ" ばかりつけるな、でなく、 "かっこ" ぐらいつける
・"押し出し" を始めると、「このままでは終わりたくない」と思い始める
・人は「成功していて、かっこよくて、さらにいい人」に魅力を感じる
・「迷惑かけるな」って言うのは、「平均台の上を歩け」と言うのと同じ