どうして、 "できないからスゴいのか"
なぜ、 "わからないからスゴい" のか
ひとりさんはこうおっしゃっています。
私は、漢字が苦手です。
読むことはできるのですが、
書けないのです。
書こうと思っても、
黒い点になって書けません。
ほんとうに、がんばって努力しても、
漢字が書けないのです。
そういうとき、ふつうの人は
「オレってダメだな。
漢字もろくに書けないんだから」
と考えるでしょ?
でも、一人さんは違う。
漢字が書けないという、
そのことに神様の愛を感じます。
なぜかと言うと、例えば、あなたが
「私、これが苦手でできないのよ」
と言ったとするでしょ。
そうすると、一人さんはあなたに、
「じゃあ、私が代わりにやってあげるよ」
という言葉がすぐ出てくるんです。
なにが言いたいのかって言うとね。
もし私が、努力によって
克服できたものばかり持っているとすると、
自分が努力で克服できたことは、
「他人にもできて当然」
と思ってしまうんです。
そして、努力してもできない人に
「もっと努力しなよ」とか、
「やり方を教えてあげるから、やってごらん」
と言ってしまう。
悪気はないんです。
無自覚なまま、相手の肩の荷を
増やしているんです。
まさか、自分が相手の肩の荷を
重くしているとは気づかずに、
「もっとがんばれ!」
と言ってしまうのです。
でも、努力をしてもできないものを
持っているおかげで、
できない人の気持ちがわかるんです。
だから私は、
「私が代わりにやってあげるよ」
という言葉が、
スーッと出てきます。
「努力してもできない」という
神が与えてくれた才能のおかげで、
ものスゴく他人に優しくなれるんです。
また、自分にできないことを
誰かがやってくれたら
「ありがとう」って
お礼を言うでしょ。
できないことは才能なんです。
「できない」ものがあることによって、
感謝を覚えることができるんだから。
ひとりさんの著書
『世界一ものスゴい成功法則』より抜粋
苦手だったことをなんとか努力で克服したあと、
同じ苦手なことに挑戦している人を見ると
「俺ができたんだからできて当然だ!」って
思ったりしてしまいますよね。
苦手なことは、人に頼んだりすることで、
感謝を人に伝えることもできるので、
無理に克服しようとはせずに
人に頼んで、感謝を伝えていきましょう!
今日も最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・幸せとは誰かと分けるものではない 幸せとは、「自分の心で感じるもの」
・健康のありがたみ、親の七光りのありがたみ 持っている人は、それが、なかなかわからない
・「ダイヤモンド」と「コップ一杯の水」 あなたはどちらが大切ですか?
・「誰かを助けたい!」と思ったときに困っている状態から抜けられる
・病気を都合よく利用しているとズルズル引きずられていっちゃう
・"かっこ" ばかりつけるな、でなく、 "かっこ" ぐらいつける
・"押し出し" を始めると、「このままでは終わりたくない」と思い始める
・人は「成功していて、かっこよくて、さらにいい人」に魅力を感じる
・「迷惑かけるな」って言うのは、「平均台の上を歩け」と言うのと同じ