今回は人間関係のお話をお伝えしようと思います!
ひとりさんはこうおっしゃっています。
この話は信じる人と
信じない人がいるから、
信じない人は信じなくても構いません。
ずいぶん変わった意見だなと思って聞いてください。
でも、今から言うことはほんとうの話ですよ。
実は人間って、
何回も生まれ変わるんだけど、
生まれて来る前に、
自分のストーリーを決めてくるんです。
実は、前の人生から死んで天国へ行ったときに、
自分たちは学ぶんです。
向こうでいろんなことを学ぶんです。
前世できなかったこととか。
それを今度、勉強したことやなんかを、
記憶は消されてくるんです。
そのとき、自分たちなりのストーリーを
作って来るんです。
そのいちばん修行しやすい状態のところへ生まれる。
人間が生まれる前に、
魂が入るんです、赤ちゃんに。
よく子どもで、親が勝手に生みやがって、
というけど、そうじゃないんです。
勝手に魂が入ってきた。
きょうだいがいると、ほんとうに違うでしょう。
同じ親から生まれても性格は全然違うでしょう。
あれは魂が違うんです。
その魂が、いちばん勉強しやすいところに
入ってくるんです。
うちの親父、酔っ払いで
どうしようもなくてというけど、
酔っ払いでどうしようもない親父でないと、
学べないことがあるんです。
それで、自分の人生で越えられないこと、
乗り越えられないことはいっさい起きないんです。
全部乗り越えられるんです。
あのきょうだいで、というけど、
あのきょうだいがいないと修行にならないんです。
あの友だちがいないと修行にならないんです。
すごい豪邸かなんかに住んでいて、
運転手さんつきの親だったらいいなあとか
子どものころはよく思うんです。
豪邸に住んでいて、こういうふうにしてって、
夢を描くけど。
ほんとうにあなたにぴったりの親って
だれだと思いますっていうと、
酔っ払っていようが、口うるさい母親だろうが、
よくよく考えるとあの親しかいない、
というぴったりの親のところに生まれてくるんです。
そして、人生を修行するようになっているんです。
おおむね修行することは
決まっているんです。
それに見合った環境のところへ出てきて、
いろんな勉強をするようになっているんです。
その間、泣いたり、笑ったり、怒ったり。
あっちにぶつかり、こっちぶつかりしながら
魂が成長していくんです。
それで成長して、またふるさとへ帰る。
で、また、向こうで勉強して
またこちらへ来るという。
それを繰り返してるんです。
だから、あなたにとって無駄なことって、
いっさいないんです。
無駄な人もいないんです。
すべてを、魂の成長のために
起きていることなんだ、
というふうにとらえると、
ものすごくよくものが見えてくるんです。
あなたにとって、あの親もこの親も、
この職場も。
ちなみに言うと、
仕事はあなたが選んでいるように思うけど、
仕事に呼ばれるんです。
そこで修行が待ってるんです。
どこに行ってもあなたは
魂の勉強をしているんです。
病気をすることも魂の勉強なんです。
人と会うことも魂の勉強。
すべてが魂の勉強です。
そのことを思うと、
いろんなことが見えてきて、
魂の勉強だとしたら、
なにがいちばん答えが正しいだろう、と。
さっきの話じゃないけど、
同僚が足を引っ張ったりなんかする。
相手の問題だ、
相手と俺の問題だと思うんじゃなくて、
これも魂の修行のためなんだとしたら、
汚いまねを相手がいくらしても、
自分はしないとか。
相手が悪口を言いまくっても、
自分は言わないとか。
おのずから答えが出てくるんです。
なぜか、心がさわやかになって、
春風がフワッと吹いたような答えが
絶対正しいんです。
その答えを一個一個に
出していけばいいんです。
人間は、実は神とつながっているんです。
修行をしに来てるんです。
一歩一歩神に近づいているんです。
それが転落するようなこと、
あいつ悪口言ったから、倍言ってやろうとか、
ぶっ殺してやるぞ、とかいうのがあるけど、
それって起きた問題に対して、
ものすごい間違った答えを出しているんだよね。
人生がすごい転落してっちゃう人がいるじゃない。
あなたの答えって神的ですか。
それ、地獄の魔王ですよっていう答えあるよね。
呪い殺してやるとかっていうけど、
それは正しくないですよ。
起きた問題に神的な答え、
さわやかな風が心の中に吹くような、
さわやかな答えをしてください。
それが全部正しいですよ。
ひとりさんの著書
『幸福力』より抜粋
親子の関係、人間関係はその人が
"魂の成長をするためにある" ということなんですね。
周りで起きる出来事も、魂の勉強として起こる。
たとえば、近くで、ひどい叱り方をする親御さんを見たとき、
「ああいう叱り方はしないほうがいいな」と
反面教師をしてくれていると思えたら、
それも魂の成長だと私は思っています。
いろいろなことが起こりますが、
一つ一つ起きたことに学びがあると思って、
勉強をし続けていきましょう!
今日も最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・"かっこ" ばかりつけるな、でなく、 "かっこ" ぐらいつける
・"押し出し" を始めると、「このままでは終わりたくない」と思い始める
・人は「成功していて、かっこよくて、さらにいい人」に魅力を感じる
・「迷惑かけるな」って言うのは、「平均台の上を歩け」と言うのと同じ