自分の都合の悪いことって、
あまり考えたくはないですよね。
それでも、人はふと都合が悪くなることを
思ってしまったりします。
そこで、ひとりさんならどうするのかを
お伝えいたします!
この世の中は、神の摂理で動いてる。
だから、この世は、
お金持ちの思うようにはならない。
一人さん、なにをいいたいんですか? ってね。
この前、「お金持ちはおいしいものが食べれて、
好きなことができて、いいな」
っていう人がいたんです。
だけど、お金をたくさん出せば
おいしいものが食べられるんだったら、
安いものは、みんなマズい、ってことになる。
でも、事実上、安くておいしいものって、
山ほどあるんです。
それと、昔から
「朝鮮ニンジンは効く」っていうけど、
朝鮮ニンジンよりうんと安い、
ふつうのニンジンだって、
スゴい効くんです。
ふつうのニンジンを何本かすりおろして、
それを飲むと、
具合の悪かった人が元気になっちゃう。
ガンでもなんでも、
やっつけちゃうんだよ。
いいかい、神さまは
「お金を持ってない人は苦労してなさい」とか、
「マズいものだけ食べてなさい」とか、いわない。
神はそういうことをいわないから、神なんだ。
その神の摂理でこの世の中は動くから、
中学校しか出てなくてもオレみたく
納税日本一になっちゃうようなヤツが出てくる。
だから、「中学校出だからダメだ」とか
思ってちゃダメなんです。
中学出だと、高校出の人より
社会に出るのが三年早い。
大学出と比べたら七年早いんです。
マラソンだと、他の人より、
七年も早く走っていたら、
相当、先、行っちゃう (笑)。
それと、『ウサギとカメ』っていう
物語がありますよね。
みんなは「カメが勝った」という。
でも、一人さんにいわせると、
カメは負けなんです。
試合中にウサギが寝ててくれたから、
カメは勝った。って、みんなはいうんだけど。
でも、競技中に寝てる選手、
あなた、見たことありますか?
そんなもん、いるわけないだろ、って (笑)。
カメは泳ぎが得意なんだから、
ウサギと勝負するんだったら、
水泳に持ち込まなきゃダメなんだよ。
それを、ウサギに「陸で、かけっこしよう」って。
なにを血迷ったか、足の遅いカメが
自分から足の超速いウサギに
「かけっこしよう」って持ち込んだ時点で、
カメの負け。
かけっこが速いウサギと勝負したら、
カメが勝つわけがない。
現実にそうでしょ。
競技中に寝ちゃうようなヤツもいないんだよ。
苦手な競技で勝負するヤツもいない。
だから、中学出や高校出の人が、
大学出ばっかりのところで働いてたって、
出世が難しいのが当たり前。
でも、「出世できないから、中学出はダメだ」じゃない。
中学出でも出世できる職業が一つあるんです。
それは、「社長業」です。
自分でラーメン屋やれば、
ラーメン屋一軒でも、自分は社長だよ。
居酒屋をやれば、そこの社長だよ。
社長になって、一生懸命、仕事して、
チェーン店にでもしたら、一流会社の社長の
何倍も給料とることはできるんです。
だから、「中学出はだからダメだ」とか、
これこれができないから「自分はダメだ」とか、
思っちゃいけない。
「自分は学生のとき、方程式ができなくて」って、
社会に出たら、方程式はいらないの。
万が一、必要なことがあったとしても、
そのときは、必ずできる人間が出てくるようになってる。
「斎藤さんの会社で、私を使ってくれませんか」
っていう人が、必ず出てくるんです。
英語ができないで困る、じゃない。
英語が必要になったとき、
必ず英語ができるヤツがくる。
だから、世の中は、
困らないようにできてるの。
「私の人生、こんなに困ることがあるんですけど」って、
それはあなたが
「自分の人生は、困る人生だ」と思ってるから。
この世は、思ったことが現実になるの。
だから、自分に都合の悪いこと、
思っちゃいけないよ。
ひとりさんの著書
『愛される人生』より抜粋
自分の都合が悪いこと、言い換えれば
自分の短所・不利なことを思うよりも、
むしろそれを有利に思うことで
状況を変えることができます。
勝負をする場所でも、
自分が不利になるような場所や
競技で戦うのではなく、
自分が有利になる競技で戦えばいいんです!
得意なことで、勝負していきましょう!
最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・「迷惑かけるな」って言うのは、「平均台の上を歩け」と言うのと同じ