修行と聞くと、すぐに思い浮かぶのは
「苦しくて、辛くて、大変」や「楽しくないこと」が思い浮かびますが
"どんな修行も「楽しくやること」が大事" とはどういうことなのか
ひとりさんはこうおっしゃっています。
私もいろいろなことがありましたが、
お弟子さんたちと、
次、次って乗り越えてきました。
そうやって乗り越えてこられたのって、
楽しくやってきたからだと思います。
同じ修行でも、辛くて、きびしかったら、
途中でやめちゃいます。
商売のことで、何か教えるときも、
「どうしたら楽しく教えられるかな?」って、
いつも考えています。
松下幸之助さんの時代は、
「マジメにやる」だけでよかったんです。
いまは「マジメにやる」プラス、
「楽しい」を入れないとダメです。
おそらく、いま、松下幸之助さんが出てきても、
「マジメにやる」だけだったら、
あれほどの出世はないと思います。
でも、松下幸之助さんは頭がいい人だから、
いまの世の中に生きていれば、
そのことに気づいているはずです。
「楽しい」ということが、どれほど大切か。
昔は、難しい教えを、
わかりやすく教えればよかったんです。
いまは、難しい教えを、わかりやすく、
かつ楽しく教えなきゃいけません。
居酒屋も、料理がおいしいだけじゃいけません。
お店に行くことが、楽しくなきゃいけません。
シゲ (永松茂久さん) の書いた
『斎藤一人の人を動かす』 (PHP研究所) も、
読んでいて感動するけど、楽しいんだよ。
「人の役に立つことを教える」
「わかりやすく教える」
「楽しく教える」
この三つがキーワードですね。
いまの時代、二つだけじゃ、
失格かもしれません。
三つそろって、はじめて合格点でしょう。
焼き鳥屋さんでも、
「焼き鳥がおいしい」
「店の感じがいい」
「店に来て楽しい」、
この三つがそろわなきゃダメですね。
ひとりさんの著書
『強運』より抜粋
なにごとも、"楽しく"がポイントになって、
足りなければ、合格じゃないということなんですね。
これからは、人になにかを教えるとき、
「どうしたら楽しく教えられるか」を考えて、
実行できたら、○ですね!
ひとりさんのお話をお伝えさせていただいている私も、
読者のみなさんに、楽しく読んでいただけるように
"修行を楽しく"おこなっていこうと思います♪
最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・「迷惑かけるな」って言うのは、「平均台の上を歩け」と言うのと同じ