"自分ができることを、楽しく分け合う" とは
自分ができることと、
なにを楽しく分け合えばいいのか
ひとりさんはこうおっしゃっています。
まだまだ日本人には
学ぶことがいっぱいあります。
お年寄りをたいせつにするっていうのも、
ほんとうはたいせつなんだけど、
なんでもかんでも年寄りに
これからお金をかけてどうのこうのって言うと、
これから若い人たち、
私たちのめんどうを見ていく若い人たちが
就職ができないとか。
どこかで、適当なところで、
年寄りも毎日歩くとか。
歩ける人はだよ。
歩いたり、自分の健康管理したりとかね。
若いときがんばったんだから、
国の世話になるのは
あたりまえなんだという、
そういう考えよりもね。
自分たちにできることはなんだろう。
若い人たちに私たちが
してやれることはなんだろう。
若い人たちは若い人たちで、
私たちがお年寄りにできることはなんだろう。
みんなでできることを考えて、
平均的なバランスでものを見ないと、
年寄りばっかりにいいことが傾いても、
若い人たち困っちゃうし、
若い人たちは若い人たちで、
働き口もないのに、
年寄り支えようもなくなってきちゃうんだよね。
みんなで仕事を分け合うなりとか、
みんなでできることを分け合って、
これから生きていく。
それも心の豊かさだし、
仕事の豊かさ。
豊かな考え方でいかないと、この先、
乗り越えていくことってできないよね。
私は私なりにできることで、
質問にお答えしたり、
微力ながら一生懸命働いて税金を納めたりとか、
できるだけのことをやっていかなきゃいけないけど。
国全体を考えて、あの人が悪いとか、
こっちが悪いとかっていう、
だれかを責めるんじゃなくて、
自分たちがなにかできることが
あるんじゃないかっていう、
豊かな考えから発想していかないと。
明るい未来も、明るい未来なら
ほうっておいても明るいところへ行くんじゃないよ。
明るい反対河岸は、暗いんだからね。
そっちのほうへ向かっちゃったら、
暗いほうへ行っちゃうよ。
決して、先が暗いと言ってるんじゃないの。
暗いとこへ向かっていっちゃだめだよ。
明るいほうへ、やっぱし今から、
お互いできることはなんだろう。
自分にできることはなんだろう。
なにをしてくれとかっていう
要求ばかりじゃない時代がこれから来るんだ。
自分たちができることを
楽しくやっていこう、
という時代が来ると思います。
ひとりさんの著書
『幸福力』より抜粋
ただやってもらったり、要求したりではなく、
これからは、自分のできることをできる範囲で
みんなにしていくことが、とても大事なんですね。
お互いにできることをしあって、
よりよい日本にしていきましょう♪
最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・"かっこ" ばかりつけるな、でなく、 "かっこ" ぐらいつける
・"押し出し" を始めると、「このままでは終わりたくない」と思い始める
・人は「成功していて、かっこよくて、さらにいい人」に魅力を感じる
・「迷惑かけるな」って言うのは、「平均台の上を歩け」と言うのと同じ