前回の記事、
"トラに会っても、「休止命令」が出れば問題はないんです" の
続きのお話になります!
ひとりさんはこうおっしゃっています。
今は、たとえば、
小さい時から学校で競争させられたりしますよね。
それから、道路には車がブーブー走っていて、
横断歩道なんかを渡るときは
「車にひかれたら死んじゃうよな」
とか思いながら歩かなきゃいけないんです。
昔は、そんなこと、
なかったんですよ。
昔の人は、たいがい、
ちっちゃい村で生まれて、
病気ひとつしないで死んでいったんです。
ホントですよ。
医者にかかるときって、
最期の臨終のときで、
それぐらいしか医者にかからないぐらい、
みんな健康だったの。
それで、その頃って、
食事のバランスなんかも意外ととれてたんです。
自然のものを食べていて、
それしかなかったんですから。
今、みんなが心配している、
農薬なんてものもなかった。
ニュースは村の話題しかなくて、
村で人殺しが起きるのは数百年に一回で、
ホントに平和だったの。
今は、テレビをつけると毎日のように
「どこの誰さんが誘拐されました」とか、
「殺されました」とかって、
日本じゅうに悪いニュースばっかり流されているから、
「いつか自分も殺されるんじゃないか」
「娘が、さらわれるんじゃないか」
とか不安になっちゃう。
自分が勝手に想像して、
不安な状態になるの。
不安になると、ほぼ毎日、
いつもトラに会っているのと同じ状態が続くんです。
現実に起きていなくてもなるんです。
ホントに娘がさらわれていなくても、
「もし、娘がさらわれたらどうしよう」
って思っていると、
さらわれたときと同じ状態にからだはなるんです。
それが証拠に今、
目の前にどんぶり一杯のすっぱそうな
梅干がここに出たとしたら、
それを想像しただけでツバが出ましたよね。
ということは、想像すると、
見たのと同じような現象が起きるんです。
からだのなかで血をかためる物質とか、
血圧をあげるホルモンとかをどんどん、つくります。
からだのなかに、たまってくるんです。
そんな状態が続くと、ある日、
血がかたまっちゃうの。
で、血管がふさがっちゃう。
脳の血管がふさがっちゃうと、
ひっくり返って倒れちゃったりする。
それから、血圧もあがっちゃう。
血圧があがったまま、ずっといると、
ある日、血管が切れちゃう。
脳の血管が切れると、脳溢血になるよね。
そういうのが肝臓で起これば
「肝臓が悪い」だとかいうことになるんです。
だけど、そういう物質とか、
ホルモンが出るのが一時的なもので、
ちゃんとストップできれば、
なんてことはないんです。
ストップしちゃえば、
今たまっているものって、
オシッコから出たり、汗から出たり、
便から排出されたり、自然に分解してくれたり、
たいした問題ではないんです。
いけないのはストップできないで、
物質が出続けてしまって
体内のバランスがくずれて、
自分で自分の病気をつくってしまう。
これが今すごく、一番多いと
私は思っているんです。
ひとりさんの著書
『運命は変えられる』より抜粋
戦闘態勢の状態が続いてしまうと、
からだは働き続けてしまい、疲れがたまり、
疲労感やコリかたまってしまうということなんですね。
これを長く続けてしまっていたことに気づけたら、
気づけただけで大きく前進していますよ!
精神的なことでもなってしまうことなので、
一瞬にしてなくなることはないと思いますが、
少しずつ、「休めスイッチ」を入れられるようにしていきましょう!
今日も最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・病気を都合よく利用しているとズルズル引きずられていっちゃう
・"かっこ" ばかりつけるな、でなく、 "かっこ" ぐらいつける
・"押し出し" を始めると、「このままでは終わりたくない」と思い始める
・人は「成功していて、かっこよくて、さらにいい人」に魅力を感じる
・「迷惑かけるな」って言うのは、「平均台の上を歩け」と言うのと同じ