【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
「介護を始める方へ ~最初に忘れてはいけない事~」の続きです
★これまでのお話
ばーちゃん(姑95歳・要介護3)は、29年前、次男夫婦と同居するために家を建て替えた。
じーちゃん(舅)が亡くなり、家土地の名義は次男へ。
次男も亡くなり、名義がばーちゃんの次男嫁(鬼嫁)に移って、ばーちゃんを家から早く追い出したい鬼嫁👹の、猛攻撃が始まる。
で、ばーちゃんは、家も財産も鬼嫁に盗られて、わが家にやって来た。
最初にすべき具体的な線引き~介護を始める方へ~
介護開始の前に、『取り決め』つまり『線引き』をしておいた方が良いという、前回のお話の続きです。
「私の家では、ここまでは出来ますが、ここからは出来ません」
どこで線を引くかは、それぞれの事情で、みんな違うと思うけど、
我が家の場合、
「歩けなくなったら、うちにいることはできなくなるから、足が弱らないようにね」
「私(嫁)は、ばーちゃんが歩けなくなっても、仕事を辞めることができないよ」
という2つを、いつも伝えていた。
鬼嫁(義弟嫁)に家を追い出されたばーちゃんを引き取ることに決まったときに、
「この二つを最初に、ばーちゃんに伝えたほうが良い」
と言ったのは、当時33歳の長女だった。
長女が学校を卒業して働いていた頃、仕事の良くできる先輩がいた。その人は、親の介護(認知症あり)に専念するために仕事をきっぱり辞めて、結婚もせずに介護を頑張っていたのだけど、精神を病んでしまった。その人のことを思い出しての言葉だったんじゃないかな…
ばーちゃんが来て3年目を過ぎた頃から、ばーちゃんの足は弱り始める。
感謝の言葉はないし、嘘をつくし、手を💩で汚すし、こちらのお願いを全く聞いてくれない
これから、ばーちゃんがどんな風になるのか?
介護はいつまで続くのか?
先のことがさっぱりわからず、押しつぶされそうになって、夫婦喧嘩も増えた
で、ばーちゃんとの取り決めとは別に、夫とさらに具体的な”線引き”を考えることになった。
夫「ともかく、足が悪くなってトイレに行けなくなっても、ベッド横に簡易トイレは置かない。その時点で施設に入ってもらう」
私「でも、特養の順番が回ってこなかったら、介護付き有料老人ホームって高いよね?」
夫「仕方ない」
つまり、お金より私たちの「時間」を優先しようということに。
ばーちゃんの財産は、ほとんど鬼嫁👹に盗られた後で、貯金もほとんどない。
けれど、ばーちゃんが我が家に来た時、大阪で鬼嫁に渡していたのと同額の生活費を、毎月入れてもらっていたのだけど、それを全部、貯金してきた。
(ただし、名義はばーちゃんではなくて、私にした。本当はばーちゃんに使うお金を、私が何とかやりくりしていたのだから ばーちゃん名義にするとまた、鬼嫁が出てくるかもしれないし)
”足が動かなくなったら、ばーちゃんには有料老人ホームに入ってもらって、貯めたお金を、毎月年金で足らない分の補填に回しながら、特養を待つことにしよう”
夫にそう言ってもらって、かなり気分的に楽になりました
私たちの決断は、自分勝手かもしれないけど、心身症孫とうつ病長女と寛解中の夫がいて、私は坐骨神経痛、そんなわが家のギリギリの選択 ごめんなさい🙇
つづく
☆姑の介護のお話
「訂正後:義母がショートステイ&特養にかかった費用」
「施設の費用はかかる? ロングショートステイ中の入院」
「毎月、お薬代にいくら払っていますか?」
「好かれるばーちゃんと、そうでないばーちゃん、違いはどこに?」
「義母を引き取らない方が良かった??」
「義母と同居して、得たもの」
#「最近悲しかったこと」
「姑の未来を暗示する不思議な夢」
「私が見た夢は、姑を追い出した鬼嫁の未来も暗示?」
「鬼嫁は結局、何がしたかったの?」
「お見合いの時、姑が見た鬼嫁の第一印象は」
「舅が私に伝えたかった事は “義弟嫁に気を付けて”」
「鬼嫁(義弟嫁)の人生って…?」
「鬼嫁(義弟嫁)が見せた別の一面」
「姑をそこまで突き動かしたのは潜在意識」
「鬼嫁に出会うずっと前の、姑の決断が不幸の原因に」
「姑介護って、ボディーブローのように、じわじわ効いてくる」
「風雨の中の車いす移動は最悪」
「ピンチと人のやさしさと・雨の車椅子移動」
「孫に言われて”ハッ!”としたこと」
「姑特養入所でほっとしたら、私の本音が出てきた」
「孫は、オーラだけではなく、幽霊も見えていた」
「特養から「介護プラン見直し」の連絡が」
「鬼嫁がばーちゃん(姑)にしたこと」
「年を取ると、赤ちゃんに戻っていく?」
「詐欺に○十万円の契約をしちゃった」
「姑は、嫌なことは言葉で言わずに実力行使」
「姑が尿バルーン管を外さなくなった訳」
「姑の、嫁へのストレス発散法?」
「嫁はつらいよ(@_@)」
#一番好きな花 ~ツユクサ~
「姑の顔は5年で、驚愕の変貌)」
「紙おむつの今と昔(意識の変化)」
「自分の固定概念で苦しむ?姑世代」
「孫が駐車場で老人に激怒された訳」
「姑の整形、特養の車で送ってもらえない?」
「特養の姑を、整形外科へ!」
「姑の特養で1か月にかかった費用」
「姑がバルーン管を抜いたと特養から電話」
「特養で10分おきにスタッフを呼ぶ姑」
「カマッテ姑、施設でワガママ言い放題?」
「家でもワガママ、カマッテちゃん姑」
「怒って扉をガンガン、杖で叩き続ける姑」
「義母からのプレゼント#今日のほっこりエピソード」
「私を変えたのは父の病」
「私の母の介護は、姑とは何かが違った」
「姑の介護、私の母の介護との違いは」
「同居と通いの、介護の違い」の続きです
「介護でハマりやすい落とし穴」
「自分軸を大切に…と言いながら」
「お役所仕事 ~姑の書類申請で~」
「座敷童を見たよ」
「介護を始める方へ ~最初に忘れてはいけない事~」