だいぶ前に下書き保存したまま、アップするのを迷っていたけど、エイッ!と勇気を出してアップすることに・・・
私は、幽霊を直接見たことはなくて、気配というか、匂いとか音とか、で感じるくらいなのだけど・・・
孫が、見えていたのです
(10歳の今はもう、幽霊は見えないみたいだけど)
これは、孫が2歳くらいの頃のお話です。
その日長女は、何かの用事があって、私が孫(男子)を家に預かっていた。公園へ行ったり、お昼寝の添い寝をしたり
夕方になり、晩御飯の支度をしていると・・・
いつもはご飯を作る私の近くで遊んでいるのに、その日はリビングでとても楽しそうに、おもちゃのピストルを持って、「バン!バン!」と打っている
それも、フットワークも軽く、あちこち走りながら、身をかがめて狙いながらと、なんだかとてもサマになっている。
出来上がった夕ご飯を食べながら、
私「今日は一人で遊んで、偉かったねえ」
孫「ううん、一人じゃないよ、おじいちゃんと遊んでいたんだよ!」
私「ええっ?おじいちゃん?どこに??」
孫「そこにいてたよ。お・お・さ・か・じ・い・ちゃ・ん!」
孫は、一語一語切って、人差し指で節を取りながら言った。
ああ、この節回し・・・
じーちゃんが、自分のことを言うときの、懐かしい節回し
いつも自分の鼻を、人差し指で一語一語トントンしながら、言ってたな~・・・
でも、大阪じーちゃんは、長女が12歳の時に亡くなっている・・・
つまり、大阪じーちゃんがあっちの世界から、おもちゃのピストル持参でやって来て、しかも自分の自己紹介もして、長い時間、ひ孫と遊んでいたってこと??
夜迎えに来た長女に、聞いてみた
私「ねえ、大阪じいちゃんのこと、話したことある?」
長女「あるわけないやん」
私「今日、大阪じいちゃんと遊んだって言うんよ。それもあの節回しで、人差し指を振りながら、お・お・さ・か・じ・い・ちゃ・ん!って言ってた」
長女「えええ~!! でも子供が大好きなじーちゃんだったから、あり得るなあ」
初孫で、じーちゃんにとてもかわいがられていた長女…
そこにひ孫ができて、しかも自分のことを(幽霊だけど)ひ孫には普通に見えて怖がらないし、それで、じーちゃんはとても嬉しかったんだろうな~
多分、孫は今でも、幽霊ではなくて、”大阪じいちゃん”に遊んでもらったと思っています