【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
ばーちゃん(姑)はなぜ家を追い出されちゃったのか?その㊳
☆「荷物が入らず引っ越し屋さん、怒る」のつづきです
膨大な荷物が入って、わが家はぎゅうぎゅうのまま、
いよいよ、ばーちゃんがうちへ・・・
夫の車で、ばーちゃんを大阪まで迎えにいって、無表情な顔で大阪の家から出てきたばーちゃんに、鬼嫁👹がいつにない優しい顔で
「お義母さん、ありがとう、ありがとうね」
と何回も言っている。
もうばーちゃんと暮らさなくていいから、嬉しくてそんなことを言っているのかと、その時は思っていたのだけど・・・
この「ありがとうね」の意味は、ばーちゃんと暮らし始めてから解明されるのだけれど、その話はまた、のちほど。
ばーちゃん乗せて出発!
ばーちゃんは、長年住んでいた近所へのあいさつ回りをするのもダメ、と鬼嫁に言われていたそうで、誰かに見送られることもなく車に乗って、出発!
ばーちゃんの乗っている後部座席から、
「うぅん、あぁ。うぅん、あぁ」
という、一回息を止めてから吐き出すみたいな、ものすごくお婆さんくさい息遣いの声が聞こえてくる。
「ばーちゃん、大丈夫?」
と後部座席を見ると、背中を丸め両手を自分の両側について体を支えながら、
「うん、大丈夫やけど、まだかあ?」
足が痛いのか、顔がゆがんでいる。
大阪の南から我が家まで、高速を使っても、1時間半以上かかる
その間じゅう、この変な息づかいと「まだあ?」という子供のような質問。
こんなにおばあさんだったっけ。。。。
パートの仕事先の同僚で、前職が会社のコンサルタントだったという人に、ばーちゃん引き受けの話をしたとき、
「引き受けないという選択肢も、あるよ」
と何回も言ってたっけ。
ほんとにこれで、よかったのかなあ・・・
”始まらないことにはわからないから、その時考えよう”
くらいにしか考えてなかったけど、もしかしてえらいことを引き受けちゃったかも・・・???
つづく
「昔、姑かぜをブイブイ吹かせる姑だった」
「授乳している所を見に来る舅」
「発想を逆転、嫁姑関係一回目の転機」
「産後のお手伝い。来てもらいたいのは、自分の母親?姑?」
「義弟嫁の魔のささやき『お母さん、一緒に住みましょう』」
「舅が亡くなると、義弟嫁が豹変」
ばーちゃんの態度に、夫の怒り爆発
「墓の名義変更から?義弟嫁の決意」
「同居前から不穏な予感」
「同居前の平和な時間と、義弟嫁との同居後の締め付け」
「義弟嫁が鬼嫁に」
「転勤願を出したら、まさかの事態に・・・」
「鬼嫁の本音と魂胆」
「リストラのストレスで、性格が一変」
「夫が弟に電話、そして涙。その訳は…」
「兄と弟、ガン闘病生活のゆくえは…」
「幼なじみと義弟の仲を裂いたのは?」
「義弟に鬼嫁を引き合わせたのは誰?」
「義弟が亡くなったときのばーちゃんの信じられない言葉」
「姑、私のママ友とのトラブルを見事解決」
「姑が鬼嫁の子分になっちゃった?!」
「孫にも疎遠になるばーちゃん(姑)」
「本気で言ってるの? ばーちゃん!」
「ばーちゃん最愛の孫が激怒」
「ばーちゃんから孫たちの心が離れていく」
「鬼嫁にやられ弱っていくばーちゃん」
「ばーちゃんの本音」
「鬼嫁からの不気味な招待」
「鬼嫁、姑の追い出し作戦開始」
「ばーちゃん(姑)の決意」
「鬼嫁こわ~い」
「ばーちゃん(姑)の反撃」
「鬼嫁が、夫と私を呼んだわけ」
「鬼嫁、嘘をついてでも、姑追い出しへ」
「姑憎けりゃ荷物まで憎い鬼嫁」
「姑の膨大な荷物がうちにやってくる!」
「荷物が入らず引っ越し屋さん、怒る」