【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
ばーちゃん(姑)はなぜ家を追い出されちゃったのか?その⑨
☆「墓の名義変更から?義弟嫁の決意」のつづきです
“お嫁さん”って、後でその家に入ってくるし、若いし、だから立場は弱いのが普通だよね?
でもばーちゃん(姑)の場合は、
「自分と一緒に大阪で住んでほしい、最後まで一緒にいてほしい」
っていうものすごい不安の裏返しがあったから、最初から二人の関係は、義弟嫁が上から目線。
この同居準備段階からすでに、ばーちゃんはオドオドと、子供が大人のご機嫌をうかがうみたいな格好に・・・
(姑かぜをブイブイ吹かせていた、私が結婚当初の威厳の、カケラもないよ)
ばーちゃんがウチに電話してきた。
「あのー、あんたの家に、私の荷物送ってええやろか?私の物があったら、自分らのものが入らんっていうねんよ。写真とか、私の着物とかも、このままだと全部捨てられてしまう」
切羽詰まった声に、「仕方ない、送っていいよ」と言ったものの・・・
整理ダンス、着物がぎっしり入った桐のタンス、皮のソファーとテーブルセット、布団類、食器類、写真の入った箱、などなど
これって、もう引っ越しやん?
広くない我が家だけど、とにかく押し込んだ・・・と言っても我が家は荷物だらけ
でも、今まで大切にしていたものを、捨てられるのは悲しすぎるもんね
もう同居する前から、ばーちゃんが思い描いていた理想とは、かけ離れていることに、ばーちゃんも気が付き始めてたんじゃないかな
そして、ばーちゃんと、義弟嫁と中学1年の息子の同居が始まったのでした
つづく