【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
ばーちゃん(姑)はなぜ家を追い出されちゃったのか?その⑥
☆「義弟嫁の魔のささやき『お母さん、一緒に住みましょう』」のつづきです
★義弟嫁は一緒に住みましょうと言ったけれど
そもそも、夫の弟が結婚したころ、勤務地は四国。
だから、家を義弟夫婦のために建て始めた時点でもまだ、
「大阪に転勤願を出すか、資格を取って転職して、大阪にくればいい」
くらいの漠然としたものだった。
義弟夫婦が帰ってくる気配のないまま、新築1年後くらいのとき舅が病気に。
★じーちゃん(舅)が69歳で亡くなると義弟嫁は・・・
「お母さんは、お父さんが亡くなって寂しくて大変な時期なので、私しばらく大阪にいます」
と優しく寄り添う義弟嫁。
でもそれは、自分の「重要な目的」のためだった。
(と後で気づいた)
★鬼嫁の本性がチラチラ見え始める
大阪の家で、私がばーちゃん(姑)と、じーちゃん(舅)の思い出話をしているとなぜか、義弟嫁は部屋の端の、敷居のあたりに腕組みしながら怖い顔でじっと聞いている。
それも「重要な目的」を邪魔される話をしていないか?の見張りだった。
(と後できづいた)
★相続の話になったとき
それまでじーちゃん名義だった土地と建物の相続をどうするか?
ばーちゃんは全部、義弟名義にするという。
「私が死んだあと、また変えるのは二度手間やから、今からしといたらいいんや」
夫は「危険だ。ばーちゃんも住むのだから、自分の名義も入れといたほうが良い」
と何回も言うのだけれど、
ばーちゃんは「息子が親の面倒見るのはこれ、当たり前のことやから」
と、聞き入れない。
横で義弟嫁が怖い顔でずっと聞いていて、説得が難しい。
夫は今度は義弟嫁に「全部相続すると税金がかかるよ」と話すが、
義弟嫁は「税金は全部払います、大丈夫です」と揺るがない。
そのまま、土地も家屋も義弟名義に
その決断がのちに、ばーちゃんを苦しめることになるのだけど・・・
この相続など全部の書類が出来上がるとすぐ、義弟嫁は四国へ帰って行った。
この日から、義弟嫁は豹変します
つづく