【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
ばーちゃん(姑)はなぜ家を追い出されちゃったのか?その⑤
☆「産後のお手伝い。来てもらいたいのは、自分の母親?姑?」のつづきです
美容院で話しても、同僚に話しても、
「自分の家を嫁に取られて追い出された人、私の近くにもいるよ」
と言う人が結構いる。
鬼嫁ってたくさんいるのかな?
★鬼嫁のネコかぶり、誰も気づけなかったー
夫の弟(義弟)が結婚したお嫁さんは、(のちの鬼嫁だけど)、初めはおとなしい印象。
みんながしゃべっているとき、話に合わせてよく笑うけれど、自分からは話さない。
「あいつ人見知りやねん」と義弟は言っていたが・・・
★義弟嫁は結婚するとき、姑にささやいた。
「私、小さい頃おばあちゃんと一緒に住んでました。だからお母さん、一緒に住みましょう」
この一言が、その後のばーちゃんの運命を変えることに。
いつも老後のことが心配で、しかも生まれも育ちも大阪で、大阪から離れたくなかったばーちゃんの、一番弱いピンポイントにアタック
ばーちゃんはその言葉に飛びついちゃった
「よし!では一緒に暮らせるように、この家を建て変えよか。あんたらの好きなように設計したらいいわ。お金は私が出したる!」
★義弟夫婦に男の子が誕生するとさらに、
家の話だけではなくなって・・・
「うちは長男ではなく、次男が跡継ぎです!」
と法事の時、親せきに紹介。
これで、私(=長男の嫁)の頭の上にのかっていた重圧が
スッポーンと取れて、
「片方が亡くなったら一緒に住んでな」という呪文からも解放されて、楽になった
家をもらうより、自由の方が絶対良い!
★家を建て替えるとき、舅は義弟嫁を呼んで
「では、ばーちゃんを最後までよろしくお願いしますよ」
その言葉に義弟嫁は優しくうなずいたのだそうで・・・
これで、みんな、ハッピー
のはずだった・・・・・
つづく