【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
ばーちゃん(姑)はなぜ家を追い出されちゃったのか?その㉑
☆「姑、ママ友とのトラブルを見事解決!」のつづきです
ばーちゃんが鬼嫁の子分に?!
毎日毎日、鬼嫁(義弟嫁)は、ばーちゃんに私たちの悪口を言っていたんだろうなー
だんだんばーちゃんの性格が変わってきた
ばーちゃんが、
「ともこさん、あのなあっ!」
から始まるときはいつも、鬼嫁がらみの私への苦言
「ともこさん、あのなぁっ! あんた、お経唱えられるか? みかこさん(鬼嫁の名前)は、毎日般若心経を唱えてるでえ。あんた出来ひんやろ? あんたも般若心経くらい、覚えなあかんわ!」
★鬼嫁は私にも君臨
とりあえず私は鬼嫁より2歳年上。でもいつも、なぜか立場は逆転
(別にええけどね~)
ある日ばーちゃんに会いに大阪の家へ行くと、鬼嫁は腕を組みながら怖い顔で、
「お義姉さん! お墓の花のことやけど、前から言ってるように、前から入ってた花と一緒に新しい花を入れないで。それからね、お水をお墓の上からかけたらだめなんよ、墓石がいたむから」
★鬼嫁の横で、ばーちゃんも
真面目な顔でウンウンとうなずいている
(あれ?じーちゃんもばーちゃんも、一緒に行ってたとき、墓石の上からジャージャー、ヒシャクで水かけてたやん!)
という言葉をぐっと飲み込み、
「はあい、ごめんなさーい!」
にっこりそう言って、お墓に行き、ギュウギュウ花を詰め込み、ジャージャー上から水をかけて、ふふ、と笑うのでした
それにしても、ばーちゃんは、鬼嫁と同じことを言わないと、またあとで叱られるんだろうな~、と事情は分かるけど、やっぱりそんな別人みたいなばーちゃんを見るのは、悲しい
つづく
「昔、姑かぜをブイブイ吹かせる姑だった」
「授乳している所を見に来る舅」
「発想を逆転、嫁姑関係一回目の転機」
「産後のお手伝い。来てもらいたいのは、自分の母親?姑?」
「義弟嫁の魔のささやき『お母さん、一緒に住みましょう』」
「舅が亡くなると、義弟嫁が豹変」
ばーちゃんの態度に、夫の怒り爆発
「墓の名義変更から?義弟嫁の決意」
「同居前から不穏な予感」
「同居前の平和な時間と、義弟嫁との同居後の締め付け」
「義弟嫁が鬼嫁に」
「転勤願を出したら、まさかの事態に・・・」
「鬼嫁の本音と魂胆」
「リストラのストレスで、性格が一変」
「夫が弟に電話、そして涙。その訳は…」
「兄と弟、ガン闘病生活のゆくえは…」
「幼なじみと義弟の仲を裂いたのは?」
「義弟に鬼嫁を引き合わせたのは誰?」
「義弟が亡くなったときのばーちゃんの信じられない言葉」
「姑、ママ友とのトラブルを見事解決」