【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
「鬼嫁に出会うずっと前の、姑の決断が不幸の原因に…」の続きです
★これまでのお話
ばーちゃん(姑)は、29年前、次男夫婦と同居するために家を建て替えた。
そのすぐあと、じーちゃん(舅)が亡くなり、家土地の名義は次男へ。
次男も亡くなり、名義がばーちゃんの次男嫁(鬼嫁)に移って、ばーちゃんを家から早く追い出したい鬼嫁👹の、猛攻撃が始まる。
ばーちゃんは弱り、家にいられなって、わが家にやって来た。
ばーちゃんの介護って、一つ一つはそんな深刻ではなくて、鋭いパンチでノックダウンを食らうことはないけど、重なるとボディーブロー(お腹へのパンチ)のように、じわじわと効いてくる・・・。
(ボクシングしたこと無いけどね)
そんなボディーブローの一つを思い出した
まだ、ばーちゃんが特養に入所してなかったころ。
バルーン入れ替えで、泌尿器へ行くために、ショッピングモールの駐車場に車を停めて、車いすを広げ、ばーちゃんを車いすに座らせる動作。簡単な時もあるけど・・・
ばーちゃんの動線が最短になるように、開けた車のドアとの間に車いすを差し込み、座席のすぐ近くに車いすを置くと、ばーちゃんを支える私が入れない。どうしても、自分の幅の分、車いすを手前に下げて、ばーちゃんを支え、そして車いすに乗せるのだけど、そのときに、車いすの向きに座らせるために、自分の体をどうしてもひねらないといけない。
その日は、ばーちゃんが自分の体重を私の方にドサッと預けてきた。腰の悪い私はとっさに腰をかばって、体をひねる代わりに、腕で強引にばーちゃんを車椅子の方へ持って行って、座らせた。そのとき、自分の肘をひねってしまった。
とても痛くて、しばらく自分の肘をさすっていると、ばーちゃんが大声で
「いたーい、いたーい!はやく、車椅子を下げてくれるか~!!」
注意深く見たけど、ばーちゃんの足も腕も、どこにも当たっていない
痛いはずがない
いつもなら、すぐ車いすを下げて車のドアを閉めるのに、その時は車のドアと車体の間に置かれたままだったから、ばーちゃんは
”ほったらかしにされた”
と思ったみたい。
私はムッとして、
「今、痛いのは私!ばーちゃんはどこも痛くないでしょう? 嘘をつかないで!」
と言ったのだけど
でも、ほかの人がこの会話を聞いたら・・・
まるで、私が鬼嫁みたいやん
えっ? 鬼嫁👹??
わあぁ、そのワードだけは、勘弁して~~~
つづく
「訂正後:義母がショートステイ&特養にかかった費用」
「施設の費用はかかる? ロングショートステイ中の入院」
「毎月、お薬代にいくら払っていますか?」
「好かれるばーちゃんと、そうでないばーちゃん、違いはどこに?」
「義母を引き取らない方が良かった??」
「義母と同居して、得たもの」
「姑の未来を暗示する不思議な夢」
「私が見た夢は、姑を追い出した鬼嫁の未来も暗示?」
「鬼嫁は結局、何がしたかったの?」
「お見合いの時、姑が見た鬼嫁の第一印象は」
「舅が私に伝えたかった事は “義弟嫁に気を付けて”」
「鬼嫁(義弟嫁)の人生って…?」
「鬼嫁(義弟嫁)が見せた別の一面」
「姑をそこまで突き動かしたのは潜在意識」
「鬼嫁に出会うずっと前の、姑の決断が不幸の原因に」