【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
「好かれるばーちゃんと、そうでないばーちゃん、違いはどこに?」の続きです
ばーちゃんを引き取らない方が良かった??
ばーちゃんは次男夫婦と同居するために家を建て替えた。そのすぐあと
じーちゃんが亡くなり、ばーちゃんの住んでいる家土地の名義は次男へ。
次男が50歳前半で亡くなった後、名義が次男嫁(鬼嫁)に移ってから、ばーちゃんを家から早く追い出したい鬼嫁👹の、猛攻撃を受けていた。
6年前のばーちゃんは、鬼嫁に怒られるからクーラーをつけず、夏は扇風機だけ、冬は小さな電気ストーブだけ。栄養状態も悪かったみたいで、痩せて肌もかすかす
家にいられなくなり、ばーちゃんはわが家にやって来た。たぶんこちらが引き取らなかったら、あと1年も、もたなかったんじゃないかなあ
ばーちゃんは、まだ大阪にいるときには、玄関前の小さな空間に、植木市で買った鉢植えをいくつか置いて、世話をしていた。ちゃんと水もやって、花が咲くのを楽しみにして・・・
こっちに全部運ぶよと言ったのに、ばーちゃんは引っ越しが決まってから水やりをやめて、わざと全部枯らしてしまった。
で、こっちへ越して来て、ゴールデンウィークの時に、横浜から来た次女夫婦と一緒に、ホームセンターへばーちゃんを連れて行った。けれど・・・
次女「ねえ、チューリップの球根とかあるよ!どんな花の色のがいい?」
ばーちゃん「足痛いねん。なんでもいいから、あんたらで早く選んでくれるか!」
そう迷惑そうに言って、遠くで座ったまま、見に来ない。
ばーちゃんの部屋の前にプランターを置いて、花を植えたけど、興味は示さなかった。一度途切れた習慣は、もう再開できないのかな?
それとも、大阪から出るときに、自暴自棄になって、何をする気もなくなっちゃった?
こっちで私たちと生活するようになって、栄養状態は改善して元気そうにはなったけど
(でも、抜けガラみたいになっちゃった)
ばーちゃんはここで、幸せになったのかなあ
大阪で、そのまま弱ってじーちゃんのもとへ逝った方が、もしかして幸せだったのかも?って思うことも、たまにあって・・・
”私たち夫婦が家を建てたとき、ばーちゃんは
『こんな田舎住まない、私のことは考えんといて!』と言ったのだから、こちらには来れないよ”
あのときそう言えなくもなかったけど、、、、無理だ~~
5年前、ばーちゃんをこっちに引き取る話が出始めた年明けの、よく当たる六波羅蜜寺のおみくじは、こんな内容だった。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
“あなたを頼ってくる人がいます。お世話してあげなさい。お金はたまりませんが、徳がたまります”
あの時、六波羅蜜寺さんに、背中を押してもらった気がした・・・
ばーちゃんを引き取ったこと、間違ってなかったよね?
ところで・・・“徳” ・・・たまったのかなあ・・・
つづく