期間に
イタチがに次々と捕まると、
お困りのお客様からのご相談

 

先日、お客様より

以下のご相談がありました。

 

中天井(1階と2階の間の空間)に
シベリアイタチ(以下:イタチ)が
たびたび侵入し走りまわるため、
8月末より自治体に許可をとって
ユニットバスの点検口内に
箱罠を仕掛けた。

 

それから
2週間の短期間に次々と
イタチが3頭捕まったため、
イタチの巣になって
しまっているのであれば
素人では手に負えないため
アスワットにイタチの
根本的な対策を
お願いしたいとのこと。

 
 

住環境害獣防除業者に電話する男性のイメージイイラスト

 

 

 

なるほど・・・

 

お客様にはネズミのように
屋根裏でどんどん増えることはないと
前置きした上で、

 

①捕獲によって建物内への
イタチの侵入が無くなることはない。

 

②イタチ完全駆除の方法は
全ての侵入口の封鎖

 

だということを

お客様にご説明させて頂き
イタチ防除の見積調査に
お伺いすることになりました。

 

 

イタチの生態を電話で説明する男性防除業者のイラスト

 

 

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 しかし、

このお客様だけではなく、

 

「イタチが次々と

短期間に捕まる」


このような問い合わせは、
特に毎年9月初~11月末までの

期間によくお聞きします。

 

「それってたまたまじゃないの?」

 

いや、そうではなく、
秋に一カ所で

イタチが次々と捕まるのには、
ちゃんとした理由があります。

 

今回はその理由を

住環境害獣防除のプロ、
アスワットの福永健司が

解りやすく説明しますね。

 

 

呼びかけるアスワット代表・福永健司の写真

 

 

 

はイタチにとって
仔別れの時期

 

このブログでも

何度もご紹介している通り、

3月~8月までの期間は

イタチを含むほとんどの

住環境害獣(以下:住環獣)が
住宅の屋根裏で数匹出産、

子育てをメス単独で

3か月間ほど行います。

 

 

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夏に仔を連れて巣立ちするシベリアイタチ雌のイメージイラスト

 

 

その後、

仔が成獣に近づく

7月初から8月頃になると

メスが仔を引き連れて

野外に活動場所移す

「巣立ち」のステージに移り、

数カ所あるねぐらを

親仔の集団で転々とします。

 

この期間に仔は野外で

単独で生きていくすべを学んだあと、

晩秋の11月末ごろまでに

仔それぞれが親から離れ

単独行動をとるようになる。

これを「仔別れ」と言います。

 

 

秋に仔別れするシベリアイタチのイメージイラスト

 

 

要するに、

一夫多妻制単独行動のイタチが

唯一集団行動している

「巣立ち」から「仔別れ」までの

季節がちょうど秋と重なるため、

 

この期間に罠を仕掛けると、

仔別れ前の集団行動している

イタチたちが一カ所で次々と

捕獲されるというわけです。

 

 

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タチが
次々と捕獲されても屋根裏に
住み着き増えているわけではない

 

多少の時期のずれはあっても

アライグマやテンなど

他の住環獣でも同じことが

起こりえるはずですので、

 

先の理由から

秋にイタチと同じように

連続で何頭も捕獲されるのは、

屋根裏に住み着き個体が

どんどん増えている

というわけでありません。

 

2頭~6頭ほど捕獲されれば、

一旦捕獲されなくなりますので

ご安心くださいね。

 

 

イタチの子別れについてお客様に説明する防除業者のイメージイラスト

 

 

ただし、

冒頭にも説明したように

捕獲によって住環獣の

屋根裏などへの家屋侵入が

無くなるわけではなく、

 

いづれは他の個体が

侵入することになりますので、

完全防除をするためには

全ての侵入口の封鎖が必要に

なる事だけはお忘れなく!

 

 

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タチが室内へ
こんなところから侵入してきた!
イタチの侵入口事例をご紹介

 

私たち害獣防除業者が

対象とするおもな害獣は

「アライグマ」「ハクビシン」

「二ホンテン(以下:テン)」

「シベリアイタチ(以下:イタチ)」で、

 

基本的に

侵入被害の多くは

屋根裏や天井裏で、

室内に侵入するケースは

ある一部の害獣を除いて

ほとんどありません。

 

その一部の害獣とは「イタチ」

 

害獣防除が一番難しいイタチのイラスト

 

なにせ3センチの穴や

隙間があれば侵入できる厄介者で、

屋根裏や床下から

室内に繋がる隙間があれば

お部屋にも侵入して食べ物や室内を

荒らしまわることも。

 

(ネズミもあるのでは?と、

お思いの方。

ネズミと私たちが携わる害獣では
防除の考え方が全く異なり、

ネズミ駆除はPCO 

(ペストコントロール)

業者が行います。

そのお話はまた別の機会に。)

 

普段このブログでは

「イタチをはじめとする害獣が、

野外からこのように

家の天井裏に侵入します!」

といった内容を実際の防除事例を交えて

ご紹介することが多いのですが、

 

今回の記事は珍しく

イタチがどんなところから室内に

侵入してきたのかをご紹介します。

 

 

 

タチの室内侵入だけでも
なんとか止めて欲しい。
切なるお客様のご依頼!

 

 

 

回の害獣侵入事例詳細

害場所
兵庫県尼崎市
木造連棟住宅2階建 築55年
 
獣の種類
シベリアイタチ【Mustela sibirica

食肉目イタチ科 国内外来種
 
依頼内容

数十年前から天井裏より
イタチらしき動物の足音が
時々聞こえており3年ほど前に
ある駆除業者さんに見に来てもらったが、

連棟建て住宅のイタチ防除はできないと

断られあきらめていた。

 

しかし今年の3月頃から

室内に何かの動物が時々侵入、

食べ物やごみ箱を
荒らされるようになった。

 

最近頻繁になってきたので

新たに別の業者に依頼。

 

「天井裏でイタチに
追われたネズミが部屋に
侵入しているため
封鎖による侵入阻止は難しい。

殺鼠剤と忌避剤での
駆除をしましょう」

 

と、駆除作業を
してもらったのだが

部屋の侵入被害は止まらず。

 

部屋の中でイタチらしき
動物の姿を見たので、

何とか部屋の侵入だけでも
止めてほしいと
イタチ防除専門業者の
アスワットへ連絡をいただきました。

 

 

イタチが室内に入らないように駆除業者に頼む女性

 

 

 

棟建て屋根裏内の防除は
無理でも室内侵入阻止はできるはず

 

 

害獣防除は基本的に

連棟建て住宅は難しいことを

お客様にお伝えして、

 

室内の侵入被害だけでも

止めるということを

前提に室内を調査しました。

 

詳細は割愛しますが、
聞き取り調査から2階からの

侵入は絶対にないことが確認できたため

1階にある2部屋をつぶさに調査。

 

室内のユニットバス付近が

不自然なつくりなっていることを

お客様にたずねると、

 

4年ほど前に

タイルの浴室を

少し大きめのユニットバスに

改装したとのこと。

 

 

室内についたイタチの形跡

 

なるほど、

だから以前からあった

サッシ窓の半分が

ユニットバスの壁の裏に

不自然に入り込んでいるのかぁ。

 

と、思いながら遠目に

サッシ窓下の棚を見ると

少し黒ずんでいるのを発見。

 

近寄ってよく見ると、

その棚の天板とサッシ下枠に

取り付けてある膳板に

イタチが繰り返し通った

形跡が多数残っていました。

 

 

棚板についたイタチの足跡

 

サッシの膳板についたイタチの形跡

 

さらにサッシ窓と

ユニットバスの壁が

不自然に重なっている隙間の奥を

のぞいてみると。

 

ありゃりゃ。

まさかのその隙間の上は、

天井が見えていて、

その先は

天井裏に繋がっています。

 

おまけに

天井にむかって続く縦の窓枠や

膳板には天井裏から

出入りしたであろう

イタチの足跡がビッシリ!

 

 

イタチが天井裏から室内に侵入する隙間の写真

 

イタチが侵入するポイントについた形跡

 

付着した形跡からみて、

この隙間伝って天井裏から

イタチが室内に侵入していたのは

間違えありませんね。

 

その他にイタチは

上がってくることはできませんが、

サッシ窓の膳板とユニットバス裏の

壁面との隙間も床下に降りる

ことが可能です。

 

 

天井裏から室内にイタチが入る侵入ルートの写真

 

この隙間ができた原因は、

タイルの浴室よりも

少し広いユニットバスに改装した時、

サッシ窓にかぶさった部分の仕舞いが

ちゃんと出来ていなかったのが原因ですね。

 

お客様にイタチの侵入口と

その原因を説明し侵入口を封鎖。

 

「これで朝起きた時、

安心して部屋に入ることができます!」

 

と、お客様に大変喜んで

いただけたはずなのですが・・・

 

 

 

 

じお客様から
「数日後、またイタチが入って
部屋の中荒らされています!」
とのお電話が。

 

 

数日後、

 

「アスワットさん!

また部屋の中が荒らされてます。

私が部屋の中に入ったら

洗面台の引出しが少し開いていて、

その中に隠れたのか

ゴソゴソ音が聞こえたので

引出しを椅子で開かないよう

閉じ込めています!」

 

とのお電話が。

 

 

イタチの再侵入で駆除業者に電話する女性のイラスト

 

ま、まさか! 

 

再侵入がないよう

しっかり封鎖し、

その他の侵入する箇所がないか

慎重に調査したはずなのに。

 

こちらのお客様案件で、

再侵入は全く考えていなかったため

頭の中が「???」でいっぱい。

 

ともあれ緊急事態のため、
スケジュール調整して

当日お客様宅に急行することに。

 

聞き取り調査では、

朝、洗面台の引出しを

椅子で開かないようにしたときに

ゴソゴソ音が聞こえたが、

それ以降は静かだということ。

 

なるほどー

そうなると多分・・・

私の頭の中にはある侵入原因が

思い浮かびました。

 

ヒントが頭に浮かぶ害獣防除業者のイラスト

 

「とりあえず洗面台の引出しと

扉をすべて開けさせていただきますね。」

 

と告げると

 

「イタチが飛び出してきませんか?」

 

と恐々たずねるお客様。

 

「たぶん大丈夫ですよ」

 

と、お客様に

他の部屋へ避難していただき、

すべての引出しと扉を開放した

写真がこちら。

 

 

洗面台の配管穴のイタチ侵入口

 

「予想通り。」

 

観音開き扉の収納庫内には、

洗面台の給排水管が配管されていて

床下まで続いていますが、

 

その配管穴を

隠す化粧カバーの一部が

めくれあがっています。

 

イタチによって洗面台配管化粧カーバーがめくれ上がった写真

 

その下がどうなっているか

配管点検板を外してみると。

 

洗面台の配管点検カバー板写真

 

床下へつながるイタチの侵入口写真

 

床下まで配管を通すために

洗面台下の床下を大きく開口、

床下が丸見えです。

 

要するに、

 

今まで侵入口にしていた

ユニットバス周辺の隙間を私が塞ぎ、

定期的に餌場にしていた

室内に入れなくなった。

 

 

洗面台から室内へ侵入するイタチの侵入経路

 

しかし餌場に固執するイタチは、

洗面台の配管穴から

収納庫内間仕切り板の隙間を通り、

隣の引出しへ。

 

軽い力で開く引出しを

イタチ自ら押し開けて室内に侵入。

 

お客様が

室内に入ってきた気配を感じて

侵入ルートを戻り床下へ逃げ帰った.

 

というのが今回の真相だと思います。

 

一度餌場だと学習した

イタチは執念深い。

 

なにせ、彼らは

「食べること」と「繁殖すること」

が主な仕事ですからね。

 

今回は

床下から洗面台下に

侵入できないよう、

床板の大きな開口を

しっかりと封鎖して

一件落着となりましたが

害獣防除のプロとして

あるまじき失態。

 

お客様、

申し訳ありませんでした!

 

 

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賀県米原市から害獣駆除の
ご依頼を頂いた事例のご紹介

 

住宅に害獣が侵入する
原因の一つに増築や

改築があります。

今まで建物がなかった

場所に部屋を増やして建てたり、

それぞれ独立していた建物を
行き来できるように
廊下を作って繋げたりすると

 

施工方法によっては
害獣が侵入できる

隙間ができる構造となり、
「リフォームを終えた後から
害獣が屋根裏を走るようになった!」

ということも珍しくありません。

 

今回は増築が害獣侵入の
大きな原因となった事例をご紹介します。

 

 

リフォーム工事をする大工さんのイラスト

 

 

回の害獣侵入事例

  • 被害場所:滋賀県米原市 
    木造住宅2階建 築60年の母屋と
    増築30年の離れ
     
  • 害獣の種類
    シベリアイタチ【Mustela sibirica
    国内外来種/食肉目イタチ科

    ニホンテン【Martes melampus
    在来種/食肉目イタチ科 

    ハクビシン【Paguma larvata
    外来種/食肉目ジャコウネコ科
     
  • ご依頼内容
    過去、母屋の隣りに離れを増築。
    渡り廊下にあるユニットバスの
    上で動物が歩いたり、
    走り回る音が5年ほど前から
    時々聞こえるようになった。
    最近その足音が激しくなり、
    ついには天井から動物のオシッコが
    大量にしたたり落ちてきたので
    何とか対処しないとと思い
    アスワットへ依頼した。
     
天井から滴り落ちる害獣のオシッコをバケツで受ける女性のイラスト

 

 

 

客様からの聞き取り調査

 

早速お伺いしてお客様から
聞き取り調査を行った結果、
以下のお話をいただきました。

 

  1. 母屋と離れの接合部周辺から
    いつも音が聞こえる。

     
  2. 軽やかに走る場合と
    ゆっくりノシノシ歩く
    いろんなパターンがある。

     
  3. 増改築してから
    動物が侵入するようになった。

 

特に三つ目の証言は
増改築によって害獣の侵入口ができた
可能性を疑う必要がありますね。

 

 

考える男性のイラスト

 

 

 

改築した場合、
接合部分に害獣の侵入口ができやすい

 

早速、聴き取り調査を

参考に調査を始めます。

 

お客様の証言より母屋と

離れの増築接合部を調査すると、

予想通り、その周辺に

メインの侵入口がありました。

 

 

屋根な重なりから害獣が侵入

 

 

このお客様宅の場合、

母屋から離れへ室内を通って
行き来できるよう増築されたのですが、

 

屋根の構造上、

母屋と離れの間に雨水を

流す一部の樋受けを

屋根の重なりの間に

通さなくてはならなかったため、

 

樋受け内に

害獣が侵入すれば、

屋根の重なり奥にある

屋根裏に通じる穴から

増築側離れの屋根裏に

侵入出来ることが判明しました。

 

 

侵入口付近についた害獣の形跡

 

 

その証拠に、

メインの侵入口付近にある庇や

樋受けには「イタチ」「テン」

「ハクビシン」など、

たくさんの複数害獣の

足跡が残っていました。

 

 

ハクビシンの足跡

 

 

イタチやテンの足跡

 

 

このケースよくあります!

 

下のイメージ図のように、

切り妻屋根の家同士をつなげると、

接合部分側の屋根同士重なりの間に

雨水を流さなくてはいけないため

「樋受け」を屋根の重なり部内に

設置しなければいけません。

 

今回はその奥に

屋根裏に通じる穴があり、

そこから害獣が侵入していました。

 

 

害獣侵入口の説明図

 

但し、屋根上や屋根裏側から

封鎖できない構造になっていたので、

屋根の重なり部分と前面から

封鎖をしなければいけない

大変な施工になりました。

 

屋根上の重なり部分の

封鎖に関しては、

アスワットの重要な

ノウハウがありますので

ココではご紹介できませんが、

封鎖箇所をご紹介いたします。

 

 

 

イン侵入口の封鎖施工

 

前面から見える

樋受けの箇所を全て、

トタン素材で囲んで

封鎖したのが以下の写真です。

 

但し、

樋受けにゴミが溜まった場合、
清掃が出来るように樋受けの下は
取り外せて清掃が出来るようにし、
 

万が一詰まって

オーバーフローした場合でも
雨水が外部に抜けるよう
格子の素材で封鎖致しました。

 

 

害獣侵入口の封鎖例

 

 

下から縦樋をつかんで
害獣が登ってこれないように
縦樋の下部までトタンで封鎖致しました。

 

 

ハクビシン侵入口の封鎖施工

 

 

 

の他、封鎖個所の一部
「施工ビフォーアフター」

 

屋根の重なり奥に
屋根裏につづく

大きな穴が開いており、
ここからも害獣が

侵入していましたので
封鎖致しました。

 

 

害獣侵入口

 

【施工前】

屋根の重なり奥にある害獣の侵入口

 

【施工後】

害獣侵入口の封鎖施工箇所

 

 

縁の下が全て開いており、
この下に入ると床下へ害獣が侵入し、
壁の中をよじ登って
天井裏に侵入することが

出来ますので前面から
下の写真のように封鎖致しました。

 

耐久性はもちろんのこと、
美観も重要ですから、
そんなところもしっかり考えて
封鎖施工させて頂きました。

 

 

【施工前】

縁の下から害獣が侵入

 

【施工後】

害獣が侵入する縁の下の封鎖施工写真

 

 

 

ログ記事のまとめ

 

母屋と離れを
使いが手良くするよう
繋げる増改築工事をする
ケースはよくあります。

その場合、
屋根の形状によっては
今回のお客様のようにどうしても
樋受けを建物内に通さなくては
いけなくなり、その奥に穴があると、
構造上害獣が侵入しやすくなりますので、
 

そういった増改築をされる場合は
施工される工務店や大工さんに

 

「害獣が入る場合があるので
すき間が無いように施工をお願いします。」

 

と必ず相談してくださいね。

また、害獣が天井裏に侵入している
お客様で過去にこういった
リフォームをされた場合は、

 今回ご紹介したような箇所に
イタチやハクビシンなど
害獣が侵入出来る穴やすき間が
無いかフォームした業者さんに
調べてもらうことも大切です!

 

 

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獣の捕獲と
鳥獣保護管理法の関係

 

イタチ防除施工を

アスワットへご依頼頂いたお

客様からお聞きしたお話。

 

 

弊社に頼む前に

別の業者に見積調査に来てもらい

詳しく駆除方法を聞いたところ、

 

 

「狩猟免許を

持っているので今日、

捕獲器を設置します」

 

との説明があり、

少し不信感があったので

その業者はやめたとのこと。

 

 

 

 

なぜ

そのように思ったかを

お聞きすると、

 

「アスワットさんのブログに

当日、捕獲器を仕掛ける業者は

法律違反だという記事を見てたので・・」

 

と、

嬉しいお言葉を頂きました。

 

まさにその通りで、

業者さんが言われる

通りのことを行った時点で

鳥獣保護管理法違反となり

 

最大、1年以下の懲役または

100万円以下の罰金に科せられます。

(鳥獣保護管理法6章第83条)

 

 

法律違反を取り締まる警察官のイラスト

 

 

 

えー狩猟免許があるのに? 

 

などなど疑問が

あると思いますので、

 

アスワット代表で

鳥獣管理士準1級の福永健司が

 

鳥獣保護管理法と

住宅内に侵入する

害獣の捕獲と関係について

わかりやすく説明させて

いただきますね。

 

 

鳥獣保護管理法と住宅内に侵入する  害獣の捕獲と関係を説明するアスワット代表・福永健司

 

 

 

 

獣保護管理法とは
どんな法律?

 

まず、

 

「鳥獣保護管理法」とは

どういう法律なのか?

 

簡単に触れておきますね。

 

 

鳥獣保護管理法の解説本写真

 

 

この法律は1918年(大正7年)、

狩猟者同士のトラブル防止を

目的に制定された「狩猟法」が

もとになっていますが、

 

近代になって

鳥獣に対する生態系の維持や

乱獲防止など鳥獣保護の考えが高まり

1963年(昭和38年)

「鳥獣保護法」に改正、

 

その後は

農林水産業や

生態系被害にも考慮する

鳥獣管理の必要性から

2014年(平成26年)に

「鳥獣保護管理法」と改正、

施行され現在にいたります。

 

 

野生鳥獣と猟師のイラスト

 

 

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獣保護管理法で
認められる捕獲とは

 

 

これからが本題。

 

本来、野生鳥獣は

この鳥獣保護管理法によって

原則、捕獲してはいけません。

 

しかし例外として

2パターンだけ認められています。

 

 

それは「狩猟」

「許可捕獲」

 

 

私たち

害獣防除業者がお客様から、

住宅の屋根裏などに

侵入する害獣の捕獲を

依頼された場合、

 

基本的に全て「許可捕獲」。

 

 

 

許可証に印鑑を押す男性職員のイラスト

 

 

 

生活環境・生態系、

農林水産業などに鳥獣被害があり、

 

対策をしても被害が

防止できない場合のみ、

申請し許可がおりてから

捕獲することができます。

 

その際、

捕獲技術を習得した者が

捕獲しなければならないため、

 

原則、狩猟免許(罠猟)保持者が

書類をそろえ捕獲をする

地域の鳥獣担当行政に申請、

 

1~2週間後に許可を受けてから

捕獲器を設置、捕獲をする

というステップを踏む流れです。

 

(自治体によっては

サービスの一環として

申請を行えば

その自治体の指導のもと、

申請市民に限り狩猟免許がなくても

捕獲できる場合もあります。)

 

 

許可が下りるのを待つ男性のイラスト

 

 

要するに

業者が許可捕獲をするためには、

申請と許可が必要で日数がかかり、

当日の捕獲器設置は

法律上ほぼできません。

 

よって

それを行おうとする業者は

コンプライアンス違反のレッドカード。

 

サッカーで言えば

一発退場となります。

 

(狩猟免許は申請の際に

必要となるだけです)

 

 

レッドカードを出す審判のイラスト

 

 

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猟の捕獲をする場合、
法律のハードルは高い。

 

ただし、

一部の防除業者さんは

知ってか?知らずか?

 

害獣の捕獲に関して変な説明を

ホームページに載せていたり、

防除業者さんからされたと

お客様からお聞きすることも。

 

その説明とは、

 

「狩猟免許を

持っているから

狩猟期間は許可なくても

捕獲できますよ。」

 

という話。

 

要するに

「狩猟」というていでの捕獲。

 

 

悪徳業者が話すイラスト

 

 

狩猟免許は本来、

狩猟するために必要な資格だから

狩猟期間は捕獲できのは当たり前。

 

いっけん、なるほどーと、

思ってしまいますよねぇ。

 

しかし実際は

鳥獣保護管理法によって

そんな簡単に

捕獲することはできません。

 

 

まず狩猟をするためには、

狩猟する者が

狩猟免許交付した都道府県に

 

毎年狩猟登録を行った上で

決められた狩猟税を

納めなくてはなりません。

 

 

猟師が狩猟登録と狩猟税を納めるイラスト

 

 

その上、

他府県で狩猟を行う場合は

それぞれ同じように登録し、

税を納めなければならず、

 

そんなことを毎年、

狩猟免許保持者人数分行っている

害獣防除業者はまずいません。

 

私ならこの時点で

こんなややこしい手続きをしてまで

狩猟による捕獲をするのは諦める。(笑)

 

もしそれらの手続きを変な努力で

クリアーしたした業者がいたとしても、

 

次に捕獲依頼をされたお客様の

住宅などが猟区(狩猟しても良い区域)

に入ってなければ狩猟捕獲はできません。

 

実際のところ

狩猟できる猟区はかなり制限があり、

 

「猟区」の他に

「鳥獣保護区」「休猟区」

「特定猟具使用禁止区域」など

 

狩猟が禁止されているエリアも

細かく点在しています。

 

(ちなみに

アスワット本社がある区域は

街中にも関わらず「鳥獣保護区」内で、

原則狩猟禁止区域。)

 

 

鳥獣保護区や休猟区などが載った日本地図をみて検討する男性のイラスト

 

 

捕獲依頼ごとにお客様宅が

猟が可能な地域かどうか

ハンターマップなどでいちいち

確認しなければならず、

 

そんな手間までかけて

狩猟の捕獲に固執するより

 

「許可捕獲」をした方が

良いことなど誰でもわかります。

 

(というか、こういうことを

知っていいて実行してる業者など全国に

一社もないと思います!)

 

以上のことから

 

害獣防除業者がお客様からの

捕獲依頼を「許可捕獲」ではなく、

狩猟期間に「狩猟」の捕獲

することは極めて難しい。

 

 

 

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事のまとめ

 

法律の話で

少しわかり難かったかもしれませんので、

この記事のポイントをまとめておきました。

 

 

① 野生動物の捕獲は
鳥獣保護管理法により

「狩猟」と「許可捕獲」のみ

 

② 害獣防除業者が捕獲する場合、

許可を取らない「狩猟」の捕獲は無理。

 

③ 害獣の捕獲を許可を受けずに

即、行う業者は法律違反のダメ業者。

 

残念ながら

悪徳害獣駆除業者は

お客様の「知らない」を

うまく利用して

 

法律違反の仕事や

効果がほとんど得られない

駆除作業をおこないます。

 

 

ひらめく女性のイラスト

 

この記事のお客様のように、

こういったことを知っておくことで

悪徳害獣防除業者とのトラブルを

少しでも未然に防ぐことが

出来れば幸いです。

 

 

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屋侵入する害獣は
見えにくいところから侵入する

 

屋根裏や床下に侵入する害獣は、

その建物に多くの

侵入する隙間や穴があっても

 

自分の身を隠して

安全に出入りできる侵入口を

1カ所に絞って使用している

ケースがほとんどです。

 

今回は

兵庫県川西市からご依頼頂いた

テンの防除施工例から、

見えにくい侵入口をご紹介します。

 

 

害獣が身を隠して家屋侵入するイラスト

 

 

 

10年ほど前から
屋根裏に害獣が侵入、
今年は天井からオシッコが!

 

  • 害場所
    兵庫県川西市
    木造住宅2階建て 築50年
     

  • 環獣の種類
    二ホンテン【Martes melampus
    在来種
     

  • 依頼内容
    築50年ほどの木造平屋と

    その後2階建を増築したお客様宅。


    10年程前から時々平屋部分に

    小動物が走りまわっていたが、

    今年は屋根裏からオシッコが

    したたり落ちてきたのでたまらなく
    アスワットへのご依頼。

 

屋根裏を調査すると

糞の形状や内容物、そして足跡から

綜合的に判断すると

二ホンテン(以下:テン)が

侵入していたことがわかりました。



二ホンテンの糞

 

 

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先面戸板が
全てあいているけど
テンが侵入した形跡がない?

 

木登りが得意で

アクロバティックに走り回るテンは、

 

建物の高いところにある

隙間や穴から侵入することが多いので

特に屋根廻りの侵入口調査は

慎重に行います。

 

調査を進めると

平屋部分の軒先面戸板が所々無く

イタチやテンなら充分に

侵入可能な隙間があいていましが

10年来侵入しているような形跡は

全く見当たりません。

 

 

害獣の侵入口を調査するアスワット代表・福永健司

 

 

私たちの調査は当然、

こちらの建物内にある

全ての害獣が入れる穴

と隙間を見つけることが

大切なのですが、

 

それと同時に必ずメイン侵入口

(常に繰り返し出入りしている侵入口)

を特定することが大切で、

 

これが特定できないうことは

侵入口の見逃しがあり

必ず再侵入に繋がります!

 

 

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インの侵入口を
探すために波板をはがしてみると

 

そういった考えから

メインで繰り返し侵入している

場所はその他にあると判断。

 

後付けの波板を

剥がしてみるとこに。

 

 

波板と軒の隙間に侵入口がある予測写真

 

 

波板をはがす作業の写真

 

 

するとこの通り、

波板に隠れて見えなかった

一番端の軒先面戸板のない

隙間付近にテンの形跡(足跡)が

多数付着しているのを確認。

 

波板を足場にこの隙間から

屋根裏に侵入していたことが

わかりました。

 

メインの侵入口の特定が完了!

 

このように

見えない場所の侵入口は

確認するのが面倒なので

結構見逃しがちです。

 

 

テンが侵入口している軒先面戸板が無い写真

 

 

軒先面戸板が無くテンが侵入している形跡がつく侵入口写真

 

 

後は痕跡がついていた

隙間はもちろん、

 

その他軒先面戸板が無い

全ての隙間を封鎖することで

テンの完全防除となります。

 


テンの侵入口封鎖後の写真

 

 

当然、

完全防除するために

撤去した波板は、

 

長い間使用していたので

劣化が激しく

新しい波板に

張替えさせて頂きました。

 

 

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事のまとめ

 

害獣の侵入口を

突き止めるためには、

 

ただ単に穴があいている所を

塞ぐだけでは

見落としのリスクが高まります。

 

必ずその侵入口を

繰り返し使用しているような

形跡があるのか?

 

その上で、

その他の害獣が

侵入できる隙間もキッチリ確認、

封鎖することで

完全防除に繋がります!

 

「うちの天井裏にどこから

害獣が侵入してるんやろ?」

 

 

 

 

そんな方々の

害獣の侵入口探しの

ヒントになれば幸いです。

 

 

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