短期間に
イタチがに次々と捕まると、
お困りのお客様からのご相談
先日、お客様より
以下のご相談がありました。
なるほど・・・
お客様にはネズミのように
屋根裏でどんどん増えることはないと
前置きした上で、
①捕獲によって建物内への
イタチの侵入が無くなることはない。
②イタチ完全駆除の方法は
全ての侵入口の封鎖
だということを
お客様にご説明させて頂き
イタチ防除の見積調査に
お伺いすることになりました。
あわせて読みたい関連記事
しかし、
このお客様だけではなく、
「イタチが次々と
短期間に捕まる」
このような問い合わせは、
特に毎年9月初~11月末までの
期間によくお聞きします。
「それってたまたまじゃないの?」
いや、そうではなく、
秋に一カ所で
イタチが次々と捕まるのには、
ちゃんとした理由があります。
今回はその理由を
住環境害獣防除のプロ、
アスワットの福永健司が
解りやすく説明しますね。
秋はイタチにとって
仔別れの時期
このブログでも
何度もご紹介している通り、
3月~8月までの期間は
イタチを含むほとんどの
住環境害獣(以下:住環獣)が
住宅の屋根裏で数匹出産、
子育てをメス単独で
3か月間ほど行います。
あわせて読みたい関連記事
その後、
仔が成獣に近づく
7月初から8月頃になると
メスが仔を引き連れて
野外に活動場所移す
「巣立ち」のステージに移り、
数カ所あるねぐらを
親仔の集団で転々とします。
この期間に仔は野外で
単独で生きていくすべを学んだあと、
晩秋の11月末ごろまでに
仔それぞれが親から離れ
単独行動をとるようになる。
これを「仔別れ」と言います。
要するに、
一夫多妻制単独行動のイタチが
唯一、集団行動している
「巣立ち」から「仔別れ」までの
季節がちょうど秋と重なるため、
この期間に罠を仕掛けると、
仔別れ前の集団行動している
イタチたちが一カ所で次々と
捕獲されるというわけです。
あわせて読みたい関連記事
イタチが
次々と捕獲されても屋根裏に
住み着き増えているわけではない
多少の時期のずれはあっても
アライグマやテンなど
他の住環獣でも同じことが
起こりえるはずですので、
先の理由から
秋にイタチと同じように
連続で何頭も捕獲されるのは、
屋根裏に住み着き個体が
どんどん増えている
というわけでありません。
2頭~6頭ほど捕獲されれば、
一旦捕獲されなくなりますので
ご安心くださいね。
ただし、
冒頭にも説明したように
捕獲によって住環獣の
屋根裏などへの家屋侵入が
無くなるわけではなく、
いづれは他の個体が
侵入することになりますので、
完全防除をするためには
全ての侵入口の封鎖が必要に
なる事だけはお忘れなく!
あわせて読みたい関連記事
あわせて読みたい関連記事
アスワットのこれまでの取り組み
アスワットの仕事ぶりをお客様が評価!
アスワットのGoogleクチコミは
こちらをクリック!
にほんブログ村に参加しています!
クリックしていただければうれしいです♪
テレビなどの出演履歴はコチラ
鳥獣管理士準1級の福永健司が運営するアスワット公式HP
害獣駆除専門 アスワット テレビCM