押入れ収納庫に侵入する
害獣被害をなくすポイントのご紹介
天井裏に侵入する
害獣防除調査に
伺ったお客さま宅で
よくある被害が
和室押入れの天袋収納内に
害獣が侵入するといったケース。
天袋収納内が害獣によって
荒らされていたり、
糞尿をされていたという
お話をよく聞きます。
そんなことがなぜ起こるのか?
侵入事例をご紹介しながら
その原因を解説します!
押入れ天袋内が動物に荒らされ、
天井から大量のオシッコがも!
今回の害獣侵入事例詳細
侵入動物はアライグマ。大量のオシッコが落ちてきた
天井板はブヨブヨに!
聞き取り調査を終え、
侵入動物が荒らした
押入れ天袋内を調査。
当然、被害日から日が
経過していますので糞も
お客様が撤去、
中の荷物も整理されて
おられましたが、
形跡が残っていれば
動物の特定は可能です。
天袋収納庫の天板を外すと
天板の上にたくさんの
アライグマの足跡が付着。
侵入動物が
「アライグマ」だと
伝えるとお客様が
「天板をアライグマ
自身が開けて入って
きたんですか?」
とご質問に、
「天板がぴったりと
閉められていたら、
自ら開けて侵入する
ことはないはずです。
ただし、
たくさんの荷物を
詰め込んだ加減で
少しでも天板が持ち上がり
隙間ができていれば、
アライグマは
器用に天板をずらせて
侵入することはできますよ」
とお答えしました。
お客様の話だと
天板が持ち上がっていたか
どうかはわからないけれど、
荷物はたくさん
詰め込んでいたとのこと。
多分それによる
天板の浮き上がりが
侵入原因でしょうね。
天袋収納と
隣接する和室の天井板。
今は乾いていますが
無残にもアライグマによる
大量オシッコが原因で
合板がはがれてブヨブヨ状態。
アライグマや
ハクビシンのオシッコは、
イタチやテンと違って
量が半端ないですからねぇ。
特に
彼らが天井裏に侵入した際、
お客様自身が天井板を
「ドン!ドン!」とたたいて
追っかけまわすケースが
ほとんどですが、
彼らもびっくりし、
その恐怖からおしっこを大量に
するケースは多々あります。
そういった意味でも
害獣の侵入被害時に
天井をたたくことは
あまりお勧めしません。
(百害あって一利なし)
また、
害獣による糞尿被害で天井板が
このようなことになれば、
防除費用とは別に
天井板張替えという余分な
出費にもなりかねませんので、
そうなる前に早めの防除対策が
大切だと改めて思いました。
アライグマの侵入経路と
侵入口の特定調査
侵入害獣が
アライグマだと判れば、
あとは侵入経路と
侵入口の特定です。
アライグマは
10cmほどの穴や隙間でないと
侵入することができないため、
イタチやテンのような
カラダの小さい害獣違い、
侵入口を特定するのは
プロであれば意外と簡単です。
家の周りを調査すると
お庭に設置した
スチール製収納庫の壁面に
多数のアライグマの足跡が
ついているのを発見。
お隣との境界柵側の
壁面と天板には
アライグマが常に行き来している
形跡や足跡がびっしり!
なるほど。
アライグマの侵入経路は
お隣との境界柵の上を歩き、
スチール製収納庫の角をよじ登って
天板の上から屋根に飛び移る。
その後、瓦屋根を歩き
入母屋の開口より中天井に侵入。
これで侵入経路と
侵入口の特定ができました。
改めて調査結果をお伝えし、
調査報告書と見積書を後日提出。
お客様から防除依頼の
快諾をいただきました。
ブログ記事のまとめ
- 天井裏点検口がある
押入れ天袋収納庫の天板が
少しでも開いていると
害獣が侵入するため、
あまり荷物を詰め込まない。
- 害獣が天井裏に侵入したとき
天井板を叩きすぎると、
その恐怖でオシッコをする
ケースもあるので控えた方がよい。
- 早めの害獣対策が
被害拡大を防ぎます。
(費用の節約にも!)
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