今回の記事は今の時期にピッタリ!
イタチや害獣の駆除は
3月までに対策を!
と題しいして
12月、1月、2月に害獣は
どんな活動をしているのか?
この時期に
なぜ駆除対策をした方がよいのか?
についてわかり易くご紹介させて頂きます。
【アスワット顧問:渡辺茂樹
代表:福永健司 監修/作成】
上記に掲載しているのは
『シベリアイタチ年間生活史』
をアスワットが表にまとめ、
研究発表として日本哺乳類学会で
ポスター発表したものです。
この表が示す通り、
12月~2月は活動沈静期~活動期
ということとなり、
シベリアイタチ(以下:イタチ)は
あまり動き回らない時期という事なんですね。
イタチを代表とする家屋侵入害獣
(テン、ハクビシン、アライグマ)は、
彼らが食べる物が極端に少なくなる期間
(11月後半~翌年2月後半)、
家屋内で冬を越すネズミやコウモリ、
ヤモリ、昆虫などをエサとして狙いにきたり、
雨風や寒さをから身を守るため
天井裏など家屋内に侵入します。
但し、その年の気象状況にもよりますが
本当に寒い12月、1月、2月は、
むやみやたらにエサとなる小動物などを
探しまわると自分の体力も消耗するので
ここぞ!という時にしか、
あまり動かないようにしているようです。
わかり易く電化製品に例えるならば
省エネ運転!
しかし
2月後半から3月にかけて
気温も徐々に上がり、
エサとなる小動物が
野外に出て活動したり、
植物がだんだん芽吹くようになると
彼らもエサを求めて動きはじめ、
さらにオスとメスとの
交尾の時期から
出産・子育ての時期へと
右肩上がりに行動が活発化し、
家屋侵入被害も急増します。
もうここまで読んでいただければ
お解りだと思いますが、
要するに害獣の家屋侵入被害が
少ないのは2月後半くらいまで、
3月に入ると日増しに
害獣が家屋侵入することが多くなり、
アッという間に天井裏の断熱材を
害獣がグチャグチャにしたり、
彼らの糞尿や食べ物の残骸などで
汚染されることになる場合が多くなるんです。
そうなる前に
早めの対策が被害を最小限に食い止め、
結果的に対策費用の節約にも繋がります。
現在、
イタチをはじめとする害獣が、
時々天井裏など走りまわっている
お客様宅全てが
そうなる訳ではありませんが、
害獣駆除を専門としている私たちが
毎年お客様から4月から11月くらいに
よくお聞きする
『あ~もっと早く
アスワットさんに
頼めばよかったぁ』
というお言葉。
決して急かして仕事を
頂こうという事ではなく、
残念なお客様からの言葉を
一軒でも少なくできたらと思い、
毎年、
この時期になると同じような記事を
角度をかえてご紹介させて頂きました。
少しでも害獣家屋侵入被害で
お困りの方に参考になれば幸いです♪
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