この時期、害獣駆除を行う方は必見!
『害獣の子育て時期の駆除方法(イタチの幼獣連れ出し作業ビデオ付)』と題してのお話。
今年は例年より早くイタチなどの子育てが屋根裏で始まっているようで、アスワットにも
などというご相談が今年に入りもうすでに20件を超えています。(例年の倍以上のご相談件数です・・・汗)
その上この時期から6月後半にかけて、この数年は
など、業者さんの駆除方法の間違いによる二次被害も多数寄せられるようになっています。
毎年、4月初旬頃より10月下旬頃までは家屋内侵入する害獣の出産・子育ての時期となり、子供が独り立ちするまでの数ヶ月、屋根裏で子育てを行うことが近年多くなったため、それに伴い上記のようなご相談も右肩上がりに増加の一途を。
■ 関西で家屋内侵入する代表的な害獣、シベリアイタチ(チョウセンイタチ)を例に挙げると以下のような年間生活史となります。
【アスワット調べ・作成:渡辺茂樹/福永健司】
![シベリアイタチ(チョウセンイタチ)年間生活史](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/15/aswat/1a/cb/j/o0721078814527532541.jpg?caw=800)
この図の子育て時期、一夫多妻制のシベリアイタチ(チョウセンイタチ)は4~6頭の幼獣をメス単独で子育てをおこないます。
本来、夜行性に近い生態の動物ではありますが授乳期には幼獣への定期的な授乳とともに自分の餌の確保、離乳期から独立手前の期間は自分と子供たちの餌の確保に頻繁に屋内外を駆け回ります。
被害に遭われているお客様宅では、昼夜問わずの騒音被害、頭数分の糞尿、食べ物の残骸堆積腐敗による臭い被害が急速に進み、特に梅雨時は高温多湿のためニオイ被害ついてはピークを迎えることに。
独立時期まで我慢しようと考えていたお客様も我慢しきれず駆除ご依頼をいただくことが多いようです。
■ それでは本題。 害獣の子育て時期の駆除方法はどうしたら良いのでしょう。わかりやすく箇条書きにしてみました。
特に7月以降は幼獣もかなり大きくなりそれぞれが歩き回り壁中へ落ち込みその中で死んでしまうことも。取り出しには壁を壊さなくてはならず大変な事態になることも少なくありません。
最近、お客様からよくお聞きするのが『成獣を捕獲後、幼獣を屋根裏から取り出す』という業者さん。何頭いるかも判らない幼獣を手探りで全て取り除くことは至難の業。取り残すリスクが大きいため、決してプロの行う駆除方法としては感心できません。
それとこの時期、狩猟免許をもっていれば捕獲許可を取らなくても捕獲行為が出来ると思われているお客様がほとんどですが、それは間違いです。狩猟免許があろうが、なかろうが、この時期の捕獲は必ず法律に基づいて捕獲許可が必要となります。
その場合、お客様の署名、捺印が必要となりますし、その書類を当日所定の役所に提出してもほとんど即日交付されることはありません。なので書類もなしに即、捕獲作業に移ろうとする業者は「鳥獣保護管理法」違反となり罰せられますので気をつけて下さい。
まず被害の現状把握が必須条件。成獣のみが侵入しているのか、それともメスが被害遭っている建物の中で子育てをしているのかを特定することが大切です。
子育て中かどうかを確かめるポイントは以下の関連記事をご覧ください。
では、子育て中と特定できた場合は親子ともども建物内より出て行ってもらわないといけないのですが、成獣捕獲や幼獣の取り出しがNGだとすると、子供が成獣になるまで待ったないといけないのですか?と、お客様によく尋ねられます。
一般の方ならリスクがないその方法が一番良いでしょう。
えーっ!ブログやHPで過大表現に書いているだけで実際にそんな施工はやってないんじゃないの?という方や業者さん必見!子育て中のイタチに追い出し施工後、イタチ幼獣を咥えて家屋外へ連れ出す姿を捉えたビデオをご紹介しますね。
『子育て中の子供を屋根裏から連れだすシベリアイタチ』
害獣駆除を行う場合、コンプライアンス順守はもちろんのこと駆除方法を間違えると被害が増大する事もあります。害獣の家屋侵入被害でお悩みの方、イタチなど害獣防除業者のベンチマーク、『アスワット』へお気軽にご相談ください。
むろん見積調査は無料、強引な営業は致しませんのでご安心ください!