西日本で駆除依頼がダントツに多いシベリアイタチのお話
3月から7月にかけて害獣が屋根裏で
子育てをする時期がやっと一段落を迎え
ホッと一息つく時期となります。
これまで子育て時期で活発に活動していた
害獣の中で、西日本で一番防除依頼が多いのが、
シベリアイタチ(旧通称:チョウセンイタチ)。
そのイベリアイタチの防除が非常に難しいのは
なぜかというお話です。
西日本で代表的な屋根裏侵入の害獣はシベリアイタチ
関西で代表的な都市害獣といえば
シベリアイタチ(以下:イタチ)。
彼らは愛知県より以西の西日本にしか
現在のところ生息していないと言われています。
(ニホンイタチは、ほぼ日本全域分布
しているがほとんど家屋内に侵入しない。)
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なので関東の害獣駆除業者さんの
ほとんどは家の中に侵入する
イタチ防除施工をしたことがない。
要するに東日本では馴染みのない害獣なんです。
なぜ他の害獣に比べ西日本ではイタチの侵入被害が多いのか?
しかし西日本では屋根裏などに侵入する
害獣被害の60%以上はイタチの侵入被害と
言われていますが、
東日本と同様に分布する
アライグマ・ハクビシン・テンと比べて
圧倒的にイタチの被害件数が
多いのはなぜなのか?
それはイタチが他の害獣に比べてカラダの大きさが小さいために増改築や建物の経年劣化、住宅設備の取替などによってできたわずかな隙間から家の中に侵入し外敵が来ない屋根裏などで繁殖するからです。
500円硬貨ほどの穴や隙間があれば侵入できるイタチ。
ではいったいどれくらいの
隙間や穴があれば
家の中に侵入できるのでしょうか?
害獣駆除業者の間では、
3cmの穴と隙間というのが
常識となっています。
3cmといえば
500円硬貨がほぼ同じくらいの
大きさなのですが、
被害に遭われている
お客様宅での調査時にその説明をすると、
必ず驚かれるのと本当なの?
と、少し疑いの眼差しで見られることも。
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3㎝の引間からイタチが侵入が侵入している動画のダイジェストのご紹介
百聞は一見に如かず。
この動画はお客様の許可を得て、
アスワットがイタチ研究のために
撮影した動画です。
イタチが3㎝の穴から侵入している様子が
映っていますのでご覧ください。
この隙間、3cm?
ビデオ映像現場を
アスワット顧問・イタチ研究者の
渡辺茂樹先生と調査した時に計測した
隙間の映像がこちら!
本当にイタチが3cmの隙間から家の中に入っています。
この現場では
イタチのメスがこの隙間から家の中に侵入、
壁中を駆け上がり
屋根裏で子育てをしていた映像です。
イタチは一夫多妻制なので
子育てはメスが単独で行います。
その子育ての間に
外敵やオスイタチから子供を守るため、
出来るだけオスイタチ以上の体格がある
動物が侵入できない場所で子育てをするので
こんな狭い隙間から侵入していたんですね。
【質問】
イタチは最低どれくらいの隙間があれば侵入できますか?
【答え】
3cm以上の隙間があれば侵入できます。
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この現場でのイタチの行動や
その他の動物が侵入口のニオイに
興味をもって次々と現れる長編版の映像が
ありますので興味がある方はご覧下さい!
イタチの行動観察ビデオ(長編版)
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