今回は「テンが屋根裏に入ると被害は深刻に。」と題してご紹介させて頂きます。
今回の害獣侵入事例
【被害場所】
兵庫県宝塚市 木造住宅2階建 築15年
【害獣の種類】
ニホンテン 食肉目イタチ科
学名:Martes melampus (日本固有種)
【関連法律】
鳥獣保護管理法
【ご依頼内容】
数年前から小動物が走り回る
激しい音が続いたので
他業者に施工依頼。
その業者さんは
屋根裏の荒らし方と糞から
「イタチ」だと判断し、
屋根裏に罠を仕掛けたが
いっこうに捕まらず
足音はひどくなる一方。
お客様から
いつまでたっても捕まらない事を
業者さんに伝えると作戦変更。
金網みたいなもので侵入口を封鎖するも
簡単に金網をとって再侵入。
お客様もたまらず
ご主人様が屋根に登られとれた
封鎖物を簡易的に元に戻したあと、
アスワットへ改めて
ご相談されたという経緯。
早速お伺いし点検口から屋根裏を調査した瞬間
「うん?ニオイが
イタチと違うなぁ。。。」
という印象。
前の業者さんは点検口開けるなり
「このニオイは
イタチ間違いありません!」
(何でも鑑定団、中島誠之助さん風に・・笑 )
と自信満々におっしゃったらしいのですが・・・。
その後も調査をすすめると
断熱材の荒らし方と糞の状態、足跡から
二ホンテン(以下:テン)と判定。
お客様には
「これはテンに
間違いありません!」
(中島誠之助さん風・・・冗談です。。
スミマセン!)
とお伝えすると
「えーっ!こんな所に
テンなんているんですね。
みたことなんて一度もないです。」
と、ビックリ!
足跡だけで
イタチとテンの判定をするのは
難しとは思いますが、
害獣防除のプロならば
「ニオイ」
「糞の形状と内容物」
「生息地域性」
などを考慮すると
高い確率で判定できると
思うのですがねぇ。。。(苦笑)
侵入動物がテンなのに
イタチ捕獲のつもりで
餌を仕掛けているのなら
捕まらないのは当然です。
テンは日本各地の山際や
里山などに広く分布していて
決して珍しい動物ではなく
最近、関西ではイタチに次ぐ
家屋侵入害獣に名を連ねています。
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では最近テンの家屋内侵入被害がなぜ増えているのか。
アスワット顧問:渡辺茂樹によると
テンが営巣場所とする広葉樹・樹洞の減少で
ネグラを屋根裏に代えているのが
原因ではないかと推論しています。
外見はパッと見た感じ
イタチに良く似ているので
一般の方はイタチと混同されていることが
あまり知られていない
原因のひとつだと思いますが、
イタチに比べ
カラダがひと回り程大きく
家屋侵入すると
糞の量も
イタチに比べものにならない程、
短期間で大量の糞を
屋根裏に残しますので
放っておくと被害が深刻化します。
このお宅も早い段階で
的確に業者さんが処理されていれば、
こんな被害にはなっていなかっただろうなぁ。。。
とは思いますが仕方ありません。
調査結果の報告とお見積書を提出させて頂き、
お客様にはまたまたの出費でお気の毒ですが
アスワットへのご依頼となりました。
こちらがその被害と封鎖箇所、そして施工後の一部の写真です。
【①清掃前】
【①清掃後】
【②清掃前】
【②清掃後】
外観もとてもキレイな建物なので
封鎖箇所が出来るだけ違和感の無いように、
それと雨風にさらされる場所なので
耐久性も考えて施工致しました。
【メイン侵入口封鎖前】
【メイン侵入口封鎖後】
【封鎖箇所A 施工前】
【封鎖箇所B 施工前】
【封鎖箇所A・B 施工後】
【封鎖箇所C 施工前】
【封鎖箇所C 施工後】
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その他にもたくさんの封鎖箇所があり、
最終的にスタッフ2名で
5日間の施工工程にて
無事完了となりました。
もちろん!
『安心のアスワット5年保証』
はすべてのご依頼のお客様に
つけさせて頂いています。
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