家屋侵入する害獣は見えにくいところから侵入する
屋根裏や床下に侵入する害獣は、
その建物に多くの
侵入する隙間や穴があっても
自分の身を隠して
安全に出入りできる侵入口を
1カ所に絞って使用している
ケースがほとんどです。
今回は
兵庫県川西市からご依頼頂いた
テンの防除施工例から、
見えにくい侵入口をご紹介します。
10年ほど前から屋根裏に害獣が侵入、今年は天井からオシッコが!
築50年ほどの木造平屋と
その後2階建を増築したお客様宅。
10年程前から時々平屋部分に
小動物が走りまわっていたが、
今年は屋根裏から
その動物のオシッコが
したたり落ちてきたのでたまらなく
アスワットへのご依頼となりました。
屋根裏を調査すると
糞の形状や内容物、そして足跡から
綜合的に判断すると
二ホンテン(以下:テン)が
侵入していたことがわかりました。
軒先面戸板が全てあいているがテンが侵入した形跡がない?
木登りが得意で
アクロバティックに走り回るテンは、
建物の高いところにある
隙間や穴から侵入することが多いので
特に屋根廻りの侵入口調査は
慎重に行います。
調査を進めると
平屋部分の軒先面戸板が所々無く
イタチやテンなら充分に
侵入可能な隙間があいていましが
10年来侵入しているような形跡は
全く見当たりません。
私たちの調査は当然、
こちらの建物内にある
全ての害獣が入れる穴
と隙間を見つけることが
大切なのですが、
それと同時に必ずメイン侵入口
(常に繰り返し出入りしている侵入口)
を特定することが大切で、
これが特定できないうことは
侵入口の見逃しがあり
必ず再侵入に繋がります!
メインの侵入口を探すために波板をはがしてみると
そういった考えから
メインで繰り返し侵入している
場所はその他にあると判断。
後付けの波板を
剥がしてみるとこに。
するとこの通り、
波板に隠れて見えなかった
一番端の軒先面戸板のない
隙間付近にテンの形跡(足跡)が
多数付着しているのを確認。
波板を足場にこの隙間から
屋根裏に侵入していたことが
わかりました。
メインの侵入口の特定が完了!
こういった
見えない場所の侵入口は
確認するのが面倒なので
結構見逃しがちです。
後は形跡が着いていた
隙間はもちろんの事、
その他軒先面戸板が無い
全ての隙間を封鎖することで
テンの完全防除となります。
当然、
完全防除するために
撤去した波板は、
長い間使用していたので
劣化が激しく
新しい波板に
張替えさせて頂きました。
この記事のまとめ
害獣の侵入口を
突き止めるためには、
ただ単に穴があいている所を
塞ぐだけでは
見落としのリスクが高まります。
必ずその侵入口を
繰り返し使用しているような
形跡があるのか?
その上で、
その他の害獣が
侵入できる隙間もキッチリ確認、
封鎖することで
完全防除に繋がります!
「うちの天井裏にどこから
害獣が侵入してるんやろ?」
そんな方々の
害獣の侵入口探しの
ヒントになれば幸いです。
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