害獣防除の中で
最も難しいイタチ。
家の屋根裏などに侵入する
害獣防除の基本は
建物全ての侵入口の封鎖です。
その対象は主に
アライグマ、ハクビシン、テン、イタチで、
防除方法が同じならば
小さい穴や隙間から侵入出来る
カラダの小さい害獣の方が難しい。
その害獣はイタチで、
なんと3cmの穴や隙間が
あれば侵入出来る厄介者。
わたしたち害獣防除のプロ、
アスワットであっても
イタチ防除施工後の再発率は約5%。
そのためにアスワットでは
施工した全てのお客様に
5年間の侵入保証を
必ずお付けして
お客様に安心して
ご依頼いただけるようにしています。
(ちなみにその他の害獣の
再発率は2%以下です)
さて今回のブログ記事は
そのイタチ防除後再侵入のお話。
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2年前に兵庫県加西市で
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お客様の再侵入調査時のこと
このお宅はかなり
広い木造住宅2階建て。
奥様に聞き取り調査をすると、
2年ほどはイタチの
侵入は全くなかったが、
今回は、
以前封鎖した箇所が多い、
家の北側から
足音がするのではなく、
逆の南側の天井裏から
侵入してくるような
足音がするとの事。
手掛かりなしで、万事休す!
たまたまお仕事が休みで
庭木の手入れを
しておられたご主人様が、
アスワットさん、
先日庭に私がいたら
雨戸の戸袋の上を
イタチが走って、
その隅の方でいなくなったよ
と、貴重な
アドバイスを頂きました。
雨戸戸袋の上、
戸袋の上ねぇ。。。
言われていた
戸袋付近を正面からみても
侵入口らしきものは見当たらず。

もう少し近寄って
その周囲を横から見ても、

で、脚立を使って
近づいてよく見てみると、
あっ!

下屋根の梁が出ている
壁辺りが何やら穴が少し見える。
もっと近づいて
よーく見てみると、
ありました!
イタチの侵入口が。
壁面から出ている
梁の根元のモルタルが、
イタチによってなのか、
壊されて内側にポロリ。
イタチが入れる
3㎝程の穴が
あいていました。
その梁の側面や
雨戸戸袋の角などにも
イタチの形跡がたくさん付着。
これで新たに、
ここから侵入してきたのは
間違いないですね。
ここまでのイタチ侵入経路は?
侵入口がわかれば
必ずつじつまが合うように
証拠を見つけ出しイタチ侵入経路を
特定しなければなりません。
屋根付近の樋から
梁や戸袋上に飛び移るには
距離もあり形跡も少なすぎる...
と、考えながら
戸袋とガラス窓の
隙間の中に目をやると、
たくさんのイタチの形跡を発見!
なるほど!
戸袋とガラス窓の間に侵入、
ガラス窓に
背中をつけながら
木製戸袋の爪をかけて
戸袋上まで登り、
梁横の穴から侵入。
出ていく時も、
逆のルートで飛び降りる。

その証拠に
足跡や爪痕が
ビッシリ残っていました!

う~んこのイタチ君、
なかなかの運動神経の持ち主。
それにしても
このイタチの侵入経路は
ご主人様のアドバイスが無ければ
早期発見は難しかったと思います!


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