サンタは煙突から。
では害獣はどこから天井裏に入る?
どこに行っても
クリスマスソングが聞こえてくる季節。
師走もあと半月ほどになりました。
子供の頃は、この時期になると
「ワクワク」「ソワソワ」したものですが、
歳をとるにつれて
「あたふたっ」「おろおろ」という
感覚が増してくるのは
私だけでしょうかねぇ…
嗚呼、あの頃に戻りたい!(涙)
さて、
クリスマスと言えばサンタさん。
彼が煙突から入ってきて
プレゼントを持ってきてくれると
信じていた子供の頃の私は、
欲しいものを書いた手紙を
家の中で唯一煙が出る台所の
机の上において眠ったものです。
今から思えば煙突など無い、
おんぼろな家に住んでいたのに、
純粋やったんやなぁーと笑えます。
(今は煩悩の煤で真っ黒けな私ですが)
サンタは煙突からだけど、
では住環境害獣(以下:住環獣)は
家の中にどこから入ってくるの?
今回のブログはそんなお話をご紹介。
普段空き家の実家。
中天井を大きな動物が歩きまわり
天井板を突き破った。
-
被害場所
兵庫県姫路市
木造及び鉄骨住宅2階建て 築50年
-
住環獣の種類
ハクビシン
【Paguma larvata】
食肉目ジャコウネコ科 外来種
-
ご依頼内容
ご両親がお亡くなり、
娘様夫婦が月に1度ほど、
家の空気の入れ替えに
訪れている普段空き家のご実家。
たまに使う和室の天井板が少し
垂れてきているのは判っていたが、
新しく自分で付け替えた
照明器具が重いからだと思い
気にも留めなかったが、
訪れるたびに垂れているので
ガムテープで補強していた。
今年の秋、
法事をするため前日から
実家に泊まりこんで
準備をしていた夜、
中天井を大きな動物が
歩き回る足音がした後、
天井板が垂れている和室の方から
「バリッ!」と何かが裂ける
大きな音がしたので見に行くと、
天井板が大きく割れ、
垂れていたのをみてビックリ!
これは大きな動物が
天井裏に侵入していると
初めて気づいた。
何とか次の日、
法事を済ませた後、
すぐにアスワットに対策を
して欲しいと連絡したとのこと。
さっそく伺い、
突き破った和室をまず拝見。
ありゃりゃ、
こんなことになってる。
普通、天井板がこんな風に
なることはほとんどありませんが、
お客様がおっしゃる通り、
この和室の天井には現在つけている
照明器具が重たかったので、
天井板の少しはがれ気味だったところに、
体重の重い住環獣がおそらくのって、
こんな事態になったんでしょう。
住環獣がお部屋内に落ちて
こなかったのは不幸中の幸いですね。
天井を突き破った犯人を
突き止める調査開始。その結果はハクビシン!
先ずは天井裏に侵入し、
天井板を突き破った犯人を
特定するために押入れ点検口より
天井裏を調査します。
はじめに調査した
押入れ点検口のある箇所は
天井板が破損した和室から
一番遠い場所にありますが、
ここからは広い下屋根内
(2階がない屋根裏)が見渡せます。
屋根裏の正面を見ると
壁面の断熱材が侵入住環獣によって
見事に荒らされています。
通常、
床の間や仏間の天井は
和室の天井板より一段下がり、
低くなっているため、
住環獣が天井裏に侵入する際、
自分の身を隠しやすい
床の間や仏間の天井上に
頻繁に来るケースが多い。
こちらにある点検口の隣は
床の間の天井なのでのぞいてみると、
予想通り頻繁に来ている痕跡が多数。
先ずは一段下がった天井板の上に、
壁面の断熱材が圧縮されたように
踏みつぶされ、折り重なっています。
断熱材がこのようになる痕跡は、
住環獣の中でも体重が重い、
アライグマかハクビシンの特徴です。
次にその付近の壁面に
数多くついた足跡をじっくり確認すると、
住環獣の足跡が2種類確認できます。
足跡が少ない方の住環獣は
二ホンテン(以下:テン)。
しかし
住環獣の中でテンのカラダは、
シベリアイタチよりは大きいものの、
いくら少し傷んでいた天井板であっても
踏み破るほどの体重はない。
その犯人は
もうひとつの足跡の持ち主。
ドラえもんのような
特徴ある足跡はハクビシンでした。
床の間の天井と逆方向の
屋根裏の遠くの壁際に
何やらサンタならね、
ハクビシンがおいていた
プレゼント(?)を発見!
写真を撮って拡大してみると…
大量のハクビシンのタメ糞です。
いくら何でもプレゼントは
置いて欲しくはないですよねぇ。
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押入れの中にも
ハクビシンが侵入していた!
さて次は、
天井板を踏み破られた
和室の付近の天井裏を調査。
その和室にも同じような
押入れの上に点検口があるため、
そのふすま扉を置けると…
押し入れ内に住環獣の糞が
大量に落ちています。
これにはお客様も大ショック!
この和室は
空き家になってから
あまり使わないため、
開いた押し入れも今までほとんど
開けることはなかったらしい。
なぜこんなことになっているのか?
押入れの天井を見ると
点検口の板が浮き上がって天井が丸見え。
なぜこうなっていたのかは
不明(さすがにハクビシンが
こじ開けることは出来ない)ですが、
これくらい開いていたなら
ハクビシンが天井裏から押し入れ内へ
侵入することは十分可能です。
押し入れ内の壁にちゃんと
ハクビシンの足跡も残っていました。
開いていた押し入れ点検口から
天井裏をのぞくと、
予想通りこちらの天井裏に
敷き詰められられた断熱材も
残念ながら先ほどの床の間の天井同様、
ハクビシンによって
踏み固められていました。
このように風通しのために、
たまにしか訪れることのない
空き家に住環獣が侵入している
ケースはよくありますが、
ほとんどの方がお昼間に来て夕方帰る。
このような訪問パターンでは
主に夜活動する住環獣の気配に
持ち主様が気づくことはほとんどなく、
糞尿による天井のシミや臭い、
子育てが発生しした時に
初めて気づくことが往々にあり、
発覚した時の被害はこのように深刻です。
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建物外側からハクビシンの
侵入口調査。その結果は?
話を元に戻して、
侵入住環獣がハクビシンと判れば、
あとは一番大切な仕事。
どこから天井裏に侵入しているのか、
侵入口の特定調査をおこないます。
まずは
家の周りをぐるっーと一周。
雨水の竪樋に何やら住環獣の痕跡が
多数付着しています。
近くでよーく確認すると、
天井裏のあちらこちらに
残されていた足跡と同じく、
ハクビシンの足跡でした。
住環獣のほとんどが
木登りなど朝飯前、
アクロバット的な身体能力の
持ち主なので竪樋などは
苦も無くよじ登ります。
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但し、
こちらのお客様の建物の構造から、
屋根上からの侵入はほぼ不可能。
よってもう少し
建物の周囲の調査をつづけると、
怪しい箇所を発見!
その部分は建物外壁の中で
唯一基礎のないでっぱり部分。
その入隅部分には
排水パイプと思われる
塩ビ管がパイプスペース
(給水や排水に必要な
管をまとめている空間)
として使用されているよう。
以前にも
このブログ記事で紹介していますが、
特に築年数が古い建物
(鉄骨住宅に多い)のパイプスペースが
住環獣の侵入口になっているケースは多々あり、
住環獣防除に携わる者からすれば
真っ先に疑わなければならない箇所です。
その付近に置いてある
コンクリートブロックをのけると、
やっぱり!
建物内になくてはいけない
断熱材の歯切れが
排水塩ビ配管の真下に
多数落ちているということは、
ハクビシンがこの配管パイプを伝って
中天井(1階と2階の間の空間)に
侵入している証拠。
この真下から排水パイプが続く
天井裏方向をのぞいてみると…
中天井に配管されている
水道管が見えるので、
この空間が中天井まで
繋がっているのは間違いない。
排水パイプや壁材のバラ板にも
ハクビシンやテンが伝い登った
爪痕や足跡などの痕跡がしっかり残り、
排水塩ビ配管の下に
落ちていた断熱材の端切れなどは
彼らが昇り降りする際に
書き落とした壁中の断熱材ですので、
裏付け証拠もバッチリです。
判りやすく説明すると、
ハクビシンやテンは下記の写真の図解通り、
外壁パイプスペースの空間にある
排水塩ビ管と壁中のバラ板を
うまく利用して中天井に
出入りしていたということになりますね。
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記事のまとめと、その対策
その後も時間をかけて
その他の侵入口はないか調査しましたが、
結局、ハクビシンをはじめとする
住環獣の侵入口はこの1カ所のみ。
当日調査結果をパソコンで
撮影した写真とともに詳しくご説明。
後日、20ページほどの
写真付き報告書と見積書を提出し、
ご依頼、施工となりました。
ありがとうございます!
アスワットでは
今回家屋侵入していた
ハクビシン、テンだけではなく
イタチやアライグマ全てに、
今後、封鎖しした箇所から
再侵入した以外でも
万が一4種類どの住環獣が
他の個所から再侵入した場合、
5年間無料で再施工する
「5年間侵入保証」も必ず
ついていますのでご安心ください!
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先にもご紹介した通り、
空き家や広い建物に少人数の
ご家族しか住んでおられない場合、
住環獣が天井裏などに
侵入していても気づかず、
被害が深刻化してからやっと
発覚したというケースが多くみられます。
その対策としては、
- たまに寝泊まりする
- 天井板に不可解なシミや
破損がないか定期的に点検する
- 訪れた時に必ず建物の周りを
ひと回りして建物の破損や
動物の痕跡など見回る
などの自己対策することで
早期発見につながる場合もあります。
また自分では無理だ!
ということであれば、
私ども住環獣防除業者・アスワットへ
点検なども承りますのでご依頼下さい。
さて今回のブログタイトル。
サンタは煙突から
入ってくるけど、
住環境害獣たちはどこから
天井裏に入ってくる⁉
その答えは
住環境害獣たちは
パイプスペースを伝って
天井裏に入ってくる!
でした。
(あくまで今回の事例の
場合だけですが‥‥笑)
みなさま、
どうぞ素敵なクリスマスを
お過ごしくださいね!
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