1950年代のユーレー・プルチェーンモデル。
これはプーリー同士の距離が長く設けられている、ツーリングタイプのディレイラーです。
本体の鉄製プレートに社名のデカールが貼られています。
ディレイラー本体はほとんど使用された形跡がないのですが、70年以上も前の製品ですから残念ながらデカールへのダメージは多少あります。
多少傷になっていてもオリジナルのデカールは貴重ですから、たとえきれいな複製品があったとしても簡単に交換することは憚れます。
それでもきれいな完コピ品は悪くはありません。ちょっと試作してみました。
銀色がベースのシール台紙がありましたので、とりあえずこれに印刷。
あくまでも試作ですから出来上がりの具合を確認するために印刷しました。
ざっと切り取って比べます。
フレンチトリコロールの青色が明るすぎます。それと間違って白い部分を透明にしてしまったため、台紙のグレーが透けてしまっています。
あ、一緒に写っている赤い楕円形のシールは、イタリアのフィアメというリムメーカーのデカールです。
フランス・ロワールのリムに使うための試作品です(笑)
これが完成品です。試作品と比べるとメリハリが効いていて、画像で取り込んだ事によるレタリングの「荒れ」も修正が済んでいます。
で、今回も取り敢えずの試作です。楕円形の変わった形のHuretの文字や紺色の発色は悪くありません。
けれどバナーの方は色が違います。フレンチトリコロールのブルーは、もっと濃い色にしないといけません。
そしてバナーの地色も薄いオレンジがかったベージュのような色です。
また、スペシャリテの文字フォントも修正する必要がありますね。
それでも初めての制作品にしてはまぁまぁの出来です。
白い台紙のシールに印刷して、色が間違っているところの修正をすればほぼ完成です。
このディレイラーはこの本にももちろん出ています。先日、とあるショップのマスターからお借りしました。
3/32インチのチェーンでは4速用と5速用とあったようです。
私のは4速用ですね。
それにこの本には、このモノブロックの製造年が1958年とありました。
わずか一年間だけ作られたとはにわかに信じられませんが、もしそうであればまさに私の生まれ年。
このツーリスト・モノブロックは多分私と同い年だろうと思っていましたが、それが証明されました。
さて次は本番。修正するべきところを直して完成させましょう~
また明日ね(^O^)/~~~
★下手の横好き、短編小説なども書いております★
★リンクをクリックすればお読みいただけます ★
【ある無名な男の生涯】その1・その2・ その3・その4・その5・その6・その7
以前アップしたアルファロメオを題材にした小説はこちらです。
ご興味があれば是非御覧ください。
第1作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話 ・第5話 ・第6話 ・ネタばらし(^_^)/
第2作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話
第3作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話 ・第5話
第4作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話
第5作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話 ・第5話
第6作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話
第7作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話 ・第5話 ・第6話
第8作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話 ・第5話
第9作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話
第10作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話
第11作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話 ・第5話 ・第6話
第12作:前編 ・後編
第13作:第1話 ・第2話 ・第3話
第14作:第1話 ・第2話 ・第3話 ・第4話
第15作:第1話 ・第2話 ・第3話
第16作:第1話 ・第2話 ・第3話
ショート・ショートはこちら
その1
その2
その3
ご興味があれば、社会不適合オヤジⅠは下のアイコンから入れます。
FC2ブログで立ち上がります。覗いてみてね(^_^)/