『私学の校舎散歩』
こちら購入して読みました。足を踏み入れたことのない学校もたくさん掲載されており、その学校の雰囲気まで感じ取れるようでとても面白かったです。中学受験案内のような文字だけの情報ではなく、絵で見られるという点で、志望校選びの一歩としても役立ちそうです。中学受験生の保護者の方はもちろん、現在お子さんが掲載されている学校に通われている方にもお勧めです。
※リンク先に行って頂ければ、掲載されている学校がわかります。ちなみに「私学」ではないですが、筑駒も掲載されています。
自分の中学受験時の志望校選び
私は中学受験経験者で、自分の中学受験当時は自分で志望校は自分で決めました。両親はほぼノータッチでした。
ただ、当時は学校見学だったり、文化祭や体育祭に行ったりなどは今ほど盛んでなかったと思います。私も志望校の校内に入るのは、入試当日が初めて、という感じでした。
そうなると、志望校を決める際には専ら中学受験案内的な本の情報と、自分の通っていた四谷大塚の偏差値表くらいしかありません。あとは自宅からの通いやすさですね。
また、当時は今ほど複数回入試は多くなかったと思いますし、都内の受験生が1月入試を受験するなどということは全く盛んでなかったです。
さらに、高校受験という選択も今よりはありました。今では中学入試のみになっている武蔵・海城なども高校入試をやっていましたし、都立高校もまだそこそこの進学実績を残していました。従って、無理に滑り止め校を受験するのではなく、行きたい学校に合格できなければ地元の公立に行って、高校受験でリベンジ、という選択肢も十分にありえました。
そうすると、志望校選びといっても、自分の成績と照らし合わせて2-3校選ぶくらいで、結局偏差値通りに決めただけでした。
しかし、息子の中学受験の時には、自分の時とは比べものにならないくらい志望校の情報を集めましたし、コロナで制約があったとはいえ、実際に足を運んだ学校もあります。
そうすると、私自身がここに通いたかったなあ、と思う学校も多々ありました。
もちろん、息子本人の希望を最優先にしましたし、親自身の意向は二の次ですので、私が通いたかったかどうかは息子の志望校選びには関係ないのですが、ここで、私だったら通いたかった中学をランキング形式で5校挙げてみたいと思います。
ちなみにこれらは校舎だけで選んでいるわけではなく、総合評価です。
ちなみに立地・校舎のみで選ぶなら逗子開成です。学校の横に海があるって素晴らしすぎます。ヨット部に入って海の男になりたかったですね。笑
逗子開成の詳細は『私学の校舎散歩』ご覧下さい。
第5位 開成
いきなり5位は開成です。意外に低いですかね?
もちろん凄い学校だと思いますし、校舎も綺麗になって良い感じです。敷地も山手線内にしては広いですよね。
また校風も比較的自由です。私の頃はあまり「自由」ということは言われていませんでした。麻布や武蔵に比べると、むしろ堅い、と言われていたような気がします。しかし、実はかなり自由な校風ですね。
しかし、私はあの体育祭の雰囲気は実はちょっとネガティブです。あまり開成志望者の前では言えませんが、昔からあの熱い感じは少々苦手でした。笑
第4位 麻布
私が今小学6年生で、開成と麻布のどちらか選べというのであれば、麻布を選びます。
確かに進学実績は開成には水をあけられてますし、聖光などにも抜かれています。しかし自分が小6なら全然そんなことは気にしません。学校全体でどうというよりは、自分が大学受験でがんばればいいだけです。
それよりも、あの自由な校風は素晴らしいです。文化祭で自分も髪をとんでもない色に染めたいですね。笑
また立地もいいです。超都会にありながら、有栖川公園も近くて自然もあります。
麻布生には昔から憧れみたいなものを感じていました。今でも職場で麻布出身者をみると、後輩でもちょっとキラキラ感を感じてしまいます。笑
第3位 渋幕
このあたりで私の共学への憧れが顔を出します。笑
その中でも、最も高い難度を誇る渋幕は通ってみたかったです。
ハイレベルの帰国子女が大勢いる学校で繰り広げられる学園生活、いいですよね。場所が幕張という点は私としてはややマイナスですが、グラウンドを合わせれば敷地も広く、それを補うよさがあると思います。
また、校風も自由です。何だかすばらしい青春時代を送れそうな気がしませんか?笑
第2位 渋渋
私の中で、渋渋は渋幕より上位です。理由はもちろん立地ですね。笑
私は昔から都会が好きなんですよね。渋谷にある学校で、共学で、レベルも高く、校風も自由、これ以上望むところはありません。校内で彼女などできようものなら、楽しくて仕方ないでしょうね。笑
強いて言えば、やはりあの敷地の狭さですが、近くの代々木公園まで行けばいいのです。また多摩川沿いにグラウンドもあります。
第1位 筑駒
なんだかんだいってやはり1位は筑駒です。
都会に近い割には敷地が広く、制服もなく、あまりにも自由な校風。水田学習もやってみたかったです。
そして、高3の秋の文化祭に全力をあげているのに、あの東大合格者率をたたき出す集団。
憧れますね。私の中学受験当時は抽選落ちで縁が無かったというのも、また一つ憧れを増幅しているのかもしれません。
と言うわけで、自分が受験生なら行きたい中学ランキングでした。受験生の保護者の皆さんもやってみると面白いですよ。
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中学受験総括⑥-6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)
中学受験総括⑫-6年9月から12月(必須の模試と他塾模試の必要性)
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