さて、千葉入試も一段落し、いよいよ2月が迫ってきました。
男子トップ層には非常に多い併願パターンだと思いますが、1日開成、2日聖光①、3日筑駒を受験する方も多いと思います。
皆さん既に十分な予定を立てていらっしゃると思いますが、2月3日のシミュレーションは大事ですよね。
昨年私も妻と事前にシミュレーションしましたが、それについてまとめてみます。もちろんこちらを鵜呑みにせず(まあする人もいないと思いますが)必ずご自分で今年の募集要項等に照らしてご確認下さい。
2月3日シミュレーション
①開成合格・聖光①合格の場合で、開成>聖光の場合
3日9時:聖光①合格発表→合格
3日12時:開成合格発表→合格
3日13時前後:筑駒入試の迎え
3日16時まで:開成で入学手続き書類を受け取り
4日12時まで:開成入学金等振り込み
筑駒でのお迎えから開成の入学手続期限まで時間があまりないので、保護者の一方が筑駒お迎え要員、他の一方は開成手続要員とするのが無難です。それが難しい場合は、ランチは適当なものをサクッと食べて、開成までお子さんと一緒に向かうという流れですかね。いずれにしても嬉しい流れなので、全然苦にならないでしょうが。笑
②開成合格・聖光①不合格の場合
①と同様です。
③開成不合格・聖光①合格の場合/両校合格で聖光>開成の場合
3日9時:聖光①合格発表→合格
3日12時:開成合格発表→不合格(又は合格でも聖光志望度上)
3日13時前後:筑駒入試の迎え
3日17時まで:聖光への入学金等振り込み(オンライン)
聖光の手続きは3日の段階ではオンラインで済ませられるはずなので、この場合は物理的にはそこまで忙しくありません。ただ、筑駒入試が終わった開放感で、この手続きを忘れないようにしましょう。
④開成不合格・聖光①不合格の場合で、聖光②チャレンジ
3日9時:聖光①合格発表→不合格
3日12時:開成合格発表→不合格
3日13時前後:筑駒入試の迎え
3日23時59分まで:聖光②の願書提出(オンライン)
この場合、受験生のメンタルケアも必要になるでしょう。その中で、聖光②を受験するか、他の学校の受験にするかなどを決めなければならず、精神的にはタフです。
聖光②が規定路線の場合はすぐに手続きできますが、他に合格校を確保できていない場合は、聖光②にチャレンジするのか、あるいは他の学校(例えば、芝②やサレジオ②)を受験するのか悩む場合もあるかも知れません。
また場合により5日の渋渋③も視野に入れる方もいるでしょう。この場合は保護者も受験生も色々と決断が必要です。もちろん想像したくない状況ですが、一番事前に考えておかねばらならいケースになります。
2月3日は精神的にも大変
このように2月3日は感情的にもアップダウンが激しくなる要素が満載です。
聖光の合格発表は9時と早いので、筑駒に送って落ち着くまもなく発表で、ドキドキする間もないという感じですが、開成はその3時間後で、時間が進むのが遅く感じます。筑駒の入試を子供がまさに受験していることもあり、何度も時計を確認してしまうでしょう。11時30分くらいから、手に変な汗をすごくかいたのを覚えています。笑
そして、結果が良ければいいのですが、期待していた結果でなかった場合に、筑駒入試に迎えに行った時どのように声をかけるか非常に悩むでしょう。保護者としては、これについても考えておきたいところです。
私の場合は、もし開成・聖光①とも不合格だった場合、「息子くんは筑駒の過去問が一番できていたし、学校別SOも筑駒が一番できていたから、今日の筑駒はいけるよ。」と言うつもりでした。我が家の場合、2月3日時点で渋幕は確保していたので、仮に開成・聖光不合格でもそこまで悲観的にはならかなったと思います(1月に合格校を確保することの効用ですね)。ただ、その場合聖光②は受験したでしょうから、「明日の聖光②に向けてあとちょっとがんばろう」という声かけもしたと思います。
とはいえ、良くないことを考えるのはこの程度にしておきましょう。
皆様がこの①パターンとなれるよう応援しております。
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中学受験総括⑥-6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)
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