レオタードのつくりかた

レオタードのつくりかた

~レオタード製作の記録・子育て・日々のいろいろ~
*メルカリにて販売中/ぷりん[DEARレオタード工房]

メルカリ出品中!!ぷりん[DEARレオタード工房]「新体操パーツ」「新体操レオタード競技用」で検索!!

 

スカート丈を足す

 そろそろ、小学生は全チャの予選、中学生は新人戦の試合などが行われている頃でしょうか。成長期のお子様あるあるだと思いますが、次の試合前に衣装を出して着せてみると、あららぁっ?! 衣装がきつくなっているっ?! スカートもつんつるてん?! なんてことがありませんか。だいたいの方がギリギリでそのことに気が付かれます。でも大丈夫です。スカート丈なら、すぐ直せます。一旦冷静になって生地を確認し、予備があればそちらで、なければ注文をするか、思い切って違う色を足すか、お考えください。

今回は、スカートを足す要領をご紹介します。前転などでスカートがめくれても、なるべく支障の出ないような方法です。ご参考になれば幸いです。

 

↑まず、足したい身頃のスカートを整えます

↑トレーシングペーパーを、スカートの上に乗せます。(A3のトレーシングペーパーを使っています。150サイズの衣装だと少し足りませんが、足りない分は追加で貼って描きます)

↑足したい長さまでラインを描きます。ギザギザなら、少しずらして描くと良いです。両サイドは、少し大きめに描いておくと良いでしょう。

↑半身を描き終えたら、トレーシングペーパーを半分に折ります。

↑裏返して、写しとれば左右バランスの失敗も少ないと思います。

↑写し取ったら、生地の下に敷いて、その上から生地を切ります。

この時、ロールカッターを使うと、簡単にキレイに切ることができます。無ければハサミでも良いです。

ロールカッターで切る場合は、手前から向こうに切るようにすると、生地がたわむことがないので、キレイにできると思います。

この時の注意点を下記に書いておきます!!

↑切った生地を、待ち針で止めていきます。左右バランスと長さをみます。上の方は余っていても大丈夫です。

↑位置が決まったら、もめん糸で良いので、返し縫いをしていきます。この時、前身頃に影響が出ないよう、元のスカートの生地をすくう感じで縫っていきます。ま、でも前身頃に縫い目が出たところで、あまり問題はないです。返し縫いは、若干ゆるめに糸を引きながら縫うと、つっぱり感が軽減するかと思います。

↑サイドの縫い合わせの部分は、若干超える位置まで縫うと良いでしょう。

前身頃のスカートと、後ろ身頃のスカートの境目が自然な感じでつながるかと思います。

↑縫い終えたら、余分な生地を切り取ります。

↑縫い終わった様子です。最初から3枚あったように見えますね(*^^*)

この方法だと、スカートがめくれても大丈夫でしょう。

↑もし、パンツにこういった模様が縫い付けてあり、キレイにスカートをめくることが出来ない場合は、キレイにめくれるところまで、糸を切るしかありません。切ったあとのモチーフは、手で縫い直すか、ボンドで止めてしまっても良いでしょう。それでも全然大丈夫です。

 

《生地を切り出すときの注意点》

これは、ロールカッターでもはさみでも同様なのですが、パワーネットやチュールを切る際に注意点があります。

↑まれに、このように繊維を引っ張ってしまうことがあると思います

↑これを完全に引っ張ってしまうと、よじれができてしまいます(ノД`)・゜・。

↑そんな時は、引きつってしまった繊維をたどって、少し上を切ります。そうすると、少しですが突っ張りを解放してあげることが出来ます。

↑切ったあと、少し生地を伸ばしてあげると、完全ではないのですがある程度は戻ります。切ったところは、ほぼ目立ちませんし、2WAY生地はほつれる生地ではありませんので、途中で切っても大丈夫です。

↑ギザギザに切っているスカートの裾が、こうなってしまうのも同じ原理でありまして(-_-;)演技中に、どうしても踏んでしまうからなのだと思います。そんな時も、この方法である程度は戻せます。

あとは、少しカットしてあげると良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。衣装はすぐ変えることはできませんし、しかしどんどん短くなるし(>_<)って時には、足して忍んであげてください!!これで、しばらくは大丈夫です(*^^)v

☆おまけ☆

足してみたけれど、ちょっと長すぎたかしら?という時は

↑衣装を着せて、良い位置にパウダーチョークで印をつけて、カットをすると失敗が少ないです。この時は、このスカート自体を中心線で折り、待ち針でしっかり止めて、左右を一緒に切るとラクです。

 

試合前のお母さま方、おつかれさまです。頑張ってください!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

 

↓トレーシングペーパーを、100円ショップなどで買えない場合はこちらを。

レオタードの型紙つくりにも重宝しますし、まとめ買いしておくと便利です。

 

 

 

 

トレーシングペーパーを貼り合わせる時にはこれ。この糊、本当にしわになりません。薄い紙でも大丈夫です。ストレスがかなり少なくなりました。

 

 

 

 

久しぶりの投稿になりました。いやぁ、昨年の10月くらいから衣裳作りが立て込み、締め切りに追われる毎日でしたが、やっとやっと解放されました~長かった~。今回は本当にしんどかったです。最後の1か月くらいは、深夜2時3時までやり続けました。主婦ってのは家族をそれぞれ送り出して、家事をしたり用事を片づけたりしていると、日中はあまりまとまった時間が取れませんよね。なので、家族に夕飯を食べさせて片づけたあとに、夜な夜なミシンです。今回は、少しオーバー気味の注文をお受けしたのが原因。でも、ダンス部38人分、新体操2人分、バトントワリング1人分。何とかギリギリで完成できました。もう、無茶な受注はやめるぞ...。しばらく、ミシンも触りたくない~。が、束の間の休日は1日で終了。たった1日しか開かず、次の衣装の依頼が入り始めました。次は、中体連と学童向けです。今春で、衣装つくりを引退するので、あともう少し、あともう少し頑張ろうと思います。

 ようやく、秋めいてきましたね。やっと朝晩が涼しくなってきました(*^^)

 さて、お知らせです。衣装製作の合間に、やりたいと思っていたことに挑戦をし始めました。それは、SNSの活用です。

(今更?かもですが、子育てで忙しかったからということに)アラフィフが、残りの人生でできることから挑戦をするという企画のひとつで、先ずは、わんちゃん情報の収集。それは何かって?ご興味が沸いたかた、ぜひこちらを覗いてみてください(^_^)v

SNSをどう活用していくか、喜劇的なストーリーも混ぜつつ?ぜひ、あなたのお力もお借りしたいです!!

 

 

 

こちらのブログを始めてから3年が経ちました。素人にもわかりやすく、投稿しやすいので、初めての方には本当にお勧めしたいです。アラフィフから始めた私も出来ているんですから。

衣装製作の投稿は、もう何年も前からしようと思っていたので念願が叶いました。もう少し投稿は続けようと思っていますが、来年からは地元のお母さま方に伝授を始めようと思っております(*^^)今年に入り、地元のチームの方に告知を始めましたら、なんとお声をかけてくださった方が!!まず、こちらのブログにメッセージがあり、その方のご友人様がインスタをつたって、ご連絡をくださいました。実は、我が家は数年後に転居をする予定ですので、できたら地元チームのお母さま方に、衣装製作を引き継いで頂けたらなと思っておりましたので、大変嬉しいお申し出でした(ノД`)・゜。市内のチームはどちらのチームも生徒さんが多いので、製作を始めてくださる方がいらっしゃると、ますますの発展につながると思っています。熊本は、フェアリージャパンの選手を排出しているチームもあるんですよd(^_^)b

ブログを読んでくださっている皆さんありがとうございます。こちらのブログは、もう少し整理整頓をしながら投稿を続けさせていただく予定です。どうぞ宜しくお願いいたします(*^^)v

 

  スマホスタンドを使用して撮影してみる

 

ついに購入してみました、スマホスタンド(*^^*) 

これまで、メルカリに出品するための写真は、撮影ボックスを使用して撮っていましたが、大きな商品はボックスに入れて撮影することが出来なかったので、思い切って購入してみました。いざ使用してみましたら、なんと!!劇的に映り方が変わりました!!!

すごい、こんなに変わるものなの・・・

まず

・影が入らない

  これが一番のメリット

・スマホ自体もセットできる

  両手が使える 

これだけで、こんなに違うんです。早く買えばよかった・・・

↑こちらは、以前の写真

↑こちらが、スマホスタンドを使用した写真

※こちらは、スタンドにセットせず、手で近づけて撮りました。

※「Android用HDカメラ」アプリを使用しています。

 

白い画用紙を、レフ板の代わりに使用するのもおすすめです。

あと、カメラアプリも色々あるので、試してみるのも良いと思います。

素人ながら、劇的な変化に驚いたので投稿してみました(*^^)v

 

 

 

 

 

 

 

告知! 「アラフィフの挑戦シリーズ」を開設しようと思います(*^^*)

 今回は、「スマホスタンドを使用して撮影してみる」でした。

 

子育ても終盤に近付き、我に返るともう50代。あとが無いぞ笑笑

やってみたかったことを、やれる順番にやってみよう(*^^)v

 

最近は、SNSをどこまで活用できるかも挑戦中。今のところ、アメブロ投稿、インスタ投稿2アカウント。

インスタは、静止画をただあげているだけなので、動画の編集もしてみたいなぁ。

将来的には、YouTubeにも挑戦したいぞ。

これ、50代から始めるなんて遅いんだろうけど、世の中には挑戦できるきっかけがなかった方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。我が子たちは、Z世代と言われる年代ですが、我々は社会人になってからスマホを持った世代。まぁ、でも挑戦するなら今のうち(*^^*)

アメブロは本当に初心者にもわかりやすい構造。投稿もしやすいので、こちらから何かしら共有ができると良いですが・・・ともかくは、備忘録的に投稿していきます(*^^)v

⚠ご注意

こちらに出てくる、レオタードのデザインは一部、新ルール(2022-2023移行期間)に対応しておりません。製作の際には、必ずご確認ください。

作り方の手順として、ご参考になれば幸いです。

 

緑色の文字は、実際に使用したアイテムを購入できるリンク付きの記事です。ご参考にどうぞ(*^^)v

1.型紙編

型紙と採寸

・レオタードの型紙

・レオタードの採寸

型紙つくり~その1~

・型紙をうつしとる準備 

  トレーシングペーパー  

・型紙サイズの見極め 

  トルソー   

・型紙の補正 

  バスト、ウエスト、ヒップ

・スカートをつける位置 

  ウエストライン

型紙つくり~その2~

・型紙を切る 

  ぬいしろ、定規、ロータリーカッター

型紙つくり~その3~

・スカートの型紙つくり 

  既製品をアレンジ

・スカートの幅と丈 

  幅は広め、丈は長め

型紙つくり~その4~

・デザインを書く 

  左右対称、非対称、余白、デザインのかぶり

2.裁断編

レオタード生地の裁断~その1~

・使用する生地について 

  2WAY生地、Crista、カタログ

・生地の分量 

  70㎝

レオタード生地の裁断~その2~

・生地の裏と表 

  端が丸まっている

・前身頃、後身頃の裁断 

  ロータリーカッター、スティックグルー

レオタード生地の裁断~その3~

・スカート生地の裁断 

  型紙ごと裁断、ロータリーカッター

レオタード生地の裁断~その4~

・パンツの裁断 

  伸びる方向を縦

・模様の裁断 

  トレーシングペーパー、チャコペン

3.縫製編

・縫製の前の下準備 

  黒マジック

・パンツを縫い合わせる 

  レジロン、ウーリー、ミシン針、ミシン小咄

・身頃の模様を縫う準備 

  待ち針、布のひきつり、指サック 

・身頃の模様を縫う準備 
  待ち針 

・縫い始める 

  ジグザグ2.8ミリ、針は右側で止める

・布端を切りそろえる 

  はみ出しを切る

後身頃の模様を縫う

・身頃の模様を縫う準備 

  衣装の小咄

肩、脇を縫う

・首回りの中心線に印をつける 

  切り込み、ロックミシン 

袖バイアスの作り方

・型紙で実寸を測る 

  実寸から3cm引く

・バイアスを作る 

  伸びない方向で、幅2.5cm  

袖バイアスを縫う

・直線で縫い付ける 

  ぬいしろは割らない

・ジグザグ縫いで仕上げる 

  3.0ミリ幅

首のバイアスの縫い方

・バイアスを作る 

  実寸から7cm引く

・バイアスを縫い付ける 

  後ろの中心から縫い始める 

スカートを縫い付ける

・前後スカートを縫い合わせる 

  直線2.8mm

・スカートを土台に縫い付ける 

  脇から縫う

足ゴムを入れる

・足ゴムを入れる部分を縫う 

  お尻側から縫う

・足ゴムを入れる 

  6mm幅、長さ35cm

4.装飾編

装飾1

(1)装飾に使うもの 

   接着剤、ピンセット、もめん糸、スワロ、YHB、プレシオーサ

(2)シリンジ(注射器)の使い方

   工作用シリンジ14Ga、16Ga 

     ※関連記事・・・シリンジの使い方(更新)

装飾2

(3)ストーンを貼り付ける 

    パウダーチョーク、シリンジを使用しない場合

装飾の仕方3

(4)モチーフなどの縫い付け方

   ハンドメイドモチーフ、もめん糸

(5)参考資料

   配色の本、切り紙の本、手具の色、曲のイメージ

【カスタマイズ編】

レオタードの袖の付け方~型紙の修正~

     裁断したあとに変更はできない

レオタードの袖の付け方~身頃に縫い付ける~

【番外編】

<装飾品をつくるシリーズ>

レース生地を活用

花モチーフに濃淡をつける

フリルを作る

 

<その他デザイン>

点描デザイン

 

<髪飾りをつくる>

髪飾りの作り方(輪タイプ)

 

<ミニ知識編>

生地の方向

ネオンカラーラインストーンを選ぶとき

 

<アイテム達>

布えのぐを使用する

布えのぐ、アクリル絵の具、筆

布絵の具を使用する②

重ね塗りで表現 半球パールセット

布えのぐ「色落ち」しないか検証

生地全体を染色する

布えのぐ

生地の見本帳

プレシオサ・YHB・レジロン見本帳

YHB見本帳、レジロン見本帳

良いピンセット

鉄腕ピンセット

シルク待ち針

シルク待ち針

生地を切るときのカッターマット

カッターマット

♪シリンジの使い方(更新)

E6000、パウダーチョーク

 

<その他小咄(*^^*)>

指の乾燥

デザインが描けない日は

新ルール?!

 

【補正編】

レオタード、パンツの部分補正

スカート丈の補正

 

 

フリルの作り方例

 今回は、長めのフリルの作り方をご紹介します。肩や首元などにフリルを付けたいなぁと思ったときなどに、ご参考になりましたら幸いです。

 

↑こういう感じのフリルを作ります(*^^*)

 

 フリルの型紙、ギャザーの寄せ方

なんと、このフリル。実は30㎝四方くらいの生地があれば出来るんです!

↑写真のように、幅を少しづつ変えながら、らせん状になるように型紙を作ります。

(こちらの大きさで、仕上がりは全長約80㎝くらいになります)

↑型紙に沿って、生地をカットしていきます。

(ロータリーカッターが便利です(^_^)v)

↑ギャザーを寄せるために、生地の端にミシンをかけます。ミシン目は、直線縫いの5mm幅で、下糸はゆるめにします。始まりの、上糸、下糸は少し出しておきます。(出しておかないと、ギャザーを寄せ辛くなります。)

↑端から5mmほどの位置を縫います


↑縫い終わりも、15㎝ほど糸を引き抜いてから、切ります。

↑下糸を少しづつ引き抜きながらギャザーを寄せていきます。このとき、上糸か下糸がわからなくなっても、どちらかを引いてみると、するっと抜きやすい方が下糸ですので、ご心配はいりません。

↑ある程度引いたら、反対側からも引いていきます。仕上がりの長さは、ギャザーの寄せ具合で微調整していきます。大体の長さに近づいたら、縫い始めか、縫い終わりのどちらかを、結んで固定すると良いです。

↑こちらは、40㎝くらいまで、ギャザーを寄せました。

↑付けたい場所に、待ち針で止めながら、調整をします。らせん状に切った生地は、ゆるやかな動きのあるイメージに仕上がります。ギャザーの寄せ方で色々な味が出せると思いますので、ぜひ楽しみながら作られてみてください(^_^)v

 

 

 サイズ違いのフリル

↑こちらは、約20㎝四方の生地でつくりました。

↑重ねてみると、雰囲気が変わります。染色して、グラデーションのようにしても良いですね(*^^*)

 

オマケ

【直線の生地でフリルを作った場合】

 

↑きつめにギャザーを寄せると、しっかりとした形状になります。使う場面によって、使い分けてみるのも良いです(^_^)v

 

今回は、パワーネットを使用しましたが、生地の種類を変えてみると、これまた味が変わりますので、イメージに合わせて、生地を選んだりするなど、色々と楽しんでみられてください。

 

こちらは、Cristaのパウダーツーウェイを使用しました。パワーネットより、柔らかく、しなやかさがある生地です。ギャザーを縫い付けたあとは、形が崩れないように、ギャザーのところどころを、レオタード本体に縫い付けてあります。

 

 

 

 

 

いやいやいやいや、今年も中体連&学童五輪までの衣装作りが、やっとやっと終了しましたぁぁぁぁぁぁ。皆さま、温かいご協力をいただき、大変ありがとうございました。毎年この時期は背中や腰の痛み、はたまた老眼やむくみ、あとは睡魔睡魔また睡魔と闘いながら、数ヶ月があっというまに過ぎていきます。もう少しゆっくり進んでくれないかお天道さまよと思いながら、結構ギリギリめに仕上がっていきました。お待たせしてしまった皆さま、ご協力を頂き大変ありがとうございました!

 

今年はなんと、県外の大学に進学したお嬢様から、無事にインカレが終わり選手を引退しましたと、ご本人様からお写真付きのご報告をいただきました。中学生から何着か衣装を製作させていただき、県外の大学へ進学したあとも、私を頼ってくれました(T_T) 長い選手生活のほんの少しでも、お手伝いが出来たのなら本当に良かったです。引退しましたの言葉に、ジーンとしたおばちゃんでした(ノД`)・゜・。これまでの努力は、必ず何かに繋がると思います。これからも陰ながら応援しています!(^^)!

 

 

いつもの散歩道。雨の合間の田植え風景。
今年は、我が家の次男も巣立っていきました。一人っ子気分の末っ子の次女(18歳)と、同じく一人っ子気分の三男坊(犬3歳)笑笑。
つかの間かもしれない時間を、ゆっくり過ごして行きたいです(*^^*)
 
全然話は変わりますが、50歳になったわが身、なんだか色々な症状が出始めました(T_T)
一番気になるのは、むくみ。日に日にむくんでいく・・・お、恐ろしい。で、色々調べていたら、カリウム不足では?ということで、さっそくカリウムを購入。私が愛用しているアマゾンさんでは、定期購入を何種類か同時購入(定期おトク便)に設定すると、割引していただけるので、以前、効果があったよと紹介してもらった、にんにくすっぽん黒酢と、カリウムと、緑茶パックを定期購入中。体質改善は、最低でも3ヶ月続けないと結果が出てこないよと教えられ、頑張ってみる!(^^)!

 

これ、同じ年代の友人が3ヶ月飲み続けて、目標体重より減ったよと紹介してくれた。

私も、すがる気持ちで挑戦中(*^^)v 良いよと聞いたら何でも試してみたいお年頃・・・。

 

 

  新体操レオタード、パンツの部分補正

ルール改正に伴い、レオタードの補正をしなければならなくなった方も、少なくないのではないでしょうか。最近の補正依頼の多くは、パンツの肌色の部分を、色の付いた生地に変更するというものです。近年の流行でもあった、脇腹や骨盤あたりに肌色の生地を多く使用し、脚長、細見せ効果を意識したデザインは一部補正が必要となったようです。

今回は、部分的に補正をする方法を載せます。デザインによっては、難しい場合もあると思いますが、参考になりましたら幸いです。

 

まずは一旦、脇、ゴム入れ、股の部分をほどきます。面倒ですが、この作業がキレイに仕上げるポイントになると思います。

トレーシングペーパーを使い、型紙を作ります。縫い代をつけるのを、忘れないでください。型紙は、左右対称のデザインならば、どちらか1枚で良いです。もう片方は、裏返せばよいので(^_^)b

型紙を使って、生地を切ります。

切った生地を、差し替えたい部分にのせて、待ち針で止めます。

一旦新しい生地をめくるように止めて、元の生地の縫い目をほどきます。

ここ!なぜ、新しい生地を置いたあとに、元の生地をほどくのか。それは、元々のヒップ幅に正確に合わせたいためです。

こちらのレオタードは、肌色生地が全面に残してあるタイプでしたが、中には、見えない部分の肌色生地は切ってあるタイプもあります。元々の幅がわからなくならないように、先に待ち針でとめておきます。

ほどいたら、生地用ののりで止めます。

ここ、待ち針だけで良くない?と思いますよね。確かに、それでも大丈夫ですが、私はズレるのが嫌いなので、のりでしっかり止めています。(待ち針だけだと、縫っている間にずれていくことがあるので)一度ミシン目をほどいた生地は、すでに伸びていますので、のりがあるとより便利です。

それぞれ待ち針で止めたら、ミシンをかけていきます。

私は念のため二重に縫いました。

縫い終わったら裏返して、いらない部分を切ります。

(こちらのレオタードは、肌色の生地を全面に残してあるタイプでしたので、真ん中あたりの生地は残すやり方で進めました)

前、後身頃を差し替えたら、脇、股、ゴム入れ部分を縫い直します。

完成です!これで、パンツの肌色部分は直せました(^_^)v

 

今回は部分補正でしたが、パンツ全体をサイズアップして作り直せば、トルソーを伸ばすこともできます。横幅を広げることはかなり厳しいですが、縦(トルソー)を伸ばすことはある程度できるかと思います(*^^)

 

※スカート部分に模様が多かったり、モチーフなどパンツへの縫い込みがあった場合、ストーンを外したり、そのモチーフをほどくのにも相当な時間がかかりますが、やればできる精神で頑張ります(>_<) もー、ストーン外しはヤバいですよ。ペンチを使うと、ストーンが割れたり欠けたりするので、万が一破片が残ったら大変と思い、基本的に指で外していますが、つ、つ、つ、爪が死にますぅぅぅぅ。(ノД`)・゜・。これが、何着にもなると、全治2~3ヶ月?補正を依頼される方、ストーン外しのご協力をいただけると縫製者は大変助かります。

 

 

 

 

 

さてさて、前回「新ルール?」というタイトルで投稿してから、はや半年くらいの月日が経過してしまいました。で、結局新ルールの詳細は?というと、まだハテナ(・・?の部分はありますが、仕入れた情報によると・・・。

 

・レオタードの前身頃と後身頃がしっかりとした色でつながっていること

・接続部分は布地や付属であっても良いが、全体的な素材である印象を与えること(別々のものではなく)
・接続部分は股関節またはそれ以下の位置に見えること

 

明らかになったのは、選手を側面から見た時に、前身頃と後ろ身頃がつながっているように見えていないとダメだということです。ありましたよね~、横が完全に肌色になっているデザイン。確かに、そこだけ見ると何も着ていないような印象のレオタードがありました。そもそも、今回の服装についてのルール改正は「選手を守るため」が前提でありますので、その点を踏まえて着用する衣装を選ぶ必要があると思います。

 

 

日本体操協会 新体操新ルールの服装に関する対応について(2021年12月27日)より一部抜粋

2022年1月1日より2022-2024年度版新ルールが施行されます。

・レオタードの変更は2022-2023年の国内の試合では移行期間とし、現在のレオタードの着用を認めます。しかしルール変更の趣旨は、あくまでも選手を守ることにあると思いますので、あまりにもルールから逸脱したレオタードの着用は控えて下さい。

・国際競技会の最終予選及び国際競技会では、新しいルールに則ったレオタードを着用してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの更新になりました。最後に更新したのは、いつだろう・・・。なんと、最後の記事は5/2(-_-;)そ、そんなに前だったとは・・・。今年も、あと2ケ月で終わってしまうぅぅぅ(;_:)5月から何をしていたかっていうと。そりゃ、衣装を作りに作りまくっておりました。もう、休みなく・・・。春の試合分が終わったら、夏の試合、そうして秋の試合の分がようやく完成し、やっと安眠できるようになりました。

 

さて、今頃新ルールの話題になります(;^ω^)

今年度は、新ルールが適用されたことから始まり、驚きと戸惑いの新体操界で始まりました。採点、服装どちらにも改正があったようです。ですが、服装(レオタード)については2022-2023国内の試合では移行期間とされており、その間は現在の衣装でも参加は可能のようです。

 

さて、では衣装のどこにルール変更があったのか。

私は現在、新体操では2クラブの個人衣装(女子ジュニア)を製作させていただいておりますが、どちらのクラブでも服装の新ルールについては、まだ曖昧な部分があるようです。なぜかというと、新ルールブックを見ていただくとわかるかと思いますが、どうも注釈に曖昧な部分があります"(-""-)"これは、読む人によって解釈の違いが出てしまう?ような印象を受けました。それが、次の文章です。

「骨盤/股部分は股関節まで不透明な素材で覆われるべきであり、接続/装飾のための小さなレースまたは透明な部分は許容される」※1

骨盤/股部分は股関節まで不透明な素材というのは、これまでにあったパンツ部分に肌色を使用するデザインのことを指しているであろうと。こちらは、両クラブさまとも同じ解釈でありましたので、これまで流行っていた両サイドを肌色で、脚長効果を意識したデザインの注文はなくなりました。現在は、パンツ部分は色付きの生地に変更し、骨盤から上の部分はこれまでと同じように肌色を使用する場合があります。わかりづらいのは、接続/装飾のための小さなレースまたは透明な部分は許容される この部分です。透明=肌色の解釈は、おそらく間違いないとして、レース生地はOK?うーむ・・・・・・・。そもそもが、選手を守るための改正とあるので・・・。色々と想像はしてみるものの・・・。
(改正内容は、上記文章※1以外のことも書かれています)

 

内容がはっきりわかるのは、いつでしょう・・・。

色々な噂が飛び交うなかでも、移行期間は2023年で終わってしまいます。衣装を新調しようと考えておられる生徒さんは、どのタイミングでどのように作ったら良いかなどは、クラブの先生方に相談されるのが良いと思います。新調するのは、手具が変わったタイミングが多いと思いますが、ジュニアさんは、サイズアウトするのも早いので、補正するか新調するかも要相談となってくるでしょう。

時々読ませていただいている、日本体操協会のHPに、令和5年1月末、「全国新体操女子審判ルール研修会」開催のお知らせがありました。もしかしたら、そこで何らかの補足があるかもしれない?と思っている私です。(私の勝手な憶測です・・・)

とりあえず、私が現在お受けしているのは、これまでの衣装も新調する衣装も、パンツ部分は生地で覆う!!です。急いで作りたいのであれば、心配される内容を排除するため、レオタードは全て生地で覆ってしまえっ!!という考え方もあるかもしれませんね(*^^*)

 

※1「日本体操協会新体操」「新ルールの服装に関する対応2021.12.27」より、一部抜粋

  HPは、一般の方も見ることができます。

 

すっかり秋になりましたね~。とはいっても、九州は朝晩は冷えてきたものの、日中は日差しが強い(-_-;)いつまでも、夏服がしまえない・・・。

今年は、ありがたいことに注文が増えましたので、月日が経つのも忘れて没頭しておりました。日中は、家事やらなんやらに時間が取られますので、夜間も作業をすることに。家族の夕食を早めに作り、ワンちゃんの散歩へ行き、夕飯の後片付けをして、次の日の3人のお弁当の下準備をして、またミシンの前へ。

翌朝の3時半くらいまで頑張りました~。き、きつい。もう衣装つくりはやめよう・・・なんて思いながらも、終わればすがすがしい達成感(*^^*) 眠気防止のおやつが、体重を増やしましたが気にしない・・・。いや、もう気にしないとまずいかも・・・(-_-;)オーノー!!

 

先日、ご注文をいただいたある生徒さんのお母様から、「選手ひとりひとりの記憶に残る、素敵なお仕事ですね」とのお言葉を頂きました(*^^*) 本当に・・・。この仕事をしていなければ、出会えてもいなかったですものね。こんなにたくさん作らせていただけて幸せ者です。老眼で見えづらいし、背中も痛くなってきたけれど(笑)もう少し、衣装つくりを頑張ってみようと思います(*^^)v 

 

追伸

今後、新ルール改正に伴い、ブログの内容を一部変更・削除する場合がありますご了承ください。急に、全部を削除することはありませんので、ご安心ください。いつも読んでくださっている皆様ありがとうございます。衣装つくり頑張ってください!(^^)!

 

布えのぐで濃淡のある花を作る

布えのぐで花モチーフを作るバージョンは、これまでにもご紹介しましたが、今回はバラのモチーフを使用した衣装の注文があり、これまた染色方法を研究してみましたら、花だけでなく、色々な部分に応用できるのではないかと思いましたので、一部ですがご紹介します(*^^)v

横から見たところ

相変わらず、撮影技術に問題はありますが(-_-;) 中心部分が少し濃い目になっているのが、お分かりになりますでしょうか。単色と比較するとこんな風です↓

↑深みが増したような風合いになります( *´艸`)単色のものと、混ぜ合わせて使うとより味のあるデザインになること間違いなし。こちらを、どうやって作ったとかというと・・・。

こんな風に、外側の花びらは単色に、内側の花びらは薄めに染色したものを縫い付けました。

染色は花びら全体にではなく、外側になる部分は元の色味を少し残してあげたほうが、味が出るような気もしました。でも、感覚は人それぞれ。お好みの色合いで作ってみてはいかがでしょうか(*^^)v

そして、この方法は、バラの花だけにではなく、色々な場面で応用できると思います。例えば、違う形の花モチーフにはもちろん、襟部分や、肩のフリフリなどにも。既成のレース生地を染色して使用しても良いと思い(*^^*)ます。貴方のアイディアで素敵な1着を(*^^*)

 

おまけ

布えのぐは、乾燥するのが早い!すぐ、筆がカチカチになってしまうので、置いておくときは、水の入った紙コップに入れておくと良いでしょう。使用するときは、水をしっかりふき取ってから使用してくださいね(^_^)/

 

今回、試合前の衣装デザインですので、全工程をお見せすることはできませんが、生地で作る花の作り方はYouTubeなどでもご紹介されていますので、見つけてみられてください!(^^)!

 

今回使用した、「布えのぐ」はこちらです。

 

 

 

 

 

 

皆様、新学期が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。子育て世代のご家庭は、この時期は鬼のようにすることがたくさんありますよね(-_-;)書類書類、ゼッケン付け、遠足、家庭訪問、PTA総会、面談・・・・飛んでいく教育費(;_:)頑張ろう。いつか解放される時がきます。我が家の末っ子は、今年最後の高校総体を迎えます。昨日は、朝練からの試合、学校へ戻るまでの14時間を付き合いましたが、アラフィフには堪えますですよ・・・今日は身体が重い重い。しかし、子どもたちって凄い体力ですよねぇ。一日練習にも耐えるんですからねぇ。送迎されるご家族様も本当にお疲れ様です。私も疲労は隠せませんが、こんな時間ももう少しで終わるんだなぁと思うと寂しくもありますが、こんな日々に感謝です。健康で、スポーツに打ち込める環境があって、食べて飲んで笑って泣いて。当たり前が当たり前にできない人もいるのですから・・・。

 

春の試合分の衣装製作がようやく終わりました。いやぁ、ここ数週間はプチ徹夜コースが続きました。やっと寝られる~。いやいや、次は夏の試合分がぁ。嬉しい悲鳴なのですが、少々追い込まれ気味の受注をしてしまっているので油断はできないのです。今年の新体操界は、新ルール対応から始まりましたね~(T_T)ま、ま、まじで~。補正が入り始めて、新衣装製作もまだ手探り状態でもあるのですが、まぁ落ち着いて対応していくしかないでしょう(^^)bみなさん、ファイトです。

点描をかく方法

衣装に装飾する方法はいくつかありますが、なかに点々と点描されているものがありますね。道具は何を使っているのだろうと思い色々試してみましたが、シリンジにたどり着きました(*^^)v

ご紹介します。

<用意するもの>

シリンジはこれ以上大きいと手が疲れます(-_-;)ニードル(針先)はやっと探し当てました。20Gサイズが最適です。布えのぐは、ターナーがおすすめです。生地に描きやすいように、わりと柔らかいタイプでなめらかさがあります。他のアクリル絵の具でも描けないことはありませんが、硬い感じがあり、針先の中で固まってしまうことがありました。粘土がありすぎるものは細い針先には不向きです。

 

①布えのぐを、そのままシリンジに注入します。

(水で溶きません!!)

②そっとピストンを押して、空気を抜いていきます。

③空気が抜けたら、針先をつけます。

④ピストンを少しづつ押しながら、ひたすらトントンと描いていきます。

ひたすら、ただひたすらに、トントントントントントン・・・と描いていきます。もうですね、描き終える頃には、肩が死にます(ToT)根気がいる作業なので、覚悟して挑戦してください。最初は必ず端切れで練習をされてください。ピストンを押す力加減が少々難しいです。

 

<作品例>

素敵な1着を(^_^)/

 

今回、実際に使用したニードル(針先)はこちらです。

(こちらでは、SSS20サイズという呼び方をしています。内径0.61ミリです。)

 

ねじ式のシリンジのみは見つけられませんでした。こちらの、「小」サイズの2.5mlを使用されると

よいでしょう。ピンクのニードル(針先)が、内径0.6ミリでしたのでこちらでいけます(*^^)b

 

 

 

 

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楽天でも探してみました(*^^)v

 

 

 

 

 

しかしまぁ、寒いですね。1月試合の注文が5着はいっており、1日中座りっぱなし・・・。

動かないものだから、足も冷えます(-_-;)あっというまに、12月も半ばだし。や、、やばい。

することいっぱい・・・"(-""-)"助けてー

 

 

 

 

⚠ご注意

こちらの記事の内容に関しては、デザインが新ルール(2022-2023移行期間)に対応していません。公式戦では着用できない可能性がありますので、製作する際は、ご確認をお願い致します。

尚、こちらを含む「全身一体型レオタード」の作り方シリーズは、予告なく削除をする場合がありますことを、ご了承ください。

 

目次「全身一体型レオタード」の作り方

「全身一体型レオタード」の作り方①

 1.型紙をつくる

 2.生地を切る

   (1)肌色のパワーネットと裏地の裁断

   (2)土台の生地を切る

 3.土台を縫う

 ♪アイテムの紹介・・・ロータリーカッター、カッターマット、スティックグルー、待ち針、チャコペン

「全身一体型レオタード」の作り方②

 3.土台を縫う つづき

  4.スカートの裁断・縫い付け

 5.模様の裁断・縫い付け

「全身一体型レオタード」の作り方③

 6.首と袖のバイアスを縫う

「全身一体型レオタード」の作り方④

 7.装飾をする

 8.パンツ部分の縫製

 
 

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  目次「袖なし・丸首レオタード」の作り方

 

アメブロを始めたのは、R2年の終わりころ。新体操の衣装を作り始めたのは、末っ子が小3の頃。かれこれ7年前?色々なHPを読みあさり、とても助けられました。いつか、自分のHPを作るぞ!!と思い今に至ります・・・。ワードプレスも挑戦したのですがちょいと断念。でもっ、今の時代ブログが便利。素人にもとても操作しやすい。調べましたら、サービスの開始は2004年。ふむふむ、次男の生まれた年。世の中は、そんな前から便利な機能が開発されていたとは・・・。世間知らずのアラフィフ。今では、毎日読んでいます。のりんちゅ先生、シェルティすずちゃん、くろしろ²まめむぎさん、ムツゴロウさん、そしてときどきキンタロー。ちびきんちゃんが大きくなってきた(*^^*)頑張って、世の中についていきたいアラフィフなのであった。

 

誤字脱字、行変換の悪さ、あいかわらず写真も下手だし、文章が長いしで、読みづらい部分があるかと思いますが、初めて作る方へのエールになっていると幸いですm(__)m

夜な夜な、衣装作りに励んでおられる同志のみなさん(勝手に同志・・・)頑張ってくださいね(^_^)/